加藤和樹「今の時代だから伝えられる」自身の作詞曲を原案に舞台化、鎌苅健太・河合龍之介と10年ぶりに共演!project K『僕らの未来』が開幕、舞台写真&会見コメントUP

  • 2018-12-6

加藤和樹さんが作詞を手掛けた楽曲「僕らの未来~3月4日~」を原案に、ほさかようさんの脚本・演出にて舞台化! 加藤和樹さん、鎌苅健太さん、河合龍之介さん、なだぎ武さん、吉高志音さんが出演するproject K『僕らの未来』が、12月6日に東京・品川プリンスホテル クラブeXにて開幕を迎えました。
キャスト陣による囲み取材でのコメントとともに、開幕直前に行われたゲネプロでのステージショットをお届けいたします。

(左から)ほさかようさん、吉高志音さん、河合龍之介さん、加藤和樹さん、鎌苅健太さん、なだぎ武さん

(左から)ほさかようさん、吉高志音さん、河合龍之介さん、加藤和樹さん、鎌苅健太さん、なだぎ武さん

今作は、俳優・アーティストとして様々なフィールドで活躍する加藤和樹さんが、アーティスト活動を行って初めて作詞を手掛けた楽曲「僕らの未来~3月4日~」を原案に舞台化。「生きる年数は決めることはできないが生き方だけは決められるだろう」というテーマを掲げ、高校卒業から15年が経ち、30代半ばとなった男性3人が再会する姿を通して、自分の意志や力でしっかり生きるという考え方を問う作品となっています。

高校時代の同級生である3人の仲間を演じるキャストには、加藤さんとともに、加藤さんの舞台デビュー作であるミュージカル『テニスの王子様』にてチームメイトを演じた盟友の鎌苅健太さん、河合龍之介さんが登場! そして彼らが集うバーのマスター役には、彼らより一回り年上の世代である先輩キャストとしてなだぎ武さん。またアルバイト店員役には、現在19歳という期待の若手・吉高志音さんが加わり、3つの年齢層に分かれた男性5名のみによる、濃密かつリアルな物語が描かれます。

【ゲネプロショット】

途上国を転々と旅する日本語教師・藤代 樹(加藤和樹さん)

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夢をかなえて映画監督となった、映像ディレクター・安藤 健(鎌苅健太さん)

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3人の中では唯一の既婚者、ハウスハーカーの営業・倉田陽介(河合龍之介さん)

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Bar「ナーサリー来夢」のマスター・干場武夫(右後ろ・なだぎ武さん)と、アルバイト店員・神山レオン(左手前・吉高志音さん)はぎこちない様子で……

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来夢で再会した同級生の3人だが、健と陽介は今の生活に悩みも抱えていた

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酒を飲み、昔に戻ったように楽しく騒ぎ合う仲間たちだが……

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ミュージシャンを志すレオンに、ギターを教える樹

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いつまでも自由なままの樹の姿に、健はある言葉をかけてしまう

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現実と夢、過去と未来が交錯する中、それぞれの人生に向き合った彼らの未来とは

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ゲネプロ直前に行われた囲み取材では、オールキャストの5名と脚本・演出を手掛けるほさかようさんが揃って登場。開幕に寄せての意気込みと、今作への想いをコメントしました。

■藤代 樹 役:加藤和樹さん
自分の楽曲をもとにした舞台が上演できるということを非常に嬉しく思っております。普段、企画の段階を目にすることはあまりないのですが、今回は最初の打ち合わせから参加して物語がゼロから構築されていく様子も目の当たりにしているので、いつもとは違う想いもあり、さらにそれをかけがえのない仲間たちと演じられるという感慨もあります。
「自分らしく生きていく」ということがこの作品で一番伝えたいことですが、生きにくい今の時代にとてもとても大事なメッセージを込められたと思っています。今の時代だからこそ伝えられる作品だと思いますので、多くの人に届けばいいなと思っています。

■安藤 健 役:鎌苅健太さん
僕の大好きな加藤和樹の「僕らの未来~3月4日~」という楽曲が、こういう風に時を経て舞台になるという事がとても嬉しいですし、待っていてくださった方がいるのかなと思っています。そしてこの大好きなメンバーといろいろな世代に伝わる作品にすることができたと思います。みなさんと素敵な時間が過ごせたらなと思っています。

■倉田陽介 役:河合龍之介さん
今回、この世界に入ったときから仲間であったメンバーと特別な時間を過ごせています。 世代をこえた話ということでなだぎさんと志音と僕たちの世代だけでなく、幅広い世代の方に共感いただけるような作品になったと思っています。

■干場武夫 役:なだぎ武さん
今回のお芝居は、それぞれが等身大の年代を演じるということで常にリアルなお芝居だなと感じています。それぞれの世代の「今」という瞬間を切り取ったお芝居なので、見ていて非常にリアルというか、常に日常を感じるような作品になっていると思います。

■神山レオン 役:吉高志音さん
今回一番下の世代ですが、3 世代だと感じることや考えること、生きてきた時代だったりが違う中で、考え方は食い違ったりもしますが、想いは一緒だったりするなと感じています。経験してきたことを舞台上でもでも活かせるように頑張ります。

