諸星翔希「共演者の知識や経験を吸収しまくりたい!」舞台『モマの火星探検記』1/7開幕目前SP【5日連続インタビュー③】

  • 2019-12-25

劇団「少年社中」の代表作の一つとして挙げられる舞台「モマの火星探検記」が、2020年1月7日から東京・池袋のサンシャイン劇場を皮切りに、全国4都市にて上演されます。

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本作の脚色・演出は、劇団「少年社中」主宰の毛利亘宏さんで、原作は宇宙飛行士の毛利衛氏が書いた児童文学「モマの火星探検記」。
宇宙へ2度行った毛利衛氏ならではの生命観、地球観、宇宙観から、人類史上初めて火星に到達した主人公『モマ』が少年時代の自分に語りかけながら火星での冒険を振り返る物語。
原作のストーリーと少年社中が過去に上演した仲間とロケット作りをする少女『ユーリ』が宇宙を夢見る物語「ハイレゾ」をミックスし、新たな物語として2012年に初演、2017年7月に再演を行い、今回が3度目の上演。

井俣太良さんをはじめとする少年社中劇団員11人に加え、矢崎広さん、生駒里奈さん、諸星翔希さん、松村龍之介さん、山崎大輝さん、伊藤昌弘さん、鎌苅健太さん、赤澤燈さん、鈴木勝吾さん、小須田康人さんらといった豪華キャストが出演します。

スマートボーイズでは、今作に出演するキャストの中から5名にそれぞれSPインタビュー! 5日連続で各キャストをご紹介します。

SPパート③は、「チキン」役の諸星翔希さんです。

「チキン」役の諸星翔希さん

「チキン」役の諸星翔希(もろほし しょうき)さん

――よろしくお願いします。まずは出演のオファーをもらった時の第一印象はいかがでしたか。

諸星 オファーをいただくまでは、失礼ながらこの作品を知らなくて、「火星探検記」というパンチの強いワードがあったので、絶対に宇宙モノだと思っていたら、その通りでした。きっと宇宙のお話で、ロマンがある作品なんだろうなというイメージで捉えていました。子供の頃から宇宙に関する話題に興味があったので、出演が決まった時はとても嬉しかったです。このインタビューしている時点ではまだ稽古前の段階ですが、自分がどういう演じ方をするのかな楽しみですし、きっと皆さん優しくしていただいていると思います(笑)。

――少年社中の公演は、これまでご覧になったことはありますか?

諸星 実は観劇したことはないんですよ。「モマの火星探検記」再演(2017年)はDVDで拝見しました。すごいロマンが溢れていて、小さい頃に描いたものが詰まった作品で、小学生や中学生の方も見に来たら楽しい作品じゃないかなと思います。それと毛利さんが「プラネタリウムよりも宇宙を感じられる」と仰っていたので、プラネタリウムを観に行くか舞台を観に行くか迷っていたら、舞台の方に来て欲しいです。

――なかなか小中学生が舞台を観劇する機会って少ないですから、ぜひ見てもらいたいですね。

諸星 一歩踏み出して、舞台を見に行く小中学生が増えたらいいですね。

――おそらく諸星さんのファンの方の多くが、初めて「モマの火星探検記」を観劇するかと思いますが、ここを観て欲しいというポイントはありますか。

諸星 物語が主にモマチームとユーリチームの2つに分かれているんですが、そのチーム各々の“青春”を感じて欲しいですね。夢を追う時って心が真っすぐだと思うので、その真っすぐさを感じてもらって、自分の生活に彩りを加えられるようになってもらえたら嬉しいですね。

――諸星さんも青春真っ盛りですよね。

諸星 はい、真っ盛りです!! この作品でいろいろディスカッションし合って、舞台上で青春したいですし、その姿を見に来て欲しいです。

――今回の舞台に出演される方は、全員初共演なんですね。

諸星 そうですね。でも先日「PSHY・S」という舞台を観劇した時に、「モマの火星探検記」で共演する方とご挨拶をはさせていただきました。赤澤燈さんはフランクに話かけて来てくれるので、絶対仲良くしていただけるだろうと勝手に思っています(笑)。絡みのシーンも多いと思いますし、わからないことがあったら“赤澤お兄さん”にいろいろ教えていただくつもりです(笑)。もちろん他の皆さんも経験が豊富で、僕の何億倍も知識や経験があると思うので、吸収しまくりたいです。

――赤澤さんはもちろんのこと、2.5次元作品やストレートプレイの舞台で大活躍している方がズラリと揃いましたし、脚色・演出は少年社中の主宰である毛利さんですし、役者として成長するにはピッタリのカンパニーですよね。

諸星 劇団の中にお邪魔させていただく機会はなかなかないですし、きっと社中さんの中での演じ方や風習などを吸収して、そこに自分のエッセンスを加えられたら嬉しいです。

――台本は既にいただいたそうですが、どのような感想を持たれましたか?

