2018-7-14

平牧仁さんの撮り下ろし写真展「NOSTALGIE」が、7月14日より東京・渋谷のtokyoarts galleryにて開催されます。

平牧さんは、「烈車戦隊トッキュウジャー」をはじめ、ミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」「プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE」「B-PROJECT on STAGE『OVER the WAVE!』」など数多くの作品に出演。スマボMovie第4弾『キャラフル☆STARS』では伊勢大貴さん、横浜流星さん、上村海成さんの、アイドルデビューを目指す3人組のマン―ジャー役で出演するなど俳優として精力的に活躍する傍ら、音楽ユニット「シキドロップ」を結成し、今年11月にワンマンライブが開催されるなど、ミュージシャンとしても活動しています。

今回の写真展では、ポートレイト、グラヴィア、ファッションなど多岐に渡って活躍中のPhotographer松田忠雄さんが撮影。俳優・アーティストとはまた違った平牧さんの魅力が伝わる写真が展示されています。

スマートボーイズでは、開幕を目前に控えた平牧さんに独占インタビューを敢行。写真展が決まった経緯や撮影のエピソード、さらには今回の目玉でもある「等身大写真」の感想などを語ってくれました。

撮り下ろし写真展「NOSTALGIE」を開催する平牧仁さん

――まずは、今回のが写真展が決まった経緯を教えていただけますか？

平牧　tokyoarts galleryさんからオファーをいただいたのがきっかけです。役者仲間でも写真展をするというのは聞いたことがなかったので、イメージがあまり浮かばなかったんですが、実際にお話を伺ったところ、思っていたよりアーティスティックなことを考えていられていて、すごく興味があったので、オファーを受けました。役者でもなく、ミュージシャンでもない仕事をやってみたかった時期でもあって、新鮮な気持ちで取り組めたお仕事だったので楽しかったです。

――撮影場所はどこですか？

平牧　6月上旬、奥多摩にある廃校になった中学校で撮影しました。

――6月上旬とは、まさに撮って出しですね(笑)。学校で撮影していると、学生時代の頃を思い出すこともあるのでは？

平牧　そうですね。思い出すということで、今回のタイトルでもある「nostalgie」をテーマにしました。学生の頃から好きだった音楽をやっていくために、変わっていくことは、悲しくもあり、仕方ないという肯定的は部分もあって、そういう意味で学校を選んで撮影させていただきました。

――写真展では様々な表情の平牧さんが展示されていますが、自分自身の写真を見て「こういう表情をするんだ」といったような新たな発見などありましたか？

平牧　ほぼほぼ、自分でもびっくりするような写真ばかりですね。敢えて表情を作らないようにカメラを意識せずやっていました。カメラマンの松田さんは「はい、いくよ～！」といった合図を出さずに撮影する方で、気付いたら撮影が終わっていたりすることが多くて、音楽室にあるピアノでの撮影では、ずっと弾いているうちに、いつの間にか撮影が終わっていました(笑)。

――撮影中でのエピソードなどありましたか？

平牧　校舎内だけでなく校庭でも撮影して、グラウンドがビチャビチャに濡れてぬかるんでいましたが、新品の靴をグッシャグシャにしてすごく気持ちよかった。ただカメラマンさんは衣装さんに謝ったようです(苦笑)。

――いろいろな写真がある中、ひときわ目立つのが、高さ2m近くある等身大写真ですが、実際にご覧になっていかがですか？

平牧　笑っちゃいましたね。もちろん等身大写真なんて初めての経験ですが、こんな機会なかなかないので、とてもありがたいです。

――話によると「一点モノ」で、入札制によるオークションにより、最も高い値段をつけた方のみ購入できるそうですが、実際に入札された方には、どこに貼って欲しいですか？

平牧　そうですね、トイレじゃないですか。

――こんな2m近くのポスターが貼れる広さのトイレなんてなかなかないですよ(笑)。例えば天井とかはどうですか？

平牧　一日の始まりと終わりに僕の等身大ポスターを見てもらうのは嬉しいですね。

等身大写真との2ショット

――普段写真を撮ることはありますか？

平牧　撮る方はないですね。インスタもやろうかなと思っていたんですが、すぐに飽きちゃって(苦笑)。でも今回撮っていただいた写真を見て、すごい面白いなって思ったので、今度面白い写真とか撮ってみたいです。

――平牧さんといえば、昨年末に結成した音楽ユニット「シキドロップ」が6月の初ライブを成功させるなど、いよいよ本格始動となりましたが、アーティストとして、今回の写真展を通じて、何か役だったり参考になったりとかはありましたか？

平牧　今回のテーマを考える時に、自分が「サヨナラ」をテーマに曲を作っていることもあって、写真を見ていると学生時代にいろいろなサヨナラをしたことがあったなと思い出します。学校というものに触れると、ものすごいエネルギーをもらいますし、思い返す気持ちが音楽活動にも影響しそうだなと思います。

――今回の経験が、今後の俳優活動＆音楽活動につながるといいですね。

平牧　音楽活動をやりたい中で、なかなか役者と音楽との間に橋が架からなくて……。そんな時に今回声をかけていただいて、この写真展を通じて自分の違うお仕事として、役者と音楽との架け橋となるきっかけになってくれたらなと思っています。

――では最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

平牧　僕はただの被写体ですが、この写真を見て受け手の郷愁を触れられる作品になっていたらなと思っています。振り返るというより、進むために一度振り返って、自分が今どこにいるかということを把握して、「だからあそこに行くんだ」という風な意味を含めての「nostalgie」だと思うので、松田さんが撮影した写真自体の楽しみつつ、そういうメッセージ性もどこかで受け取って欲しいです。是非見に来てください！！

平牧さんの特大ポスターが目印です！

写真展「NOSTALGIE」は7月22日まで開催。なお展示作品は限定枚数にて販売されるとのこと。売り切れ次第販売終了となるので、気になる方はお早めに(展示作品を購入すると豪華特典が！)。
また「7月16日12時～」と「7月21日12時～」に、平牧さんが来場し、トークイベントを開催。既にチケットは完売しましたが、14時から平牧さんが在廊し販売会が行われます(販売会は一般の方もご入場頂けます)。

詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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