2012-10-3

9/25(火)より、東京・天王洲銀河劇場にて朗読劇『緋色の研究』がスタートした。

初日キャスト：(左から)ホームズ役の中屋敷法仁(柿喰う客)と、ワトスン役の矢崎広

小説家アーサー・コナン・ドイルの描く「シャーロック・ホームズシリーズ」の長編の一つ、「緋色の研究」（原題：A Study in Scarlet）はホームズとワトスンが初めて出会い、そして解決した事件を描いた小説で、今なお根強い人気を誇る名作である。

二日目キャスト：(左から)ホームズ役の大河元気と、ワトスン役の鈴木拡樹

ドラマ、映画、アニメと数々のメディア化を経てきた人気作品が、今回朗読劇として上演。
キャストは回毎に変わり、柿喰う客の中屋敷法仁や、津田健次郎、山崎樹範といった個性派俳優から、矢崎広、村井良大、池田純矢など人気上昇中の若手俳優とバラエティ豊か。ホームズとワトスンを別日とはいえ両方演じることになる俳優にも注目が集まる。

銀河劇場の持つ上品な雰囲気にふさわしく、重厚感のある舞台セットは見ているだけで落ち着きを感じさせる。マリンバ・パーカッションの生演奏と音響効果が登場人物の心情とロンドンの喧騒を表現。
いつの間にか自分もベーカー街221Bの一室に腰掛けている気になり、あっという間に名探偵シャーロック・ホームズと相棒ワトスンが繰り広げる冒険とミステリーの世界に惹き込まれていく。

一風変わり者のホームズと、紳士ワトスンがどういった経緯で共に過ごすようになり、そして互いの人物に惹かれていったのか。ステージ上で俳優が本を演じ、その風景を織りなす声を聞いているとなんともスムーズに伝わってくる。
2人の会話を真剣に追っていく中で、他の人物を演じる際のキャラクター作りはホッとひと笑いできるシーンに仕上がっており、他の組み合わせキャストもつい見たくなること間違い無し。

公演は9/25(火)～30(日)、 10/11(木)～14(日)。詳細は公式サイトにて。

☆Information

■舞台/朗読劇『緋色の研究』
日程:9月公演 9/25(火)～30(日)、10月公演 10/11(木)～14(日)
場所:天王洲銀河劇場
原作:アーサー・コナン・ドイル/脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)
▼日時と出演者(ホームズ役×ワトスン役)
9/25(火)18:30 中屋敷法仁×矢崎広
9/26(水)18:30 大河元気×鈴木拡樹
9/27(木)18:30 岡田浩暉×松下洸平※追加公演
9/28(金)18:30 青柳塁斗×上山竜司
9/29(土)12:30 津田健次郎×廣瀬大介※追加公演
9/29(土)17:30 津田健次郎×大河元気
9/30(日)12:30 青柳翔×遠藤雄弥
9/30(日)17:30 斉藤慎二×久保田悠来※追加公演
10/11(木)18:30 久保田悠来×武田航平
10/12(金)13:30 早乙女太一×窪田正孝
10/12(金)17:30 早乙女太一×窪田正孝
10/13(土)12:30 矢崎広×村井良大※追加公演
10/13(土)17:30 山崎樹範×村井良大
10/14(日)12:30 山田裕貴×池田純矢
《チケット》
価格:S席￥5,500/A席￥4,000
一般取扱:キョードー東京、チケットぴあ(Pコード:423-671)、ローソンチケット(Lコード:33361)、イープラス、銀河劇場チケットセンター、銀河劇場オンラインチケット
追加公演取扱:キョードー東京、チケットぴあ(Pコード:423-993)、ローソンチケット(Lコード:33381)、イープラス銀河劇場チケットセンター、銀河劇場オンラインチケット
〔公式〕
※朗読劇『緋色の研究』→
http://www.tristone.co.jp/sherlock/