2018-1-7

ミュージカル『忍たま乱太郎』第9弾～忍術学園陥落！夢のまた夢!?～」が、1月6日より東京ドームシティシアターＧロッソにて開幕！　初日の前日に行われたゲネプロと、囲み会見の模様をお届けします。

第9弾は五年生＆六年は組コンビが忍術学園奪還に奮闘！

第9弾は、前作第8弾に続き、忍術学園五年生の5人が主軸の物語。ドクタケ忍者隊がドクササコのすご腕忍者と業務提携したことにより、忍術学園が陥落！　ドクタケ城城主の木野小次郎竹高まで乗り込んできて、ドクタケ学園と化してしまった忍術学園を、五年生5人と六年は組の先輩2人、そして兵庫水軍の2人・間切(まぎり)と網問(あとい)は、学園を奪還することができるのか？

五年生キャストとして不破雷蔵役に吉田翔吾さん、鉢屋三郎役に久下恭平さん、尾浜勘右衛門役に佐藤智広さん、久々知兵助役に山木透さん、竹谷八左ヱ門役に栗原大河さんの5人が前作に引き続き出演。
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そして六年生・善法寺伊作役に反橋宗一郎さん、食満留三郎役に秋沢健太朗さんが、第7弾(再演)以来の出演。さらに今作からの登場となるキャラクター、兵庫水軍の間切役に渡辺貴裕さん、網問役に小田川颯依さんが、ドクタケ城から木野小次郎竹高役に進藤学さん、さらにドクササコ城からはドクササコのすご腕忍者役に藤田遼平さん、ドクササコのすご腕忍者の部下(ドす部下)役に東将司さんが出演し、もちろん一年生の”乱きりしん”の3人も大活躍！　騙し合ったり、戦ったり、(慰めあったり、ご飯食べたり、踊ったり、)ともに戦ったと思ったら裏切ったりと、息をつかせぬ激闘を繰り広げます！

【ゲネプロショット】

五年生5人組の伸び盛りな忍術が、どこまでドクタケ忍者隊に通用するのか!?

ドクタケ忍者隊は我が世の春を謳歌！　ドクタケファンは本公演、必見！

タンゴダンサーでもある木野小次郎竹高役の進藤学さんにかかると、触る者みなダンスのお相手に！

兵庫水軍の間切(渡辺貴裕/右)と網問(小田川颯依)も、陸で水中で大活躍！

本公演で座長をつとめる吉田翔吾さん(右端)のもと、五年生が最高のチームワークで弾けます！

ゲネプロ後にはマスコミ向け会見が行われ、六年生の先輩2人も交えて意気込みを語ってくれました。

不破雷蔵役・吉田翔吾さん

鉢屋三郎役・久下恭平さん

尾浜勘右衛門役・佐藤智広さん

久々知兵助役・山木透さん

竹谷八左ヱ門役・栗原大河さん

ゲネを終えての感想を聞かれると、まず本作で座長をつとめる吉田翔吾さんは「舞台上に出た瞬間、ゲネプロなのにこんなにたくさんのお客さんが来てくれているんだ！　と、気合が入りました」と、座長らしく入りを気にする発言。
これに反橋宗一郎さんが「ゲネなのにこんなに入っているということは、本公演のチケットはメチャクチャ売れてるんじゃない？　ありがたい！」と、先輩らしく(？)大人の発言で会見を盛り上げます。
反橋さんの”相方”と促された秋沢健太朗さんは、「ゲネプロなのにこんなにたくさん入って～」と「新年最初のステージが忍たま乱太郎ということで、生まれてきてよかった！　誕生の喜び！」などと続けますが、反橋さんから「オレの言ったのとほぼ同じことを、フワフワさせただけだな！(笑)」と突っ込まれ、会見はさらにお笑いモード。
続けてマイクを握った栗原大河さんも、先輩のネタにかぶせようとしますが「誕生の喜び……いや、やめます！(笑)　全力でやるしかないです！」と独特な秋沢さんに引きづられ気味ながらもトークの流れを引き戻し、続く久下さんは「メチャクチャ強いドクタケにドクササコの皆さん、素敵な先生方、水軍の2人と最高の作品をつくるつもりで稽古をやってきたので、それを全員でできたらいいなと思います！」と、引き締めて終えてくれました。

善法寺伊作役・反橋宗一郎さん

食満留三郎役・秋沢健太朗さん

そんなしっかり者の五年生に対し、反橋さんは「7弾に出ないで8弾に出てみたら、自主練の時間の量が半端なくて、本当に努力したんだなと思った！」と五年生を絶賛。すると山木さんが「7弾の先輩(海老澤健次さん、北村健人さん、二平壮悟さん)が引っ張ってくれるタイプだとしたら、おふたりは影で支えてくれるタイプというか、俺らを目立たせようとしてくれて、でもちゃんと裏でフォローしてくれて、すごく嬉しかったです！」と六年生のふたりを絶賛返し。
そんな絆を深める機会として懇親会をやったそうですが、吉田さんは「五年生主催でやったんですが、そういうのやったらいいんじゃないって言ってくれたのが、演出家の(菅野)臣太朗さんでした！」と自ら暴露。4人からは「言わなくていいんだよ～」と突っ込まれましたが、正直さあふれる座長のコメントに、反橋さんはさらに「率先して”2分前でーす！”とか、言わないタイプだろうに言ってて、そういう姿を見て、みんなついていこうと思いましたね」とここでもフォローして、チームワークの良さを見せつけてくれました。

最後に意気込みを聞かれると、佐藤さんが「来る時や帰る時など、すごい寒いと思うんですが、劇場で温かいものをお観せして、楽しかったと言って帰っていただけるよう、頑張りたいと思いますので、楽しみにしていて下さい！」笑顔でコメントし、山木さんが「2018年、皆さんの頭に、爪痕を残すつもりで頑張ります！」と野心的なコメントするなど、それぞれが個性的なコメントをする中、しんがりの久下さんが「第1弾から第9弾まで、たくさんの先輩方とたくさんのお客様で繋がってきた作品だと思っています。そんな作品に出られて本当に幸せですし、みんなでずっと口々に”9弾を最高傑作にしよう！”と言っていたのを、有言実行します！」と、全員の総意を高らかに宣言してしめくくってくれました。