映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の初日舞台挨拶が、3月21日 東京・丸の内TOEIにて行われ、竹内涼真さん(仮面ライダードライブ／泊進ノ介役)、中村優一さん(仮面ライダーゼロノス／桜井侑斗役)、稲葉友さん(仮面ライダーマッハ／詩島剛役)、半田健人さん(仮面ライダーファイズ／乾巧役)、天野浩成さん(仮面ライダーギャレン／橘朔也役)、内田理央さん(詩島霧子役)、髙田延彦さん(ブラック将軍役)、倉田てつをさん(仮面ライダーブラック／南光太郎役)、及川光博さん(仮面ライダー3号／黒井響一郎役)が登壇しました。

完成披露イベントでも登場した9人が再び集結。まずはそれぞれご挨拶します。

竹内さん　今日はこうして先輩たちのライダーと一緒に並べることが出来て本当に嬉しいです！」

中村さん　最初に言っておく！ 俺はかーなーりー強い！！ またこうやってライダー作品に出られて、すごく嬉しいです。そして桜井侑斗、仮面ライダーゼロノスをまたやれて、本当に幸せな期間でした！

稲葉さん　今日という日に、仮面ライダー3号を選んで足を運んでくださったことを本当に感謝しております。

半田さん　去年に引き続き、仮面ライダーのスクリーンに帰ってこられることが出来て、自分自身が何より嬉しく感じています。

天野さん　今、とても幸せです！！

内田さん　初日を迎えられることが出来まして、そして皆さんの顔をこうやって直接見ることが出来てとても嬉しいです。

高田さん　子供の頃から憧れていた仮面ライダーという作品に参加させてもらうことが出来て、本当に幸せです。エンドロールで自分の名前が載ることは、自分の人生のキャリアの中でも誇りになる素晴らしい時間をいただきました。

倉田さん　白倉さん(東映プロデューサー)から強烈オファーを受けて、また久々に変身をしてしまいました。この変身はいつやっても血がたぎるというくらい嬉しかったし楽しかったです。

及川さん　皆さんも興奮冷め止まない状態かと思いますが、僕たちもそして僕自身も興奮しております！

今作は、1973年に「仮面ライダー3号」が突如現れ、仮面ライダー1号＆2号を倒し、歴史の歯車が狂い出すという設定。それに対して及川さんがずっと疑問に思っていることがあったそうで、「黒井響一郎は一体何歳だったんだと。仮に1973年当時が20歳だったとしたら、42年経ってるので、間違いなく60代。監督とそのことについて話しましたが、『きっと改造人間だから、3年に1歳ぐらいずつ年を取るんじゃないか？』と言われました。それで計算しすると、34歳。ま、それも無理があるかな(笑)」と、ミッチースマイルを全開にしながら、監督とのやりとりを語ってくれました。

MCからの質疑応答では、竹内さん、倉田さん、及川さんへ「最強の存在は？」との質問が。竹内さんと倉田さんは「お母さん」と答えますが、及川さんはお母さんも入れつつ、「美輪明宏さん」をチョイス。これには登壇者だけでなく会場のファンも納得の拍手。

さらにデビュー20年目に長年の夢だった仮面ライダーを演じた及川さんに「また20年後に叶いたい夢は？」と来たところ、「死神博士(ショッカーの大幹部)」と答え、特撮ファンを喜ばせてくれました。

そしてこちらも念願のライダー映画出演を果たした高田さん、家族や友人に出演の話をしたものの、大きなリアクションはなかったそうで、トークのテンション下がり気味に。すかさず及川さんが「半田くんそろそろ話して！」と半田さんにフリます。

半田さんといえば、一度話すとなかなか止まらないというトーク力に定評があり、先日の完成披露イベントでも半田さんと高田さんのトークが長すぎて、他キャストのコメントが削除されるというアクシデントに見舞われてましたが、そして今回も……。

半田　仮面ライダーに出演すると、即効性はないですけど、これが10年20年経つと効いてくるんですよ！

高田　10年20年経つと、オレ70代になっちゃうよ…。

半田　そういうことになります…。ちょっと遅いですね～。

高田　ちょっと待って、この時間はオレの時間なんだけど…。

半田　スミマセン、前回の二の舞をやってしましました(ペコリ)。

まさに、阿吽の呼吸で場を盛り上げてくれました。

ちなみに「仮面ライダーに出演すると、後に効く」という言葉は、半田さんでは編み出したのではなく、仮面ライダー1号役の藤岡弘、さんが発した言葉だそうで、「去年の打ち上げで話されていて、藤岡先輩も現役で演じた時は今ほどの実感はなくやられて、時がが経つごとに、あの作品にどれだけ自分が支えられたか後で気づいたそうです」と、とびきりのエピソードを語ってくれました。

今回が俳優活動復帰作となった中村さん。一番心に残ったのは「及川さんと稲葉さんと一緒に変身できたこと」とピックアップしましたが、「2人の変身ポーズがカッコいいんですよ！　でも僕(の変身するゼロノス)はあまりポーズがなくて…。センターで贅沢にやらせていただきましたが、2人のポーズが終わるまで、カードをゆっくり出し続けるんですよ」と変身ポーズを交えながら思い出を語った中村さん。完成披露イベントでは舞台上で号泣してましたが、今日は終始笑顔でやや興奮気味。復帰の喜びを噛み締めているようでした。

その後のフォトセッションでは、仮面ライダー1号・2号・V3が応援に駆けつけ、仮面ライダーV3から「君こそ本当の仮面ライダー3号だ！」と及川さんに3号トロフィーを贈呈。
最も好きな仮面ライダーからの授与に「いやー、人生何が起こるかわかりませんね、本当の仮面ライダー3号はあなただ！」とエールの交換をした及川さんがV3と固い握手をし、会場からはこの日一番の拍手が送られました。

映画は全国ロードショー中で、劇場では入場者プレゼントとして『仮面ライダー4号』DVDが先着100万人に無料配布されています。

「スーパーヒーロー大戦GP」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映AG・東映ビデオ・東映

☆Information

映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
2015年3月21日公開
原作：石ノ森章太郎　八手三郎
監督：柴﨑貴行
主題歌：及川光博 「Who’s That Guy」(avex trax)
「スーパーヒーロー大戦GP」製作委員会（東映／テレビ朝日／東映ビデオ／アサツー ディ・ケイ／東映エージエンシー／バンダイ／木下グループ）
配給：東映
≪出演≫
竹内涼真 中村優一 稲葉友
内田理央 吉井怜 浜野謙太 井俣太良／半田健人 天野浩成
西川俊介 松本岳 中村嘉惟人 矢野優花 山谷花純

倉田てつを／高田延彦 井手らっきょ／笹野高史 片岡鶴太郎
及川光博
【声の出演】
上遠野太洸 椿隆之 森本亮治 北条隆博
クリス・ペプラー 関智一 大塚芳忠
≪公式サイト≫
http://www.superhero-movie.com

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