2017-10-23

映画「逃げた魚はおよいでる。」完成披露イベントが10月22日、東京・日テレランランホールにて行われ、染谷俊之さん、赤澤燈さん、廣瀬智紀さんが登壇しました。

(左より)赤澤燈さん、染谷俊之さん、廣瀬智紀さん

定職にも就かず、自堕落な生活を送るダメ男2人、田宮と青島の旅路を描いた2015年公開の「カニを喰べる。」から続く“田宮・青島シリーズ”の第4弾となる今作は、田宮と青島、それにシリーズ第2弾「羊をかぞえる。」から登場している丸井の3人が、台湾を舞台に、何者かによって追われる羽目になるシリーズ史上最も最悪の1日を過ごす姿を描いたダメンズムービーで、シリーズの集大成でもあり、シリーズ完結編でもあります。

全シリーズ出演してきた染谷さんは、「『カニを喰べる。』の時には、まさか第4弾まで撮るとは思いませんでした。今回がファイナルということで、終わっちゃうのはちょっと寂しいような気持ちもありますが、無事撮影を終えて、こうして皆さんに見ていただけてたことはとても嬉しいです」と心境を語り、染谷さんと同じく全4作出演した赤澤さんさんは、「改めて4作品も続いていくことの温かみは本当に皆さんのおかげだと思いますし、今とても実感しています」とファンに感謝の言葉を送り、2作目から出演している廣瀬さんは「1作目からやっていたかのような関係性でやらせていただきました。僕たちの友情という部分でも一番深い部分まで掘り下げてきた実感はあるので、自分もキャラと共に成長したのかなと感じています」とコメント。

田宮治役の染谷俊之さん

青島豪志役の赤澤燈さん

丸井裕之役の廣瀬智紀さん

今作ではシリーズ初となる台湾での撮影を敢行。台湾語でのセリフもあるそうで、MCからお気に入りの台湾語セリフがあるかと聞かれ、3人とも「ある」と回答。とここで廣瀬さんから「じゃ一人ずつ言っていこう」と提案したことから、急遽“お気に入り台湾語発表会”が開催。しかも台湾からこのイベントのために観覧に来たという台湾人に、3人が喋ったセリフが現地でも通じるかどうかジャッジすることに。気になる結果は、染谷さんと赤澤さんは一発で成功。廣瀬さんは、セリフのイントネーションが難しかったようで、3回目にしてようやく通じることが出来ました。

「お気に入り台湾語セリフ」が観覧に来ていた台湾人に通じ、思わずサムズアップをする染谷さん

赤澤さんとの再現“熱演”で台湾語を披露した廣瀬さんでしたが、1回目では通じず……

イベント終盤には、「逃げた魚はおよいでる。」の劇場公開日程と「カニを喰べる。」「羊をかぞえる。」「天秤をゆらす。」のシリーズ1～3作目のDVDレンタルがそれぞれ決定したことを発表。会場からおおきな拍手が送られました。

最後に3人からファンにご挨拶。

染谷　シリーズファイナルを撮って、こうしてたくさんの方々に見ていただけたのは本当に嬉しいです。そして劇場上映も決まりましたので、是非劇場へ何度も見に来てください。

赤澤　温かい皆様のおかげでここまでやれることが出来ました。過去3作のDVDがレンタル開始するということで、この作品の公開前に見ていただけると嬉しいです。

廣瀬　こうやってここまで来れたのも、応援して下さっている皆さんのおかげです。台湾の撮影は本当に楽しくて、映画の中でもその楽しさが出ていると思っています。例えば僕たちの知らない人がこの作品を見たらどう思うんだろうなと思っていて、そういう方にも薦めてみていただけるチャンスがあったら是非薦めていただけたら嬉しく思います。

≪あらすじ≫
商店街の福引でひょんな事から台湾旅行券を譲り受けた田宮(染谷俊之)、青島(赤澤燈)、丸井(廣瀬智紀)の3人。いつものようにノープランで台湾の地に降り立った一行だったが、到着するやいなやトミー(輝山立)と名乗る青年に執拗に付きまとわれる。何とか振り切ろうと逃げ込んだ部屋で、突然銃声が鳴り響き、そこにはアタッシュケースを抱えた瀕死の男がいた。さらに、その現場を目撃した3人は何者かに追われる羽目に。逃げる道中に、田宮とはぐれてしまった青島と丸井は追っ手に迫られ絶体絶命の状況。そんな2人の前に現れたのは、いつもと雰囲気が違う田宮？だった。

こうして田宮・青島・丸井のシリーズ史上もっとも最悪の1日が幕をあけた。

映画「逃げた魚はおよいでる。」は、12月2日より東京のユナイテッドシネマ、アクアシティお台場他にて劇場公開。また11月2日より「カニを喰べる。」「羊をかぞえる。」「天秤をゆらす。」のDVDレンタルが開始。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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