池田純矢&鈴木勝吾が、中島らも作・G2演出の舞台『ベイビーさん』に11月出演決定!

  • 2015-9-8

作家・中島らもさんによる幻の戯曲『ベイビーさん ~あるいは笑う曲馬団について』が初の舞台化! 今年11月7日~14日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演決定、池田純矢さん、鈴木勝吾さん、小須田康人さん、松尾貴史さんのキャスト4名が同時発表されました。

左から、小須田康人さん,池田純矢さん,鈴木勝吾さん,松尾貴史さん

左から、小須田康人さん,池田純矢さん,鈴木勝吾さん,松尾貴史さん

中島らもさんは、広告会社在籍時代に手がけたシリーズ広告「啓蒙かまぼこ新聞」で一躍注目され、コピーライターとして活躍。同時期にコント番組の脚本執筆を手がける他、劇団「笑殺軍団リリパットアーミー」を旗揚げし、芝居の世界で活躍。また作家としても活動し、その著作数は100冊以上。
ロックバンド「PISS」「らも&MOTHER’S BOYS」でヴォーカル・サイドギターを担当するなど、小説・エッセイ・脚本はもとより、講演・ライブ活動と活動は多岐に渡っており、2004年に急逝した後もその人気は衰えず、今でも彼を慕うファンは多く、2012年にパルコ劇場で『こどもの一生』が上演された際も、多くの中島らもファンが来場。今なお続く、その人気ぶりを見せつけています。

そんな中島らもさんの名前を新たに刻み付ける、幻の傑作戯曲が上演決定! 中島らも本人から、自らの主宰する劇団リリパットアーミー以外で唯一、らも戯曲を演出する事が許された演出家・G2さんが演出を手掛け、今年11月に注目キャストを揃え、戯曲『ベイビーさん ~あるいは笑う曲馬団について』が上演されることが発表されました。

同時発表されたキャストは、池田純矢さん、鈴木勝吾さん、小須田康人さん、松尾貴史さんの4名。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』ゴーカイシルバー・伊狩鎧役の池田さん、『侍戦隊シンケンジャー』シンケングリーン・谷千明役の鈴木さんと、それぞれ戦隊ヒーロー作品への出演後で注目され、その後は舞台・映画・ドラマと様々なフィールドで活躍。そしてミュージカル『薄桜鬼』で共演し、絆を深めているふたりの若手俳優を抜擢!
劇団第三舞台出身の実力派である小須田さん、劇団リリパットアーミーの旗揚げ団員でもあり、タレントとしても幅広く活躍する個性派の松尾さんとともに、G2さんによる演出でどのような姿を見せるのか、期待が高まります。

ここで気になるストーリーをご紹介。

【あらすじ】
時は昭和16年。
とあるサーカス団が軍隊へ慰問するなか、その慰問が適正かどうかを視察する一行がやってくる。
時代はいよいよ日本が第二次世界大戦に突入しようとしている時、場所は満州の新京。
間違っても敵性語を使用してはならない。
「サーカスではない、曲馬団だ」「士気を鼓舞するための慰問だ」
見世物が終わって、視察団のもとに集まってくる、サーカス団の連中。

「そういえばここには動物はいるのか?」
視察団に問われて、象やらがいると答える曲馬団の一同。
日本国中が食べ物を制限している中、餌をやることに不服をぶつけられて、曲馬団の連中は思わず「餌を食わない動物もいるんですよ」
餌を食わない動物なんているはずがない!と息巻く視察団のもとに連れてこられた一頭の動物。
「ベイビーさんで。」

こうして、ベイビーさんと曲馬団と八代大佐たちは出会ったのだった……。

不世出のストーリーテラー中島らもさんと、ミュージカル・ストレートプレイ・サスペンス・コメディー・翻訳劇と、様々なジャンルの作品に挑み続けているG2さんの織り成す摩訶不思議な”らも”ワールド。
チケットは9月26日より発売開始、詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。演劇界からも大注目を受けるこの作品、お見逃しなく!

☆Information

舞台『ベイビーさん ~あるいは笑う曲馬団について』
2015年11月7日~14日Zeppブルーシアター六本木
《公式サイト》
http://baby-san.com

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