山本裕典「また役者を辞めるのかなと思うくらい苦しんだ」舞台「カレイドスコープ」が開幕!桑野晃輔・君沢ユウキ・富田翔ら会見コメント&磯貝龍乎・輝馬・山田ジェームス武ら熱演ショットをUP!!

  • 2020-2-20

舞台「カレイドスコープ-私を殺した人は無罪のまま-」が、2月20日より東京・新宿FACEにて開幕しました。

今作は、ある少女の死に疑問を抱く男女が別荘に集まり、真実を追い求め互いに心理戦を繰り広げながら、最大の謎に迫っていく社会派サスペンス作品。

初日開幕直前に囲み会見及び公開ゲネプロが行われ、山本裕典さん、富田翔さん、君沢ユウキさん、桑野晃輔さん、演出の吉谷光太郎さんが囲み会見に登壇。今作の見どころや開幕を目前に控えての意気込みなどを語りました。

(左より)吉谷光太郎さん、君沢ユウキさん、山本裕典さん、富田翔さん、桑野晃輔さん

(左より)吉谷光太郎さん、君沢ユウキさん、山本裕典さん、富田翔さん、桑野晃輔さん

山本 親友である森田の娘が殺されたのか、自殺したのか。森田のために、本当の真実を追求するために8人を別荘に呼んで、“決”をとる進行役として、中立の立場で見守る役どころです。稽古中はものすごいスピードで進行して、しかも本番直前に台本が毎日のように変わっていて、正直途中で逃げ出したくなって、また舞台を降板して役者を辞めるのかなと思うくらい苦しんだ一ヶ月でした。

富田 自分の役としては、ここで起きたことをすべて見て欲しいのも含めつつ、その裏側で何があったのかを想像していただけるような役作りをしました。ストレートとエンタメの融合みたいな空間だと思っていて、集まった役者たちの泥臭さだったり、吉谷さんのエンタメ性がセンターステージの4面でさらけ出される空間が一番の見どころだと思っています。

君沢 ジャーナリストの浅井幸助は、面白い記事を書くだけのためにやってきたという唯一の部外者です。新しいことをやりたいという思いがあって、歌もダンスも爆笑コントシーンもない中で、持っている武器を全部捨てて、生身の一人の人間になって皆さんの前に立つことになると思います。ファンの皆さんにこんな新しい面白いものが演劇にあるんだと思ってもらえる作品にしたいです。

桑野 僕が演じる夏樹は、容疑者として浮かびあがる人物で、物語のキーパーソンになる役どころです。会場の新宿FACEは普段は格闘技場として使われていますが、役者同士がぶつかり合える環境で芝居をさせていただいている実感もしますし、今回も“格闘技”だと思っています。役を演じるうえで苦労している点は、普段あまり寝られない人間ですけど、稽古を追うごとにヒステリックな夢を見る回数が増えてきて、辛いです(苦笑)。

吉谷 新宿FACEで公演することは初めから決まっていて、せっかくならこの会場の特色を生かした会話劇や役者がぶつかり合う作品を作ろうと思って、君沢くんに相談したきっかけで、普段からやりたいというキャストに声をかけさせていただきました。結果的に360度見られるステージになりましたが、それだけだと僕がやる意味があまりないので、タイトル通り見え方の変化をするように作っていて、役者の会話劇ですが、見た目的にも楽しく作っているかと思います。

今作は本格的なサスペンス劇という重たい内容ながら、稽古場はかなり明るく楽しい雰囲気だったようで、桑野さんが「君沢さんは稽古場での太陽のような存在した」と語ると、君沢さんも「楽しくやらないとアイデアが出ないじゃないですか。みんなふざけていましたよ」と明るい稽古場を強調。富田さんは「稽古場でふざけ切らないと本番で出ちゃうから。吉谷さんも稽古場では明るくスベってくれるんです」とユーモアたっぷりにコメントし、軽くディスられた吉谷さんは「いつもよりもギャグを多めにしようと思っていましたが、おやじギャグ過ぎて、娘役の木村心静さんには全然伝わらなかったです」の自虐的に語りました。

