- 2018-6-3
スーパー戦隊第41作目「宇宙戦隊キュウレンジャー」と、東映ヒーローがチームを結成する「スペース・スクワッド」によるVSシリーズ最新作「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」。
「宇宙戦隊キュウレンジャー」のTVシリーズ最終回から4年後を舞台に、新たに開発された“ネオキュータマ”を盗み出したハミィを巡り対立するキュウレンジャーと「スペース・スクワッド」として宇宙を超えてやってきた宇宙刑事ギャバン＆宇宙刑事シャイダーらの活躍を描く物語。
キュウレンジャー＆スペース・スクワッドのメインキャスト以外にも、スーパー戦隊シリーズに出演した多くのOB＆OGが出演していることも公開前から話題となっています。
スマートボーイズでは、キュウレンジャーよりラッキー／シシレッド役の岐洲匠さん、スペース・スクワッドより十文字撃／宇宙刑事ギャバンtypeG役の石垣佑磨さん、烏丸舟／宇宙刑事シャイダー役の岩永洋昭さんに直撃インタビュー！ SPインタビューとして2回に渡りお届けします。
PART①では、作品を見た感想やそれぞれの印象、さらには脚本を務めた毛利亘宏さんにまつわる仰天エピソードなどを語ってくれました。
(左より)岩永洋昭さん、岐洲匠さん、石垣佑磨さん
――本日はお忙しい中ありがとうございます。このお話を伺っている時点で、既に岐洲さんと石垣さんは作品をご覧になったそうですね。
石垣 試写を見た人たちが「本当に面白かった」とおっしゃってくれましたし、「次も見たいね」という意見も多くて、キュウレンジャー的にも面白かったし、評判良かったですね。単純に「VS」の映画というカテゴリーですけど、一人一人のキャラクターが立っていますし、ストーリーが複雑なところもあって、大人向けには仕上がっています。キュウレンジャーのようなニチアサ寄りよりもスペース・スクワッド寄りですね。
岐洲 試写を見て、素直に楽しかったですね。見終わった後に「終わっちゃった。早え～」という感じであっという間でした。あとは今までのきキュウレンジャーでやってきたことも入っていたので、ちゃんと作品をしっかり見てきた方からすると、胸にグッと来るシーンもありますし、シンプルにいい映画ですね。
石垣 ホント、上演時間の長さにしては腹一杯だよね。
岐洲 最初から最後まで本当に豪華なんですよ。見逃すところはないですね。
ラッキー／シシレッド役の岐洲匠(きず たくみ)さん
――昨年6月放送の宇宙戦隊キュウレンジャー第18話で、岐洲さんと石垣さんが共演されました。あれから半年以上経って再び共演となりましたが、お互い何か変わったところなどはありましたか。
石垣 そういえば大人しくなったな(笑)。
岐洲 TVシリーズ最終回から4年後という設定でして、衣装も普通ですし、武器も持っていませんから、大人しく見えたのかなと。僕は18話の時も感じていたことでしたが、ギャバンも石垣さんも熱い方で、しかもすごい優しくて、今回の撮影も楽しかったです。初めは怖いイメージがあって、みんなでビビっていたんです。
石垣 みんなで！？
岐洲 どんな人なんだろうなと思っていたら、優しくて良かったって(笑)。
石垣 ホント、撮影は楽しかったよね。実は18話の回想シーンが、絶妙なタイミングで出てくるんです。
岐洲 あのタイミングでの回想シーンはめっちゃ良かった！
十文字撃／宇宙刑事ギャバンtypeG役の石垣佑磨(いしがき ゆうま)さん
――なるほど、気になる方は是非回想シーンを注目して欲しいですね。さて、岩永さんは2014年「宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION」以来のシャイダー役です。久々に演じてみての感想はいかがでしたか。
岩永 最初にシャイダーを演じてから何年も経っているのにも関わらず、同じキャラクターを演じさせていただくというのは、とても有難くて、1年間演じたキュウレンジャーの中に入っていくということで、多少の緊張感はありましたが、石垣くんも、「宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION」でメガホンをとった坂本浩一監督もいましたし、何よりもキュウレンジャーの皆さんがウエルカムな接し方をしてくれたので、やりやすかったですね。
――岩永さんと岐洲さんは今回が初対面になると思いますが、会う前と会ってからの印象は変わりましたか。
岐洲 僕は「仮面ライダーオーズ」が大好きで、岩永さんが演じられた仮面ライダーバースの伊達(明)さんのイメージが強くて、しかも見た目も似ていたじゃないですか。
岩永 褒められているのか、貶されてるのか(苦笑)。
岐洲 会う前はカッコいいし渋いという印象でしたが、実際もそのままでした。
石垣 本当に？ 下ネタばっかり言ってるよ。
(一同笑)
岐洲 えーと、実際は“幅の広い方”なんだなと。
