2019年9月に大人気のうちに幕を閉じた「仮面ライダージオウ」の最終話のその後を舞台にしたオリジナルVシネマ『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』が、2月28日より期間限定で劇場上映されます。

普通の高校生となった押田岳さん演じる明光院景都／仮面ライダーゲイツが、奥野壮さん演じるTVシリーズの主人公・常磐ソウゴ／仮面ライダージオウらと共に、再びライダーに変身し新たな歴史を刻んでいく物語。

大幡しえりさん、渡邊圭祐さん、板垣李光人さん、紺野彩夏さん、兼崎健太郎さん、生瀬勝久さんといったTVシリーズのレギュラー陣に加え、平成仮面ライダーシリーズで「2号ライダー」として活躍した村上幸平さん、木ノ本嶺浩さん、岩永洋昭さん、戸谷公人さんも出演します。

スマートボーイズでは、今作で主演を務める押田岳さんを直撃。前後編に渡りSPインタビューをお届け！ 前編のPART①では、出演が決まった時の感想や、共演者にまつわる話などを語ってもらいました。

――よろしくお願いします。仮面ライダーシリーズのスピンオフ作品第一弾は、例年「2号ライダー」が主人公としてリリースされているだけに、「仮面ライダージオウ」ファンだけでなく、押田さん自身もスピンオフ作品第一弾は仮面ライダーゲイツが主人公になるんじゃないかなと思っていたかもしれませんが、改めて決まった時の率直な心境を教えてください。

押田　この物語が最終回の続きから始まるということで、突然パッタリと終わるのではなく、「ジオウ」という作品に再び出演することが出来て、単純に嬉しいですね。

――今作では、ソウゴによって歴史を書き換えられ、柔道でメダル獲得を目指す高校生という役を演じますが、これまで柔道の経験はありましたか。

押田　中学校時代に体育の授業で習ったぐらいで、柔道をするのはその時以来久々でした。

――実際に選手と組んで試合するシーンもありましたね。

押田　急に柔道着を着たからとって、できるわけではないので、技をかけようとしても全く崩せないです(笑)。

――高校の制服姿もお似合いでしたが、久々の制服を着てどうでしたか？

押田　自分の高校生活を思い出しながら演じていました。本編では高校生じゃないこのメンバーと芝居をしていたので、普通に学園モノみたいなのを7人で出来てとても楽しかったですし、今までよりも“柔らかい雰囲気”でやっていた印象はありました。

――きっと撮影の合間に、共演者同士で「私の高校生活はこうだった！」といったトークで盛り上がったのではないでしょうか。

押田　わかりやすいテーマだと「恋愛」の話はありましたね(笑)。あとは「屋上でご飯を食べたよね」という人もいれば、「俺の高校は屋上に入ることが出来なかった」っていう人もいたりして、撮影の合間はそのような話をしていました。

――見どころの一つとして、レジェンドライダーとの共演が挙げられます。

押田　まずはいつの間にか準レギュラーになっていた戸谷さん、それに本編でもお世話になった村上さん、木ノ本さん、岩永さんといった先輩方が戻って来てくださいました。残念ながら村上さんとは直接の共演はなかったんですけど、気が緩むことなく、いろいろ学ばせていただき、いい刺激を受けました。それぞれ“2号ライダーが考えること”というのがあって、例えば2号ライダーは最初に登場する時はスゴイ強いんですけど、後々1号ライダーにボコボコにされるとか、2号ライダーは変わったキャラクターが多いといった「2号ライダーあるある」のトークで盛り上がったりして楽しかったです(笑)。

――今回は“主演”という立場での出演でしたが、プレッシャーとかはありましたか。

押田　「やる側が楽しんでいろいろと発信していかないと、監督さんやほかのスタッフさんといったまとめる側がまとめるものがない」ということを最近になって思ったので、まずこの作品を演じることを楽しもうと決めていました。だからそんなにプレッシャーを感じることはなかったんですけど、率直に「主演って大変だな」って思って、この立場を一年間務めたソウゴはスゴイなって思いました。芝居を作っていく中で、まずは自分が動かないと周りが決まっていかないなというのは感じました。

――ゲイツが試合中にケガをしてしまい車いすや松葉杖を使っての演技もありましたが、苦労したりはしましたか。

押田　たまたま撮影に入る直前に車いすの方が主人公のドラマを見ていたので、なんとなくわかっていたのと、ダンスをずっとやっていたおかげか、そんなに苦労はしなかったです。

――それと本編に続いて生瀬勝久さんと共演されていましたね。

押田　まさか生瀬さんがVシネにも出演していただけるとは思いませんでした。それと本編でクジゴジ堂(ソウゴの住居である時計店)の外というシーンがあまりなくて、今回そこで生瀬さんと一緒にお芝居が出来て楽しかったです。

――タイムジャッカーの3人とも共演していますが、兼埼さんの教師役は強烈なインパクトを残していますね。

押田　「スウォルツは一番最初に体育教師としてジオウに参加するだった」という説があって、それが今回ちょっとよみがえったという裏話があったんです。ウールとオーラのキャラ設定は面白かったですし、オーラが水をかけるシーンなんて「嫌な奴だな～」って思っちゃいました(笑)。あのシーンは諸田さんが「もっとやっていいよ」という演出をされていたので、ぜひ見て欲しいシーンです。
それにタイムジャッカーの3人を含む7人が揃うシーンは本編でほとんどなかったので、今回7人揃うシーンが多く用意されてよかったです。
あとは、ウォズにも制服を着させてあげたかったですね。