諸星 DVDと台本を並行して見ていたんですが、個性的なキャラがたくさんいて、中でもロボット2人(マイクロスコープ、テレスコープ)が披露するショートコントの虜になって、すぐファンになっちゃいました(笑)。動きが本当にロボットですごく研究したのかなって思いました。

――今回は鈴木勝吾さんが再びテレスコープ役を演じるので、稽古場で鈴木さんのテレスコープの演技を何度も見らえるのはなんとも贅沢ですよね。

諸星 あのショートコントも稽古場で生まれて、完成形を本番で披露すると思うので、生で見られるのは楽しみですね。きっと稽古場では毎回笑わせてくれるのかなって思います(笑)。

――少年社中の大きな特徴の一つと言えば、「ビジュアル」だと思いますが、初めて少年社中のビジュアル撮影を経験しての感想はいかがでしたか。

諸星 メイクも衣装スタッフさんもその場で作っていくんです。形が決まってないところからビジュアルを作っていくのは初めての経験だったので、マネキンになった気持ちでワクワクしましたね。撮影スタジオがまるでものつくり工場のように、いろいろなスタッフさんのアイデアが付け足されていく感じでしたし、LEDの持ち方も「未来の自分が子供にいいものを託すように持って」というフィーリングで指示を出したりして、とても新鮮でした。

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――この物語では、モマの周りで不思議な出来事が起こる……というあらすじにちなんで、諸星さんがこれまで体験した“不思議な現象”を一つ教えていただけますか。

諸星 不思議な体験はたくさんあるんですが、第六感的な話だと、車を運転している時、急に「あっ、ネコが横切るからスピードを落とそう」と思って、スピードを落としたんです。そしたら、その直後に突然ネコが横切ったんですよ。ネコが「通るからね」と俺に言ってきたのかなって。第六感って本当に研ぎ澄まされたら出てくるんだろうって思いましたね。

――凄い不思議体験ですね。

諸星 多分この話は初めてしたかも。

――スマートボーイズの独占情報ですね(笑)。さて、この掲載が年末ということで、今年は「7ORDER project」の始動という諸星さんにとっても節目の一年だったと思いますが、 2019年を振り返ってどんな一年でしたか。

諸星 僕にとって2019年は、自分の好きなことを再確認した一年だったなと思います。エンターテイメントとして発信することが好きだったり、舞台に出たり、お客さんの前で自分の表現を発信することが、やっぱり好きなんだなというのは自分の中で再確認できましたね。いろいろお仕事をさせていただいて、環境面でも恵まれて、いろいろな方に助けられて、その気持ちはきっと忘れないと思います。

――2020年一発目の舞台となる「モマの火星探検記」も忘れられない作品になりそうですね。

諸星 そうですね。今後世界に羽ばたきたいという気持ちがあるんですが、「モマの火星探検記」ではそれをさらに一歩飛び出して、宇宙に羽ばたく物語なので、世界も行けるんじゃないかって(笑)。でもこの作品で世界に羽ばたくきっかけの一つになればと思います。

――その向上心は大事なことですね。ちなみに2020年に何かやってみたいことはありますか。

諸星 プライベートでもいいですか。2020年はスケートボードをやりたいです。

――スケボーですか?

諸星 スケボーが出来たらカッコいいかなと思って(笑)。仕事面では、自分で作ったものや自分から生まれたものを出していきたいです。具体的には歌ですかね。

――「7ORDER project」としての目標は?

