新型コロナウイルス感染症の広まりで、世界に不安が広まる今、SNS上では「#ヒーローが子供達を元気にする」ツイートが広まり、多くの子供達を元気づけています。

スマートボーイズでは、日本や世界中の人たちを元気づける企画として、特撮ヒーロー出身俳優の皆さんに、『#ヒーローが世界を元気にする』をテーマに”テレフォン”インタビューを実施。当時の思い出やヒーローを演じて得たもの、今だからこそ見て欲しい放送回などといったエピソードや今実践しているストレスや運動不足解消法などを前編・中編・後編の3回に渡り紹介します！

今回は、2014年放送「烈車戦隊トッキュウジャー」でトッキュウ6号／虹野明役を演じ、現在は舞台を中心に活躍。最近では「VSヒーローズ」というYouTubeチャンネルを開設し”1号シン”として”2号ネギ”こと根岸拓哉さん、”3号ケンチャン”こと小笠原健さんらとともに、俳優としての新しい表現手段にも積極的に取り組んでいる長濱慎さんの、インタビュー中編をお届けします。

(※インタビューは4月下旬に電話取材したものです)

――さて、トッキュジャーが放送されて6年が経ちました。

長濱　まずは、志尊(淳)と(横浜)流星は売れたな～ってことですね(笑)。当時はほぼ横一線でしたけど、6年経つと状況も大きく変わるんだなって(笑)。でも仲間として素晴らしいことだと思いますよ。

――志尊さんや横浜さんだけでなく、長濱さんはもちろん、平牧仁さん、小島梨里杏さん、森高愛さんも現在ドラマ、舞台、音楽で活躍され続けていることは素晴らしいことだと思いますよ。

長濱　確かに全員、今も芸能活動を続けてますよね。ゼット役の大口(兼悟)さんは辞めてしまって残念ですが、作品は残るのでぜひみなさんには、トッキュウジャーを見返して欲しいですね。

――撮影時のエピソードを、教えていただけますか？

長濱　あの当時、流星はまだ高校生で、シアターGロッソ公演や撮影中の合間に、宿題とかやっていましたからね。

――長濱さんも、そこで横浜さんに何か教えてあげたりしたんですか？

長濱　僕も一応大学を出ているんですが、日本史は苦手だったので、地理や数学あたりを教えていた記憶はあります。

――トッキュウジャーを演じたことから、得たものとは何でしょうか？

長濱　特撮ヒーローって、子供たちへの教育や正義とか勇気とかみんなで力を合わせるとか、大事にしているものってあるじゃないですか。そういったテーマが一貫している作品を一年間やったので、その辺が自分の人生において影響しているなとは思います。真っ当な人間にしてもらえた、……って当時は真っ当ではなかった訳ではないですけど(笑)、正された感じはします。

――ヒーローを演じた前と後とで、大きく変化されたんですね。

長濱　はい。「ヒーローをやった」という責任感はありますし、手本にならなきゃという意識は今もどこかにはありますね。

――自粛ムードで気持ちも下降気味になっている方に向けて、ホッコリするような「ヒーロー出身俳優あるある」があったら教えてください。

長濱　えっ！！ 何だろう……。どちらかと言えば「戦隊出身俳優あるある」になるんですが、色をついつい意識しちゃうことですかね(笑)。担当しているWEB番組を配信する時は、オレンジっぽい服を着ちゃいがちですし、トッキュウジャーの関係者と会うときも、色とか意識しちゃいますね。

――東京都内の電車の路線図を見る時も、オレンジ色の中央線や銀座線に目がいってしまったり？

長濱　ハハハ。さすがにそこまでは(笑)。ただ最近「魔進戦隊キラメイジャー」に列車(※魔進ジョーキーと魔進エクスプレス)が出てきたじゃないですか。あれは反応しちゃいますね。「あれ？ トッキュウジャーとのコラボあるんじゃないの？」って。

――あの放送回で「レインボーライン」のワードが話題になりましたし、「イマジネーション」というテーマも親和性がありますから、もしかしたらコラボ実現あるかもしれませんね。

長濱　明るい感じとかも似ていますし、東映さんには「いつでもオファーお待ちしています」とはツイートしたんですけどね(笑)。逆に言いすぎると嫌われちゃうかな？

――きっと、言わないよりかは言った方がいいと思いますよ。

長濱　いつオファーが来てもいいように、体を鍛えなきゃいけませんね(笑)。

――「キラメイジャー」と「トッキュウジャー」のコラボ期待します！！ さて、自宅待機で時間を持て余している方が多いということで、今だからこそ見て欲しいトッキュウジャーの放送回がありましたら紹介してください。

長濱　先日、CSのテレ朝チャンネルで実施していたスーパー戦隊シリーズの人気投票で、僕の登場回である第17駅「雨上がりの空に」が選ばれていましたが、やっぱり第17駅は見て欲しいなとは思います。役的に雨を降らす回で、罪の意識があって、虹を見て改心してヒーローになるという流れになるんですが、雨が降った後に虹が出るというのが凄く綺麗なんですよ。今のご時世、雨が降っている状況で、これが止んだ後にきっときれいな虹が出ると思っていて、そこがリンクしている回かなと思ってこの回を選びました。
それと、最終回の「輝いているもの」もおススメです。トッキュウジャーは子供たちが戦っているという設定でしたけど、子供たちが力を合わせて戦えばラスボスにも勝てる、勇気を出して前を進むんだというのが最終回だったので、それを見るとやっぱり心を打たれて僕らも一歩前へ進むぞという気持ちになるんじゃないかなと思います。

――最終回の撮影で印象に残っているエピソードとかありますか？

長濱　とにかく風がメチャメチャ強くて、立っていられないぐらいだったと思います。しかも撮影が12月で、他のメンバーは暖かい衣装だったのに、僕はタンクトップに革ジャンでめちゃめちゃ寒くて、撮影が終わったらすぐにストーブがあるところまで移動していました(笑)。それと強風でみんなの髪型がグッチャクチャになって、メイクさんが大変そうでした。

――長濱さんはヘルメットをかぶっているので、あまり影響なかったのでは？

長濱　そうですね。僕だけ全然メイクさん来なかったです(笑)。(志尊さん演じる)ライトの前髪上がっている状態が見られるのは最終回だけだと思いますので、そのあたりも注目して欲しいです。

※後編に続く

現在、長濱さんは俳優の根岸拓哉さんと小笠原健さんとともにYouTubeチャンネル「VSヒーローズ」を毎週3作品ペースで制作し配信中。また会員制のファンコミュニティサイト・ファニコンにて「長濱慎の秘密の交流部屋」を配信中です。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

☆Information

YouTubeチャンネル「VSヒーローズ」
https://www.YouTube.com/channel/UCdKyBXGDIy6yHfYdy3nIXwg

ファニコン「長濱慎の秘密の交流部屋」
https://fanicon.net/fancommunities/2296

≪長濱慎公式Twitter≫
https://twitter.com/shin_nagahama

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