- 2016-10-2
2003年に放送された『仮面ライダー555(ファイズ)』で、仮面ライダーカイザ/草加雅人役を演じた村上幸平さんのイベント「913(カイザ)祭6」が9月13日、東京・新宿のロフトプラスワンにて開催されました。
仮面ライダーカイザの変身コード「9、1、3」にちなんで、村上さんが9月13日を「カイザの日」と制定。当初は本人がブログ内で寂しく祝っていたのを、ファンと共に祝おうというテーマでスタートした「913祭」。例年前売りチケットが即完するイベントも今回が6回目。平日夜開催というスケジュールもあり、スタッフ側もチケット売れ行きを心配していたそうですが、今年もチケット即完のプレミアイベントになりました。
MCを務めた日本特撮党党首・鈴木美潮さんの呼び込みで、カイザコールが鳴り響く中、村上さんが入場。
「普段はちょっと言いづらい、性格のねじくれ曲がったダークヒーロー、草加雅人を心の底から愛していると叫んでもいい日です! 世界で一番草加雅人を愛している村上幸平と、チケット争奪戦を勝ち残った一騎当千の“草加族”のみんなで伝説の夜にしましょう!!」とファンに挨拶。さらには「オー、カイザー、草加ー、雅人ー、カイザ、オイ、オイ、オイオイオイオイ!」とサッカー日本代表の応援コールが飛び出すなど、6回目の913祭も華やかなスタートを切ります。
最初のコーナーは毎回好例のザリガニトーク。自ら“ザリ王”と名乗るほどザリガニに精通している村上さん。これまではザリガニの細かい解説や、飼っているザリガニの紹介、さらにはウチダザリガニ釣り世界王者になったことなど、マニア過ぎるザリガニトークで、ザリガニに興味のないファンも苦笑いという構図が続いていましたが、今年は村上さんとサンリオコラボ企画で作成したアメリカザリガニTシャツを鈴木さんにプレゼントすると、村上さんが作詞した業界初の本格的ザリガニソング「ザリガニの歌」を初披露(しかもフルコーラス!)。ザリガニ愛が溢れる詩に自ら考案した振り付けでファンを喜ばせた村上さん。ちなみに目標は「NHKのみんなのうたで歌われる」とのこと。また今後通販での発売を計画しているそうなので、気になる方は是非チェックを!
村上さんが気を良くしたところで、特撮トークへ。
現在放送中「動物戦隊ジュウオウジャー」で鳥男役で出演している村上さん。「実は1月にオファーがあって、正式に役が決まった2日後に6話分のアフレコをしました。もともと鳥男は声優さんが声をあてる予定でしたが、鳥男がこれから重要な役になるかもしれないから、顔出しできる人にやってもらうことに急遽変更になったそうです。13年前に一緒に仕事した仲間が偉くなって、僕のことを使いたいと言ってくれるのは本当に嬉しかった」とオファーの経緯を初めて打ち明けます。
さらに6人目の戦士・ジュウオウザワールドは村上さんが演じるのではという噂あったことに対しては、「スタッフから聞かされていなかったけど、友達からも『6人目じゃないの?』と言われ続けていて、否定はしたものの、もしかしたら6人目になったらどうしようとドキドキしていました(笑)。で、(ジュウオウイーグル役の)中尾くんと初めて撮影した時に、『あのさぁ、6人目の人ってもう会ったりしている?』って聞いたら、『はい。撮影インする前に会っています』って言われて。もちろん平静を装っていましたけど、ガッカリでした」と悲しい(?)結末に会場は大爆笑。
ちなみに、この秋以降はジュウオウジャーの撮影が多く入っているそうな。クライマックスに向けて鳥男の活躍に期待が高まります。
続いては、555のあるシーンを村上さんが演じた後に続くセリフを当てる「カイザクイズ」。
毎回難易度は高いのにすぐに答えられてしまいますが、今回は草加が首を折られて殺される際に、声を発さず口だけ動かしたセリフという超難問が出題。これにはさすがに不正解が続出(正解は「真理…」)。正解者には直筆サイン色紙が贈呈されました。
また、脚本家の井上敏樹さんからメッセージメールが村上さんから読み上げられあと、村上さんが企画編集、井上さんが脚本をそれぞれ担当している漫画「イチゴマン」に関するトークでは、井上さんの脚本が作品の世界観を無視した内容のため、村上さんが全ボツにしたというエピソードなどを打ち明けて前半戦が終了。
後半では、スペシャルゲストとして、 仮面ライダー555の主題歌「Justiφ’s」の作曲を務めた佐藤和豊さんが登場。実は約30分で「Justiφ’s」のメロディーが出来上がったというエピソードが語られると、こちらも佐藤さんが作曲した「existence」「Red rock」そして「Justiφ’s」の3曲を村上さんが熱唱。例年のカラオケとは違い、演奏が佐藤さんの弾き語りのみという今までにない世界観を見せてくれ、ファンにとってはお得感満載のひとときとなった模様です。
さらには、前回好評だったトントン相撲も開催され、前回の紙力士から村上さんが持参した仮面ライダー555の指人形にグレードアップ。村上さんに勝利したファンには自家製ポストカートをプレゼントされました。(※中国から参加したファンもトントン相撲に参戦し見事勝利!)
そして9時13分が近づくと、村上さんからカウントダウンからカイザコールまでの流れを解説し、いよいよその時を迎えます。
「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、“カイザー!”」と叫ぶと、「Existence」のBGMに乗せて、30秒間の“カイザコール”が会場中に鳴り響き、今年もファンと共にカイザのメモリアルデーを祝いました。その勢いで、村上さんの変身ポーズを披露。昨年は2度ほど失敗しましたが、今年はノーミスで、村上さんも鈴木さんもホッとひと安心。
その後、ファンの皆さんとの記念撮影、抽選会が行われ、最後に村上さんから「913祭お疲れ様でした。毎回『今年は開催した方がいいのか?』と悩んだりするんですが、今年はそういうことを全く考えず、みんなと一緒に楽しめればいいなと気持ちで頑張りました。来年もできたらやりたいなと思っています!」とファンにメッセージを送り、イベントは終了しました。
今年で40歳を迎え、俳優だけでなく様々な分野で精力的に活動する村上さんの活躍に乞うご期待! 村上さんの最新情報はインフォメーションにある公式ブログにてチェックしてください。
☆Information
≪村上幸平公式ブログ≫
http://blog.koheimurakami.com/