2017-4-23

演出家・西田シャトナーさんが自作戯曲を上演するプロジェクト「SHATNER of WONDER」第5弾、舞台『破壊ランナー』が4月21日にZeppブルーシアター六本木にて開幕を迎えました。生身の人間が音速で走るレースを、生身の舞台で演じ切る今作。90年代に演劇界の常識を覆した伝説の舞台が、主演・池田純矢さんらの激走により蘇りました。

生身のアクターが音速を超える！　伝説的舞台『破壊ランナー』が開幕

キティエンターテインメント× 東映プレゼンツ SHATNER of WONDER #5として開幕した今作『破壊ランナー』は、90年代に演劇界を席巻した伝説の劇団・惑星ピスタチオの代表作として今なおファンの多い作品。1993年の初演以来、他劇団を含め何度も再演とリメイクを経ている伝説的作品が、このたび新たに全ページを改稿、テーマ・手法を磨き抜いてバージョンアップし、新生『破壊ランナー』として上演を迎えました。

西暦2700年、生身の人間による音速レース「ソニックラン」でのトップランナーたちの姿を、生身の役者が己の肉体とマイムを駆使して描く今作。世界最速記録の1.71音速を誇るランナー、豹二郎ダイアモンド役で主演を務める池田純矢さんに、豹二郎の記録を超える前代未聞の新人ランナー・ライデン役の河原田巧也さんほか、音速レースを走るランナーには米原幸佑さん、平田裕一郎さん、伊万里有さん、天羽尚吾さんら注目キャストが勢ぞろい。

また、豹二郎のチームでランニング・デザイナー務めるニコ役には村田充さん、豹二郎をチーム「アロイ」へとスカウトするオーナー・黒川フランク役に兼崎健太郎さん、「アロイ」のランニング・デザイナーには宮下雄也さん、そして高速実況でサーキットをさらに盛り上げるレースDJ・早井速三には鎌苅健太さんと、ランナー以外のキャストにも力強いアクター陣が集結。また、『破壊ランナー』のレジェンド俳優・保村大和さんも、「アロイ」に出資するカレル財団の総帥・タイベリアス提督役で出演しています。

【舞台ゲネプロショット】

8年間連続ワールド・チャンプの天才ランナー、豹二郎ダイアモンド(池田純矢さん)

「アロイ」所属、前代未聞の速度を叩き出した新人ランナー・ライデン(河原田巧也さん)

万年リタイア男の異名を持つソニックランナー、キャデラック(米原幸佑さん)

レースDJ・早井速三(左・鎌苅健太さん)、人気ソニックランナー・カルリシオ(右・平田裕一郎さん)

新チーム「アロイ」のオーナー・黒川フランク(左・兼崎健太郎さん)とスパイク(右・宮下雄也さん)

黒川フランクは天才ランナー・豹二郎を「アロイ」へと勧誘するが…

豹二郎のチーム「アローヘッドUK」でランニング・デザイナーを務めるニコ(村田充さん)

豹二郎のフォームを作り上げたニコにも、ランナー復帰のオファーが届く

人類の理論的限界である記録を達成して以来、記録を更新できず走る意味を見失った豹二郎。そんな彼の前に現れた、前代未聞の新人ランナー・ライデン。人類の可能性を超える戦いにアクターたちが挑む姿は、90年代に誕生した戯曲でありながら、今なお演劇の可能性をも塗り替える革新的な作品となっています。

SHATNER of WONDER #5 『破壊ランナー』は、2017年4月30日まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演中です。当日券情報ほか、公演詳細はInformationより公式サイトをご確認ください。

■鎌苅健太兼崎健太郎村田充出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

■キティエンターテインメント×東映 Presents
SHATNER of WONDER #5 『破壊ランナー』
公演：2017年4月21日(金)～4月30日(日)Zeppブルーシアター六本木
作・演出：西田シャトナー
キャスト：池田純矢
河原田巧也　米原幸佑　宮下雄也　平田裕一郎　白又敦　伊万里有
天羽尚吾　山川ありそ　竹内尚文　砂原健佑　加藤ひろたか　田中穂先
須藤誠　堀家一希　鐘ヶ江洸
保村大和／鎌苅健太　兼崎健太郎　村田充
チケット：7,900円(全席指定)
《公式サイト》
http://hakai-runner.com/