宮崎秋人主演ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」SP①「週7のジム通いで本気の肉体改造!」

  • 2016-2-29

「週刊少年マガジン」連載中の人気ファンタジー作品「FAIRY TAIL」が、ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」として4月30日より池袋 サンシャイン劇場にて開幕!

原作は現在単行本が53巻まで発売され、TVアニメ化もされているファンタジー漫画。問題児だらけの魔導士ギルド”妖精の尻尾(フェアリーテイル)”に所属する滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のナツ、星霊魔導士のルーシィ、氷の造形魔導士のグレイら、個性あふれるメンバーが魔導士として成長していく姿が描かれます。

主人公のナツ・ドラグニル役を演じる宮崎秋人さんに、「FAIRY TAIL」という作品の魅力やナツに対する想い、本気の肉体改造エピソードなど、3回に渡ってじっくりお話を伺いました。

Part①は――

『FAIRY TAIR』の主人公、ナツ・ドラグニル役を演じる宮崎秋人さん

『FAIRY TAIR』の主人公、ナツ・ドラグニル役を演じる宮崎秋人さん

【ナツ役に決まってすぐ、ジムに入会して「1ヶ月でこの体にしてください!」ってナツの画像を見せました】

――ビジュアル撮影で衣装を身に着けて、ナツ・ドラグニルになった時の気持ちはどうでしたか?

宮崎 自分の右肩に”妖精の尻尾(=フェアリーテイル)”の紋章が宿った時は気持ちが引き締まったし、大好きな「FAIRY TAIL」という作品で自分がナツを演じられるんだという実感がわいて、本当にうれしく思っていました。それと同時に「プライドを持ってナツを演じなければ」と改めて決意した瞬間でしたね。

――ナツと宮崎さんの似ているところはありますか? また、ナツのどんな部分に憧れますか?

宮崎 似ている点は頑固なところかな。憧れる部分は絶対的に前向きなところですね。僕自身は後ろ向きな性格なので、ナツのポジティブなところがうらやましいです。でもそれなりに自分のネガティブさとはうまく付き合えていると思うんですよ。
「もっと頑張れる! まだまだやらなくちゃ!」って自分自身を奮い立たせていられるのは、基本ネガティブな性格だからだと思うんですよね。

――常にそう思っていないと、人間はついサボってしまいがちですからね。

宮崎 表現者である限り、停滞してしまうのは何より怖いことだと僕は思っているので。でもネガティブなのは自分に対してだけですよ。周囲の出来ごとに対しては「まぁ、何とかなるでしょ」って楽観的だったり、人から相談されればポジティブなアドバイスもするし。
ただ自分に対してだけは「お前、まだまだだぞ!」って甘やかさないようにしているし、そういう意識でいないと役者として成長することはできないと思うんです。

――「甘やかさない」といえば、昨年から役作りのためストイックに肉体改造をされているそうですね?

宮崎 毎日ジムに通っているんですけど、日に日に持ち上げられる重量が増えていくことが楽しくてしょうがないです。今までは筋トレが本当にキライで、学生時代の部活動でも極力サボりたいなと考えているような人間だったんですけど、ここにきてようやくトレーニングの醍醐味や楽しさを見出すことが出来るようになりました。かといって家で腕立てとかのトレーニングをやろうとしても、すぐにくじけるんですけどね(苦笑)。

――特に、どの部分の筋肉が好きですか?

宮崎 腹筋は比較的すぐ割れるけど、今まで肩の三角筋や胸に筋肉がついたことがほとんどなかったんです。なのでトレーニングをした後に鏡の前に立って肩や胸がちょっとパンプアップしているのを見ると、ついニヤリとしちゃいます(笑)。左利きだからなのか、右の筋肉の発達がまだ弱いので、最近はちょっと右だけトレーニング回数を増やして、右側の筋肉とも仲良くしようとしています。

――やっぱり肌の露出が多い衣装だから「鍛えよう」と始めたんですか?

宮崎 そうじゃなければ、きっと鍛えていないです(笑)。年末年始、実家に帰省した時にはお正月に雑煮を初めて餅抜きで食べました。汁と野菜だけの雑煮……悲しかったですね。家では食欲に負けそうになるとTVの横に飾ってあるナツのフィギュアとにらめっこして我慢の毎日です。

――最初、ジムのトレーナーにはどういうイメージを希望として伝えたんですか?

宮崎 「FAIRY TAIL」への出演が決定して、ナツ役を演じることが発表されてからジムに通い始めたので、堂々と「”これ”にしてください!」ってナツの画像を見せました(笑)。
「僕、1ヶ月後はこうならなきゃいけないんです」って言ったらトレーナーさん苦笑いでしたけど「ただ体を大きくするだけじゃダメ。大きくなり過ぎず、でも脂肪は落としつつ、筋肉の形がしっかり出るように」っていうワガママなリクエストにも真剣にプログラムを組んでくださって、今は週7で毎日通っています!
でも筋肉がついて体のラインが変わって来ると、服のサイズが変わってしまうのが悩みですね。せっかく秋にまとめて服を買ったのに、あまり着ないうちに全然似合わなくなっちゃった。

~Part②に続く~

(c)真島ヒロ/講談社
(c)「FAIRY TAIL」舞台製作委員会 2016

(取材・文/近藤明子)

☆Information

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」
日程:4月30日~5月9日
場所: サンシャイン劇場
原作:真島ヒロ「FAIRY TAIL」(講談社「週刊少年マガジン」連載)
脚本・演出:児玉明子
出演:
ナツ・ドラグニル……宮崎秋人(俳優集団D-BOYS)
ルーシィ・ハートフィリア……愛加あゆ
グレイ・フルバスター……白又 敦(俳優集団D-BOYS)
エルザ・スカーレット……佃井皆美
ウェンディ・マーベル……桃瀬美咲
ブレイン/ゼロ……郷本直也
ミッドナイト……古谷大和
コブラ……山本一慶
エンジェル……伊波杏樹
ヒビキ・レイティス……小野健斗
リオン・バスティア……小澤 廉
ジェラール・フェルナンデス……荒木宏文(俳優集団D-BOYS)
ほか
《公式サイト》
http://www.fairytail-stage.com/
《公式Twitter》
@fairytailstage

関連記事

前の記事
次の記事

@sumabojp

ページ上部へ戻る