2018-11-24

俳優・志尊淳さんのセカンド写真集『23』の発売記念イベントが11月24日、東京・新宿の福屋書店新宿サブナード店にて行われました。

4年ぶりの写真集となる今作のロケ地は、志尊さんにとって初めて訪れるというハワイ。初挑戦のサーフィンや大自然に囲まれてのリラックスした表情、さらにはこれまでにない男らしい色気をまとった夜のダウンタウンなど、23歳を迎えた志尊さんの素顔をたっぷり収められています。

2018年ブレイク俳優として注目されているだけあって、囲み会見には会場からあふれそうなほどの報道陣が集まりました。

セカンド写真集『23』をリリースした志尊淳さん

写真集を出すことに対して抵抗があったという志尊さんは「自分の写真だけで一冊が完成することに疑念があったんですけど、今回は“やりたいことをやらせてあげる”と言ってくださったので、半分セルフプロデュースという形で、衣装やロケ地、完成した写真のレイアウトなどにも関わって、そういう意味ではファースト写真集とは全く違うアプローチで役者として携わることができたなと思っています」とリリースに至る経緯を説明。

ロケ地のハワイについては「特にこだわりはなかったんですが、今までハワイに行ったことがなくて、ハワイの風情を感じられる場所だったり、有名なロケーションというより、地元の人だから知っているロケーションをたくさん集めていただいて、いろいろな空気を感じられました」と語った志尊さん。

お気に入りショットはダウンタウンで撮影したもの。「昼と夜に行きましたが、全く街並みが違っていて、対極のある写真が撮れたのでこの写真を選びました」

撮影では、志尊さんの一人旅にカメラマンがついていくというスタイルで進行。「“好きに撮ってください”という形だったので、志尊淳という心構えをしていない瞬間を撮られたことが多かったです」と振り返り、プライベートでのエピソードを聞かれると「ハワイで車を運転する機会があって、ロケ現場まで自分で運転しました。左ハンドルだったり交通ルールも日本とは異なることがあって、怖かったですけど、いつもと違う街並みを感じながらことが運転できたのは楽しかったですね」とコメント。

ファースト写真集をリリースした4年前と比べての変化について、「周りの環境が変わりました。4年前よりたくさんの方に認知していただいた実感がある中で、今まで以上にやっていかなきゃということでは変わったなと思います」と語り、2018年を振り返ってという質問には「今年は『責任』の年でした。性的マイノリティの役を演じた時は、表現者として発信の責任を持つことだったり、映画で何本か主演を演じた時も、主演だからこその佇まいやいろいろな方に支えてもらっていることを感じると、“責任”という言葉がすごく自分の中で常に考えていた言葉だなという風に感じました」とこの一年を総括。

ちなみに今年のクリスマスは、既に仕事が入っているそうで「この仕事をやっていると、ハロウィンとかクリスマスとか正月とか忘れて通り過ぎていく感じなので、特にこだわりはないです」とコメントし、いつまでサンタさんを信じていたかという質問には「僕が小学校6年生の頃、兄にカミングアウトされました」と苦い思い出を告白。続けて「今年はどんなクリスマスプレゼントが欲しいですか？」という問いに、15秒ほど考慮して出た回答は「ちょっとした休みが欲しいです(笑)」でした。

2018年の志尊さんは、朝の連ドラ「半分、青い。」や主演映画「走れ！T校バスケット部」など立て続けに話題作に出演！

最後に「この写真集は、23歳だからこそ表現できるものを意識して、仕事の場で立っていることを忘れて、普段の志尊淳という姿を立ってたくさんの方に見ていただけたらと思っていますし、日頃応援してくださる方にいろいろな姿をお見せできればなという気持ちで作りました。もし気になったら手にとっていただけると嬉しいです」と写真集をPRして囲み取材は終了しました。