池田純矢&鈴木勝吾共演、中島らも戯曲の舞台『ベイビーさん』11/7開幕直前コメントUP!

  • 2015-11-6

池田純矢さん、鈴木勝吾さんが出演する、作家・中島らもさんによる幻の戯曲『ベイビーさん ~あるいは笑う曲馬団について』の初舞台公演が、11月7日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて公演初日を迎えます。
この注目作の開幕を前に、11月2日に開催された公演直前プレイベントから登壇キャストのステージ写真&コメントをご紹介します。

摩訶不思議な"らも"ワールドは必見!

摩訶不思議な”らも”ワールドは必見!

今作の作者・中島らもさんは、コピーライターとして活躍する傍ら、劇団「笑殺軍団リリパットアーミー」を旗揚げし、芝居の世界で活躍。また作家としても著作数は100冊以上を数え、ロックバンドなどのアーティスト活動など、小説・エッセイ・脚本はもとより、講演・ライブと多岐に渡って活動。2004年に急逝した後も、その人気は衰えず中島らも作品は多くのファンを生み出しています。

そんな中島らもさんの名前を新たに刻み付ける、幻の傑作戯曲が初上演決定! 中島らも本人から、自らの主宰する劇団リリパットアーミー以外で唯一、らも戯曲を演出する事が許された演出家・G2さんが演出を手掛け、実力を兼ね揃えた注目キャストを揃えて、ついに戯曲『ベイビーさん ~あるいは笑う曲馬団について』が舞台上演されます。

主演には『海賊戦隊ゴーカイジャー』ゴーカイシルバー・伊狩鎧役の池田純矢さん、そして共演に『侍戦隊シンケンジャー』シンケングリーン・谷千明役の鈴木勝吾さん、近年ではミュージカル作品を中心に活躍中の井澤勇貴さんの出演と注目の若手俳優が揃いました。
劇団第三舞台出身の実力派である小須田康人さん、劇団リリパットアーミーの旗揚げ団員でもあり、タレントとしても幅広く活躍する個性派の松尾貴史さんとともに、G2さんによる演出でどのような姿を見せるのか、期待が高まっています。

【あらすじ】
時は昭和16年。
とあるサーカス団が軍隊へ慰問するなか、その慰問が適正かどうかを視察する一行がやってくる。
時代はいよいよ日本が第二次世界大戦に突入しようとしている時、場所は満州の新京。
間違っても敵性語を使用してはならない。
「サーカスではない、曲馬団だ」「士気を鼓舞するための慰問だ」
見世物が終わって、視察団のもとに集まってくる、サーカス団の連中。

「そういえばここには動物はいるのか?」
視察団に問われて、象やらがいると答える曲馬団の一同。
日本国中が食べ物を制限している中、餌をやることに不服をぶつけられて、曲馬団の連中は思わず「餌を食わない動物もいるんですよ」
餌を食わない動物なんているはずがない!と息巻く視察団のもとに連れてこられた一頭の動物。
「ベイビーさんで。」

こうして、ベイビーさんと曲馬団と八代大佐たちは出会ったのだった……。

――この、舞台『ベイビーさん ~あるいは笑う曲馬団について~』の開幕を前に、11月2日にはキャストの植本潤さんが司会を務め、同じくキャストから池田純矢さん、鈴木勝吾さん、井澤勇貴さん、入来茉里さん、坂元健児さん、小須田康人さんが登壇した公演直前プレイベントがZepp ブルーシアター六本木にて開催。このイベントでは、キャストによる座談会や、観客からの質問に答るQ&A コーナーのほか、お見送りのハイタッチ会などが行われて大盛況となりました。
ここで、キャストからのコメントをご紹介いたします。

(左から)入来茉里さん、坂元健児さん、池田純矢さん、小須田康人さん、植本潤さん、鈴木勝吾さん、井澤勇貴さん

(左から)入来茉里さん、坂元健児さん、池田純矢さん、小須田康人さん、植本潤さん、鈴木勝吾さん、井澤勇貴さん

■池田純矢さん
芝居も身体的にも、わりと縛りのある役柄なのですが、最近はその窮屈さが楽しくなってきました。元々、台本の覚えは早い方なのですが、らもさんのホンはとてもリズムが気持ちよく整っているので、難しい言葉も今回初めて話す言葉もありましたが、とても覚えやすかったです。

■鈴木勝吾さん
お稽古期間があっという間でした! 今回の稽古場では皆、台本を手放すのがとても早かったので、中々のプレッシャーでした。また、特技ではない一輪車を、イチから稽古して本番で乗るので、そこも見どころの一つ、です!

■井澤勇貴さん
色々な年代の先輩とご一緒する、このような作品は今回が初めてなので、すごく学ばせて頂いています。普段はカタブツの役柄が多いので、今回のような役は初めてかもしれません…!

■入来茉里さん
お稽古中に、(稽古を見学している)周りのキャストから多くの笑い声の漏れる、とても楽しい稽古場です。チカラ役の坂元さんと2人で、シルク・ドゥ・ソレイユの方に曲芸を教わりました。できることを精一杯努めたいです。

■坂元健児さん
力持ちのチカラさん役を演じているので、44歳にして力技を繰り広げています。演出のG2 さんから、動画で曲芸を見せてながら「これやって」との指示が…! やり方がわからず困惑していたとき、ミュージカルで共演したことのあるシルク・ドゥ・ソレイユの方に教えていただきました。理論があってとてもわかりやすく稽古できました。

■小須田康人さん
軍人の役なので、あまりみんなと絡むシーンが無かったのですが、稽古場で初めてみんなのシーンを見た時、凄いと素直に思いました。心が動きましたね。…そしてこの芝居の3割が坂元さんの筋肉にかかっている、と思いました(笑)。

劇団四季の在籍時にはライオンキング・シンバ役を務めた坂本さんの肉体派演技にも注目!

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…と、それぞれ曲馬団(サーカス)を舞台にした今作への意気込みを語ったキャストたち。不世出のストーリーテラー中島らもさんと、ミュージカル・ストレートプレイ・サスペンス・コメディー・翻訳劇と、様々なジャンルの作品に挑み続けているG2さんの織り成す摩訶不思議な”らも”ワールド、ぜひ劇場で体感してください!
チケットは好評発売中、詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。演劇界からも大注目を受けるこの作品、お見逃しなく。

☆Information

舞台『ベイビーさん ~あるいは笑う曲馬団について』
公演:2015年11月7日~14日
会場:Zeppブルーシアター六本木
《公式サイト》
http://baby-san.com

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