――ずいぶんと絶妙な言い回しですね。
石垣 岐洲くんは、言葉選びが上手だよね(笑)。
岐洲 小太郎役の翔ちゃん(田口翔大さん)も、ずっと南(圭介)さんのことを気に入っていたんですが、今回の撮影で、南さんから岩永さんに移っちゃいしました。
――推しメンが南さんから岩永さんになったんですか。きっと南さんも嫉妬されているんでしょうね。
石垣 きっと嫉妬してるんだろうね。
岐洲 半年以上ずっと一緒にいましたからね。それがほぼ一日で乗っ取られちゃいましたから。
烏丸舟／宇宙刑事シャイダー役の岩永洋昭(いわなが ひろあき)さん
――なんだか南さんが可愛そうに思えて来ました。ところで、石垣さんと岩永さんは「NEXT GENERATION」以来の共演ですね。
石垣 「NEXT GENERATION」以降も何度か一緒に食事に行ったりはしました。正直、今回の企画に絡むとは思っていなかったんですが、すんなりと撮影に入れましたね。今回スペース・スクワッド隊長として、シャイダーと芝居をするというのも初めてにはなりますが、バチっと芝居がハマれば、余計な説明はいらないかなという感じはしていましたし、今後もこの関係は続けていきたいです。
――脚本は、キュウレンジャーのメインライターを務めた毛利亘宏さんです。
石垣 毛利さんの脚本って、俺が出ていなくても、俺の存在を感じさせるようなセリフがあったり、舟とキュウレンジャーという全然関わらないキャラクターがうまくマッチしていたいするところが凄いなって。
岩永 実は、別の作品のオーディションを受けていた際に、毛利さんもいらしていたんですが、普通にオーディションが終わったら「ちょっと岩永くんだけ残ってください」と言われて……。何のことだと思っていたら、「今回のオーディションとは全く関係ないけど、キュウレンジャーVSスペース・スクワッドを書くことになって……」とその場でシャイダーに関する取材が始まったんです。
――そんなことがあったんですか！
岩永 「烏丸舟の決めセリフってあるの？」と言われて、「そういったのはないですけど、モットーとしてるのが、初代のエンディングソングにある『おもしろいことが大好きで、わるいことは許さない』というのはありますね」といったような話をしたら、実際にそれを基盤にした脚本に仕上がっていて、久しぶりのシャイダー役でしたが、すんなりと演じることが出来ました。
(PART②へ)
3人による貴重なオッキューポーズ！！
【あらすじ】
“ネオキュータマ”を盗んだ犯人の正体は…ハミィ！？
宇宙忍デモストはハミィと共に“ヴィランズ”を復活させ、キュウレンジャーを襲う。
「お前はハミィを信じないのか！」ハミィを全宇宙に指名手配する決断を下したツルギに、ラッキーは激昂し、袂を分かつ。
さらにデモストを逮捕すべく、宇宙刑事ギャバン、宇宙刑事シャイダーら、“スペース・スクワッド”が現れて…！？
分裂したキュウレンジャーを待ち受ける、驚愕の真実とは――。そして救世主を失った、宇宙の運命は！？
「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」は6月30日より全国劇場にて期間限定上映開始、8月8日にBlu-ray&DVDが発売。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
Vシネクスト「宇宙戦隊キュウレンジャー VS スペース・スクワッド」
6月30日より全国劇場にて期間限定上映
8月8日 Blu-ray＆DVD発売
出演
岐洲匠 岸洋佑 山崎大輝 大久保桜子 榊原徹士 田口翔大 南圭介
中井和哉 小野友樹 大塚明夫 M・A・O ／ 神谷浩史
岩永洋昭 高山侑子 出合正幸 広瀬仁美 (声の出演)日野聡
平田裕香 唐橋充 細貝圭 水崎綾女
石垣佑磨
原作：八手三郎
脚本：毛利亘宏
音楽：山下康介
監督・アクション監督：坂本浩一
≪通常版≫ DVD 4,500円＋税 Blu-ray 5,500円＋税
【特典（予定）】
音声特典：オーデイオコメンタリー（Blu-rayのみ） 映像特典：メイキング、PR集、データファイル
≪超全集版≫ （初回生産限定） DVD 6,500円＋税 Blu-ray 7,500円＋税
【特典（予定）】
封入特典：宇宙戦隊キュウレンジャー超全集（小学館編集、約100P、AB版）
音声特典：オーデイオコメンタリー（Blu-rayのみ） 映像特典：メイキング、PR集、データファイル
≪劇場限定販売版≫ （期間限定） DVD＋Blu-ray コンボ 6,500円＋税 ※上映初日より発売予定
【特典（予定）】
封入特典：ポストカード（予定） 音声特典：オーデイオコメンタリー（Blu-rayのみ）
映像特典：メイキング、PR集、データファイル
≪公式サイト≫
http://www.kyuranger-vs-space-squad.com
≪公式Twitter≫
@kyuranger_toei