■脚本・演出:ほさかようさん
リアルに寄せた芝居になっています。これだけキラキラした人たちを使ってとてもシンプルに演劇というものを信じて創ってきた作品になっていますので、もしかしたら派手なものだったりエンターテイメントというものを観ている方々からしたら、「あれ? おとなしくない?」「こんなにしっかり観るんだ」と不思議な感覚になるかもしれません。ですが、「自分たちのことをやっているんだ」と思っていただけるようにと考えながら創ってきた作品ですので、それぞれの楽しみ方で観ていただければと思います。
面白くなっていると思いますので、どうぞ期待してお待ちくださいませ。

また今作では世代ごとのギャップが描かれる場面もあり、実際にも3世代の男性が揃うキャストたちへ“稽古中にギャップを感じたことは?”という質問が。
キャスト最年少・19歳の吉高さんが「先輩方が口ずさんでいる歌が分からなくて」と答えると、鎌苅さんも「僕らとなだぎさんは、あんまりギャップがなくて。でもテレビ世代の僕らと、ネット世代の子たちは全然違う! (吉高さんは)CMとかも全然知らなくて」とコメント。さらに「『ヤキソバン』(カップ焼きそばのCMキャラクター)を知らないんですよ!?」と取材陣に訴えると、加藤さんも「そう、『あげ玉ボンバー』(ヤキソバン必殺技)も知らないんですよ!」と、昭和生まれにしか分からない懐かしのCMネタを挙げて、場内の大人たちを笑わせます(笑)。

その後も『ノストラダムスの大予言』や『スーパーファミコン』などの懐かしワードが飛び出しますが、吉高さんは「スーパーファミコンも見たことないです」と、どれもピンと来ないよう。一方で吉高さんは、最近の流行りとして「やっぱり『Tik Tok』ですかね」と動画アプリを挙げますが、その言葉に「“やっぱり”ってなんやねん、腹立つな~(笑)」と鎌苅さん(笑)。なだぎさんも「『DIG DUG(ディグダグ)』っていうファミコンソフトならやってたよ」と返し、ますます吉高さんの頭には『?』マークが浮かぶことに。

またミュージカル『テニスの王子様』にてデビュー時期を同じくした加藤さん、鎌苅さん、河合さんには、お互いについて“デビューから10年以上を経て、今作の稽古で改めて感じたことは?”という質問も。すると加藤さんは「『テニミュ』からすごく強い絆で繋がっていて、こうして時が経って共演しても、変わらない懐かしさがあります。でも、それぞれが歩んできた道の中に経験が詰まっていて、『あ、こういう芝居の仕方をするようになったんだ』と改めて気付くこともありました」と、それぞれの成長についてコメント。

そして鎌苅さんは「まず和樹は、『テニミュ』では部長役として僕らの一番前に立っていてくれましたが、この作品でもそれは変わらず。相変わらず、影響力が強くて真面目なんです。今回も誰よりも早く稽古場に来てアップをしているので、僕と龍が参加していたら、吉高も来るようになって。とうとう今日は、なだぎさんも“カズ筋トレ”に来ました(笑)」というエピソードを披露。さらに「龍とは同い年なんですけど、昔からつかみどころがなくて僕より4個先を見ているよう。この作品でも、加藤和樹がこう(真っ直ぐ)なってる時に、向こう(斜め上を指して)に行っちゃう河合龍之介がいて(笑)。そういう2人の良いバランスに、僕もすごく影響を受けています」と、鎌苅さん視点ならではの関係性を語ります。

2人に続いて河合さんは、3人の関係について「『テニミュ』当時は、まだ自分たちが何者でもないところから始まったので、自分中心ではないけど『俺はこうしたいんだ』というベクトルでした。でも今回を通して感じたのは、それぞれが『人のために何かを必要としている』姿でした。周りから与えられるものが多いから自分も返そうとする、それがいい循環になっていました」と、互いに思い遣る姿を感じられたと明かしてくれました。

project K『僕らの未来』は、東京公演が12月6日(木)~12月16日(日)まで品川プリンスホテル クラブeXにて上演中、続いて大阪公演は12月20日(木)~12月23日(日・祝)まで大阪ビジネスパーク円形ホールにて上演となります。
チケット情報など、公演詳細は下記のInformationより公式サイトをご確認ください。

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☆Information

■project K『僕らの未来』
【東京】2018年12月6日(木)~12月16日(日)品川プリンスホテル クラブeX
【大阪】2018年12月20日(木)~12月23日(日・祝)大阪ビジネスパーク円形ホール

原案:加藤和樹「僕らの未来~3月4日~」
脚本・演出:ほさかよう
脚本協力:亀田真二郎(東京パチプロデュース)
出演:加藤和樹 鎌苅健太 河合龍之介 なだぎ武 吉高志音(50音順)
協力:ぴあ株式会社
主催:Assist/ネルケプランニング

チケット料金:8,800円(前売・当日共/全席指定/税込)

公演に関するお問い合わせ:ネルケプランニング
TEL:03-3715-5624(平日11:00~18:00)

≪公式サイト≫
https://www.nelke.co.jp/stage/bokuranomirai/

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