――あっ、そういえばウォズだけ本編の衣装のみでしたよね！ 言われるまで全く気が付きませんでした。

押田　今回僕はたくさんコスプレをしましたが、ウォズはどの作品でもあの衣装のみなんです。撮影中でも「いろいろ着たかったなぁ……」ってブツブツ言っていましたよ(笑)。

――今思えば、渡邊さんの制服姿も見たかったですね。

押田　僕も見てみたかったですね。ちょっと年取っていますけど(笑)。

（PART②へ続く）

【ストーリー】
2018年9月──それぞれの進路を決めようとしている、ごく普通の高校生たち。
柔道でメダルを取る夢に向かって練習に励むゲイツ、「王様になる」などとふざけた夢を語るソウゴ。そして、ゲイツがひそかに恋心をいだくツクヨミ。
しかし、試合中に再起不能の怪我を負ったゲイツは選手生命を絶たれた。傷心の彼に、謎の青年がウォッチとドライバーを差し出して言う。
「私はウォズ。君を救世主に導くためにやって来た。そうでないと、常磐ソウゴが最低最悪の魔王として、その名を轟かせる」
さらに、クラスには海東大樹と名乗る転校生も現れ……
入り乱れる陰謀、二重三重に張りめぐらされた罠。高校生たちが導かれていく先にはどんな未来が待っているのか？
平成のレジェンドライダーもゲストとして参戦し、「仮面ライダージオウ」の新たな歴史の幕が上がります。

Vシネクスト『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』Blu-ray＆DVDは、2020年4月22日に発売予定。また2月28日に新宿・品川・横浜にて初日舞台挨拶が開催されます。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

（C）2020 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映
（C）石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

※衣装協力／tac:tac、YOKE
津野真吾(impiger)

☆Information

Vシネクスト『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』

2020年2月28日(金) 期間限定上映開始
2020年4月22日(水) Blu-ray＆DVD発売

出演：
押田 岳
大幡しえり 渡邊圭祐 板垣李光人 紺野彩夏 兼崎健太郎
村上幸平 木ノ本嶺浩 岩永洋昭 戸谷公人
奥野 壮 ／ 生瀬勝久

原作：石ノ森章太郎 脚本：毛利亘宏 音楽：佐橋俊彦 監督：諸田 敏

・通常版 DVD 4,500円＋税 Blu-ray 5,500円＋税
【特典（予定）】 映像特典：MAKING、TRAILER、DESIGN GALLERY、POSTER GALLERY
音声特典（Blu-rayのみ）： オーディオ・コメンタリー
押田 岳×戸谷公人×白倉伸一郎 プロデューサー

・ゲイツマジェスティライドウォッチ版 （初回生産限定）
DVD 10,000円＋税 Blu-ray 11,000円＋税
【特典（予定）】 封入特典：DXゲイツマジェスティライドウォッチ、ライナーノート、主題歌CD
映像特典： MAKING、TRAILER、DESIGN GALLERY、POSTER GALLERY
音声特典（Blu-rayのみ）： オーディオ・コメンタリー
押田 岳×戸谷公人×白倉伸一郎 プロデューサー

・劇場先行販売版 Blu-ray+DVDセット 6,500円＋税 ※劇場上映初日から発売開始
【特典（予定）】 封入特典：ポストカード
映像特典： MAKING、TRAILER、DESIGN GALLERY、POSTER GALLERY
音声特典（Blu-ray のみ）： オーディオ・コメンタリー
押田 岳×戸谷公人×白倉伸一郎 プロデューサー

※DVDスペック（全種同様）
COLOR／本編64分（予定）／片面1層／1.主音声：ステレオ／16：9LB
※Blu-rayスペック（全種同様）
COLOR／本編64分（予定）／1層／1.リニアPCM（ステレオ） 2.ドルビーTrueHD（コメンタリー：ステレオ）／16：9【1080p Hi-Def】

配給・発売：東映ビデオ 販売：東映

【初日舞台挨拶】
◆会場・日程
2020年2月28日(金)
【新宿バルト9】
1回目　10:20～12:00頃（上映後舞台挨拶）
2回目　12:30～14:04頃（上映前舞台挨拶）

【T・ジョイPRINCE品川】
1回目　13:15～15:00頃（上映後舞台挨拶）
2回目　15:30～17:04頃（上映前舞台挨拶）

【横浜ブルク13】
1回目　16:45～18:30頃（上映後舞台挨拶）
2回目　19:00～20:34頃（上映前舞台挨拶）

◆入場料：2,500円（税込）
◆登壇（予定）：
押田 岳、大幡しえり、板垣李光人、紺野彩夏、兼崎健太郎、諸田敏監督
※登壇者については変更となる場合がございます。予めご了承下さい。

◆チケット販売：
チケット販売方法：ぴあプレリザーブシートで予約
一般発売：2月22日（土）10:00～2月27日（木）16:00
URL　https://w.pia.jp/t/geiz/

≪公式サイト≫
http://vcinext-kamenrider-zio.jp/

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