- 2020-4-22
6月11日より、よみうり大手町ホールにて上演される“石丸さち子×東映”でおくる新プロジェクト、S-I ST Stage「ひりひりとひとり」の公演情報と出演者が発表されました。
今作は、ミュージカル「Color of Life」(作・演出)、舞台「BACKBEAT」(翻訳・演出)、「マタ・ハリ」(翻訳・演出)等の石丸さち子さんが作・演出し、音楽家・森大輔の生演奏で送る舞台演劇作品で、俳優“春男“にまつわる、俳優6人と音楽家1人、7人による物語。石丸さんが「演劇とはなにか?」を改めて自分に問い質して生み出した物語であり、人間の心情、感情を剥き出しにして生まれる新たな演劇作品です。
注目の出演者が発表となり、ミュージカル「憂国のモリアーティ」の鈴木勝吾さん、舞台「文豪ストレイドッグス」の鳥越裕貴さん、ミュージカル「少女革命ウテナ」の能條愛未さん、舞台「罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~」の菅原りこさん、「『GANTZ:L』ACT&ACTION STAGE」の百名ヒロキさん、第25回読売演劇大賞・優秀男優賞受賞の佐藤誓さんといった6人の豪華キャストが揃いました。
【あらすじ】
ひとりの俳優をめぐる物語。
ひとは向き合う、自分に、他人に、世界に。
ひとは向き合う、過去に、未来に、今に。
たくさんのひとりが、ひりひりと今日を重ねていく。世界はまだ見ぬ明日へ。
工藤春男は、父の家庭内暴力、それを苦に家出する母といった、愛情に恵まれない家庭に育った。 思春期には、烈しい統合失調の症状とともに暮らしていたが、家を出て演劇の世界に飛び込んだ頃から、心は落ち着きを見せ、持ち前の表現力や独創性が評価されはじめていた。
いつものように稽古をして、いつものように仲間と時を過ごしていた春男のもとに、実家で父が孤独死したという報せがはいる。
父という、自分の記憶からすでに消していた存在の死に、心乱れる春男。
思春期に自分で生み出した珍妙な別人格二人が現れ、克服したはずの吃音まで戻ってくる。
同じ劇団の女優であり、恋人でもある伊達夏子、親友の玉木賢は、様変わりしてしまった春男を心配して、心を尽くす。
春男はやがて、二人とともに、生まれ育った街への旅に出る。どこか遠いところで幻聴のように鳴り続ける音楽とともに。
それは三人それぞれが、自分と向き合う旅でもあった……。
六人の俳優と一人の音楽家がポップに絡み合い、ひりひりとした物語を軽妙な笑いと、軽やかな身体、豊かな音楽とともに語っていく。
S-IST Stage「ひりひりとひとり」は6月21日まで上演。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
S-IST Stage「ひりひりとひとり」
日程・会場:2020年6月11日(木)~21日(日) よみうり大手町ホール
※受付開始及び当日券販売は開演1時間前より。開場は開演30分前
作・演出:石丸さち子
音楽・演奏:森大輔
出演:鈴木勝吾 鳥越裕貴 能條愛未 菅原りこ 百名ヒロキ 佐藤誓
チケット(全席指定)
前売:8,000円(税込) ※未就学児入場不可
プロデュース:東映株式会社
≪公式サイト≫
https://www.s-ist-stage.com
≪公演Twitter≫
@sist_stage