さらに山本さんが「稽古最終日、軽く打ち上げした後に君沢くんから『このあとちょっと恵比寿辺りで飲まない? 座長がいないと始まらないから』と振られたんです。めっちゃ疲れているけど、みんな行くなら行こうと思ったら3人ぐらいしかいなくて、しかも君沢くんが来なかったんです」と爆笑エピソードを披露。君沢さんは「みんなやり切ったんだよ! だから稽古場でちょっと騒いだら疲れちゃったのよ」と弁明していました。

最後に山本さんから「マジで悩み抜いて、みんな考え抜いて、全員で作った作品です。みんな一人一人の思いが乗っかった作品なので、一人でも多くの人に足を運んでもらいたいし、一人でも多くの方に何かを感じて帰っていただきたいと思います。15公演、怪我無く、日々成長して、日々いいものを作っていけるように一同頑張っていきます」と挨拶して囲み会見は終了しました。

≪ゲネプロ画像≫

伊藤健一役の山本裕典さん

伊藤健一役の山本裕典さん

夏樹陸役の桑野晃輔さん

夏樹陸役の桑野晃輔さん

五十嵐智久役の磯貝龍乎さん

五十嵐智久役の磯貝龍乎さん

馬場貴明役の輝馬さん

馬場貴明役の輝馬さん

影山雄太役の山田ジェームス武さん

影山雄太役の山田ジェームス武さん

浅井幸助役の君沢ユウキさん

浅井幸助役の君沢ユウキさん

森田凌平役の富田翔さん

森田凌平役の富田翔さん

学生の時からの親友である伊藤と森田

学生の時からの親友である伊藤と森田

無罪判決を受けた夏樹も加わり、本当の真実が明らかに!

無罪判決を受けた夏樹も加わり、事件の真実が明らかに!

≪あらすじ≫
ある日、別荘で首を吊って亡くなっていた森田かすみが発見され、夏樹陸が容疑者として浮かんできた。

しかし、他殺と見られたその事件は「自殺」と判断され、夏樹には無罪判決が下った。

「判決・・・無罪」

娘を失い、気持ちの整理をつけることができない森田凌平は、時間が止まったような生活を送るようになった。

それから半年後の冬、凌平の身を案じた親友の伊藤健一により「凌平の為に真実を追求する」という名目で、判決に疑問を持った10人がかすみの亡くなった別荘に集められた。

そして始まる、あの時のあの場所で一体何が起きたのかという話し合いが・・・。

事件と裁判の一部始終を追いかけている新聞記者の浅井幸助。
凌平の会社の元弁護士で今は検事の馬場貴明。
いつもかすみを見守っていた中学校の担任、影山雄太。
事件の被害者に寄り添う活動をしている五十嵐智久。
世間体を気にする凌平の姉で、かすみの叔母でもある鯨井祥子。
祥子の娘で、かすみを妹のように思っていた鯨井久美。

自殺か?それとも他殺なのか?
各々が主張する推論と矛盾に閉ざされた空間で、凍てついた感情だけが過ぎてゆく。

一体どれだけの沈黙が続いたのだろうか・・・。
時計の針は無情にも正確に時間を刻んでいく・・・。

謎に包まれた事件の真相を巡り、 集まった10人のむき出しの感情と本心を鋭く暴いていくサスペンス密室劇。

残酷なパラドックスの果てに導き出されるテーゼを知ったとき、人は本当の優しさの意味を知る。

舞台「カレイドスコープ-私を殺した人は無罪のまま-」は3月1日まで上演。また毎公演の上演終了後にスペシャルカーテンコールやお見送り会、トークイベントなどといった「アフターイベント」が行われます。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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☆Information

「カレイドスコープ‐私を殺した人は無罪のまま‐」

日程・劇場:2020年2月20日(木)~3月1日(日) / 新宿FACE

脚本:谷碧仁(劇団時間制作)
演出:吉谷光太郎

出演:山本裕典 桑野晃輔 磯貝龍乎 輝馬 山田ジェームス武・
西丸優子 大島涼花 木村心静・君沢ユウキ 富田翔

チケット価格:7,000円(全席指定・税込・ワンドリンク制)
※別途ワンドリンクの料金(500円)がかかります。

主催・企画・製作:ポリゴンマジック

≪公式サイト≫
http://kaleidoscope-stage.com

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