映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』キャスト発表会見が、1月28日 東京・品川プリンスホテル アネックスタワーにて行われ、仮面ライダー3号／黒井響一郎役の及川光博、仮面ライダードライブ／泊進ノ介役の竹内涼真が出席しました。

ショッカー首領を倒し、戦いを終えた仮面ライダー1号・2号の前に突如仮面ライダー3号が現れ、仮面ライダー1号2号は倒され、世界はショッカーが支配し、仮面ライダーの歴史が狂い始めてしまう。仮面ライダードライブをはじめ歴戦を戦ったライダー達が狂った時を取り戻すために戦うストーリー。

仮面ライダー３号役に、大物俳優の出演が匂わされながら、厳重に出演情報が守られていただけに、及川さんの登壇にマスコミからも驚きの声が上がりました。

会見2日前に完成されたばかりの主題歌「Who’s That Guy」のテーマに乗せて、及川さんが入場。「仮面ライダー3号の黒井響一郎を演じました及川光博です。ねぇ～、誰かと思ったらミッチーでした(笑)」とまずは挨拶。

オファーを聞いての感想を聞かれ「キター！！と思いました。まさかの役で興奮しました。仮面ライダーごっこをしていた子供の頃の夢が叶ったし、特撮ヒーローモノのオーディションを受けては落ちたりしていた20代頃の夢も叶って。なのでWの夢が叶った瞬間といっても過言ではないですね」と振り返り、満面の笑顔。
仮面ライダー1号2号を倒すという設定については「台本をいただいた時に、『えっ、倒していいの？ ダメでしょ！』と思いました」と、仮面ライダー好きを感じさせるコメントで沸かせてくれました。

竹内さんとともに、撮影現場での感想を聞かれた及川さん。「現場では、はしゃがないように思ってたんですが、たくさんの仮面ライダーたちが集合したのを見たら興奮しましたね」と話すと、竹内さんも「はしゃいでいらっしゃっいましたね」と言われ、思わず「スミマセン」とポツリ。

今作では及川さんがライダースーツを着用する(メットオフ状態)シーンがあるとのこと。「人生で自慢できることの一つ」と表現した上で、「現場のスタッフさんも“ライダー愛”に溢れていて、僕がライダースーツで楽屋から登場した瞬間、撮影会が始まりまして。各々のカメラで撮影してました」とエピソードを語ると、竹内さんは「実は僕もスタッフさんに混じって、後ろで隠し撮りしてました」と告白してました。

発表会見には、仮面ライダードライブの愛車「トライドロン」と、仮面ライダー3号が乗るマシン「トライサイクロン」の実車が登場。
「トライサイクロンの配色は、ライダー愛溢れるスタッフが、仮面ライダー1号2号のバイク『サイクロン』と同じカラーリングに調合したんですよ」と及川さんが裏話を披露すると、竹内さんも「2台並ぶと、迫力が倍になって、撮影してて楽しくなりました」と感想を語ってくれました。

この発表会見まで、仮面ライダー3号のキャストを外部に漏らさない「かん口令」が敷かれており、スタッフ・キャストは秘密を厳守……したのかと思いきや、及川さんは「スミマセン、正直に言います。数名には言いました」とカミングアウト。
そのうちの一人が、かつてライダーマンのスーツアクターをした経歴を持つ俳優の唐沢寿明さんだということを明らかにした上で、「彼が黙ってくれたのがありがたかったです。彼に出演の話をしたら、『なんで！ スケジュールの都合が合ったら出たのに！！ ライダーマンで！』」と当時のやりとりを明かしてくれました。

また作品の見どころについて、
竹内さん「2台の激闘シーンです。バイクと車だと車の方が迫力ありますね。カッコいいですし、及川さんとの素面のシーンや復活する歴代ライダーにも注目して欲しい」

及川さん「僕の変身シーンです。ベルトとかいい意味で昭和で、変身ベルトのマークが立花レーシングではなくショッカーなんです。そういう細かい部分に胸アツです」
とそれぞれコメント。

会場中の誰もが胸熱くなる会見となりました。

映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は3月21日に公開です。

☆Information

『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
2015年3月21日(土)より全国ロードショー
原作：石ノ森章太郎
脚本：米村正二
監督：柴崎貴行
主題歌：及川光博「Who’s That Guy」
出演：竹内涼真 及川光博 高田延彦 天野浩成 中村優一 ほか
《公式サイト》
http://www.superhero-movie.com/

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