諸星 「7ORDER project」が生まれてまだヨチヨチ歩きの状態なので、2020年はしっかり歩きたいです。

――まだカラダを4本の手足で支えている状態なんですね。

諸星 まだまだ序章です。2019年は周りの方々に支えられて、離乳食をいただいている状態だったので、ここからは恩返ししつつ自分たちで歩けるようにしたいですし、「7ORDER project」はファンの方々に支えられているので、みなさんにパフォーマンスや活動でワクワクしていただき、一緒に素敵な景色を見せたいです。

――では最後に公演を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

諸星 2020年、一発目から宇宙に行きます。皆さんも僕と一緒に宇宙ぐらいの大きなイメージを持って、自由に楽しんで欲しいです。夢や希望や憧れが詰まった作品なので、少年少女の心を取り戻しに、是非劇場に来てください。

諸星さん演じる「チキン」のソロビジュアル

諸星さん演じる「チキン」のソロビジュアル

<introduction>
宇宙をめぐる2つのストーリーが交差し絡み合い
「宇宙とは何か?」を解き明かしていく。

<あらすじ>
《モマの物語》
宇宙飛行士のモマは、父との約束を果たすために人類初の火星探検に挑む。
「人間はどこからきたのか、なんのために生きているのか」
火星に向かう旅の中でモマはその意味を考え続けていた。
そんなある日、モマの前に「幽霊」が現れる。
驚きながらも奇妙な出来事を受け入れる中で、
モマは少しずつ人間が生きる意味について考えていくのであった…。

《ユーリの物語》
北の国に住む少女ユーリの父親は宇宙飛行士だった。
彼女が生まれる前に人類初の火星探検に旅立ち、帰らぬ人となったという。
ユーリは行方不明となった父親にメッセージを送ろうと、
仲間と小型ロケットを作り始める。
やがて、失敗を繰り返すユーリの前に一人の「幽霊」が現れる。
幽霊はユーリに問いかける。
「宇宙の境界線はどこにあると思う?」
その姿にどこか懐かしさを感じたユーリは、幽霊との対話を繰り返しながら、
仲間たちと小型ロケットを完成させる。

果たして、時空を超え、モマとユーリの思いは交錯するのか――。

舞台「モマの火星探検記」は1月20日まで東京公演が行われ、2月1日より岡崎市民会館あおいホールにて愛知公演、2月7日よりサンケイホールブリーゼにて大阪公演、2月15日より福岡市民会館にて福岡公演がそれぞれ上演。一般チケットは12月1日午前10時より発売。詳細は下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

※ヘアメイク=林美由紀、スタイリスト=小田優士

■松村龍之介 鎌苅健太 赤澤燈 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

少年社中・東映プロデュース 「モマの火星探検記」

原作:毛利衛「モマの火星探検記」(講談社刊)
脚色・演出:毛利亘宏(少年社中)

会場・日程:
【東京】サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ 文化会館4F)
2020年1月7日(火)~ 20日(月) 20公演
【愛知】岡崎市民会館あおいホール(愛知県岡崎市六供町出崎15−1)
2020年2月1日(土)・2日(日) 4公演
【大阪】サンケイホールブリーゼ(大阪府大阪市北区梅田2丁目4−9 ブリーゼタワー7F)
2020年2月7日(金)~2月11日(火・祝) 8公演
【福岡】福岡市民会館(福岡県福岡市中央区天神5丁目1−23)
2020年2月15日(土)・16日(日) 3公演

出演:
井俣太良 大竹えり 田邉幸太郎 堀池直毅 廿浦裕介 加藤良子
長谷川太郎 杉山未央 内山智絵 竹内尚文 川本裕之
矢崎広 / 生駒里奈
諸星翔希 松村龍之介 山崎大輝 伊藤昌弘 田村颯大/永島叶和(Wキャスト)
鎌苅健太 赤澤燈 鈴木勝吾 / 小須田康人

≪チケット取り扱いプレイガイド≫
【全国4都市共通】
e+ (イープラス) http://eplus.jp/shachu-moma/
ファミリーマート店内端末「Famiポート」(直接購入可能)

ローチケ https://l-tike.com/shachu-moma/(Lコード:31439)
ローソン、ミニストップ店内端末「Loppi」(直接購入可能)(24時間受付)

チケットぴあ https://w.pia.jp/t/shachu-moma/ (Pコード:497-729)
セブンイレブン、全国のチケットぴあ店舗での直接購入が可能。
(ファミリーマートはWEB購入分の支払い・チケット引換が可能)

≪公式サイト≫
http://www.shachu.com/moma2020/

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