《POWER PUSH》10月に青山劇場で上演される舞台『私のホストちゃん』のチケット一般発売が、7月20日(土)からスタート。主演の山本裕典さんと、そのライバル役の松下優也さんのライバル対談前後編、Part.1を配信します。

【この作品に出ることがなかったら、一生着ないタイプのスーツです(笑)】
――舞台『私のホストちゃん』でライバルとして激突する、山本裕典さんと松下優也さんにお話を伺います。まずそれぞれの役を意識した個性的なスーツがお似合いですが、袖を通した感想は？

松下　まぁこの作品に出ることがなかったら、一生着ないだろうなって思いました。上下がアニマル柄のスーツなんて、自分では絶対に買わないジャンルの服ですね(苦笑)。でも、本番の幕が開くまでには、この派手なスーツが似合う感じになれたらと思います。

山本　すでにバチッと決まってますけどね！

松下　いやいや、恥ずかしいです。さっきもちょっと外に出ましたけど、明るいところを歩いてて恥ずかしかったです。その点、山本さんの白のスーツは”王子感”があってカッコイイですよね。

山本　僕、ドラマデビューが『仮面ライダーカブト』なんですけど、その時が王子の役で、こういう服を着てたんですよね。当時はすっごく恥ずかしくて……今もやっぱり慣れないです（笑）。

――「ミサキ～ヌ！」などと、めっちゃカッコつけて叫んでいた役ですね(笑)。とはいえ、山本さんはドラマでホスト役が多いイメージがあるのですが？

山本　そうなんですよね。先日もドラマ『ラスト・シンデレラ』のプロデューサーさんが「山本君にピッタリの役だから」って言うから、「何役だろう？」と思ったらホスト役で(笑)。なんか『桜蘭高校ホスト部』もですが、ホストに縁があるんですよね。
こういうテカテカのスーツは、自分では「似合わないなぁ」「着こなせないなぁ」と思うんですけど、僕も本番までにはちゃんと着こなして、バチっと役作りをして初日を迎えたいと思います！

――ところで『私のホストちゃん』は、ゲームから始まってドラマ化され、好評を得ての舞台化となったわけですが、ドラマはご覧になっていましたか？

松下　意識して見ていたわけではないけど、帰宅後にTVを点けたらちょうどOAされていたのを何となく見ていました。最初は、ドラマなのかドキュメンタリーなのか、出演されている皆さんは役者なのか本物のホストなのか、その辺もよく分かってなかったんですけどね。

山本　僕も、甘王さんのモザイクが時々ズレたりするのが、いい意味でふざけてるなぁって思いながら楽しく見てました(笑)。

――『私のホストちゃん』舞台化で、出演が決まった時はどう思いましたか？

山本　総合プロデュースの鈴木おさむさんは、デビュー直後にお世話になった方なので、その方と一緒にまた仕事が出来るのが純粋にうれしかったです。またこの舞台の内容が、ホストの世界を舞台にしているだけあって、今回の舞台ではランキングによってエンディングが変わるっていう……。
役者の仕事をしていて誰かと競い合う事って、なかなかないじゃないですか。「自分は自分の仕事をする」っていうのが役者なので、こうやってお客さんの前で順位をつけられるなんてジュノン・スーパーボーイ・コンテスト以来です(苦笑)。正直怖いですね。

――山本さんでも怖いものがあるんですか!?

山本　ホストが14人もいたら、コアなファンを持っている人が絶対いるはずですもん！

松下　特にドラマに出ていたオリジナルメンバーが怖いですよね。ドラマで既にファンを付けている人もいますから。怖いけど、意外なメンバーがNo.1になるマルチエンディングを観てみたい気もしますよね。まぁ、この舞台はガチにお客さんの投票でエンディングが決まるらしいので、だれがNo.1になるかは僕らには決めようがないですけどね(笑)。

――それぞれが演じる役は舞台用に新しく登場するキャラクターですが、どうキャラ作りをして行こうとか考えていますか？　山本さんが演じる霧都(キリト)は、”目指すはホストの一番星”というキャッチフレーズが付いていましたが？

山本　まだ台本が手元にないので詳細は分からないですけど、スタッフさんから聞いた話だと霧都は家族にちょっとお金が必要なことがあって、そのためにホストをやることになるんだそうです。「一番お金が稼げる」っていうことで飛び込んだ世界だけど、ホストの厳しさを知り、様々な出来事があって「No.1を目指そう！」と決意する……。とても真っすぐな、”ザ・主人公”タイプのキャラクターなんですね。
僕は真っすぐで突っ走ってしまうようなタイプの役がすごく好きなので、今からどう演じようかワクワクしてます。霧都がホストの仲間たちと、どう絡んで行くのか楽しみですね。歌で盛り上がって、ダンスで盛り上がって、指名ポイントシステムで盛り上がって、でも最後は泣けるような、お客さんに感動してもらえる舞台にしたいですね。

松下　僕が演じる影規(カゲキ)は、山本くんが演じる霧都のライバルで、ちょっと敵っぽいところもあり……。正統派も好きだけど、僕自身は逆に悪役的ポジションを演じるのが楽しみでもあるんですよね。だからと言って”愛されないキャラ”になっちゃったら、僕はNo.1になれないんで(笑)。
「コイツ、悪いヤツかも？」と思われても、どこかで「それでもやっぱり応援したいな」って思わせる部分って、絶対必要だと思うんです。その辺のバランスが難しいですね。

【後編につづく】
（写真・文：近藤明子）

☆Information

◆インフォメーション
舞台『私のホストちゃん』
日程: 10/25(金)～11/4(月･祝)
場所: 青山劇場
総合プロデュース:鈴木おさむ
脚本･演出:村上大樹
出演: 山本裕典、松下優也、吉村卓也、上鶴徹、久保田秀敏、松本寛也／五十嵐麻朝、平田裕一郎、塩川渉、鵜冠井孝介、長濱慎、向山毅、廣瀬智紀、町田宏器／貴水博之／ダイアモンド✡ユカイ／オキャディー(甘王)、二瓶拓也、佐藤友祐／池谷のぶえ、香寿たつき

【チケット情報】
一般発売：2013年7月20日(土) 10：00
※未就学児の入場はご遠慮願います。※全席指定

【チケット料金】
■V.I.P.シート \15,000(税込)
■ゴージャスシート \8,500(税込)
■カジュアルシート \6,800(税込)※客席2階後方列となります。
☆V.I.P.シート特典
客席前方ブロック、プレミアムグッズ(非売品)付、記念ラミネートパス付、V.I.P.専用優先入場・優先グッズ購入列有り、劇中、ホストたちがV.I.P.エリアにご挨拶に伺うなど、臨場感溢れる演出を間近でご堪能いただけます。

【チケット取扱い】
■チケットぴあ：http://pia.jp/t/hostchan/ (パソコン･携帯)
　0570-02-9980(発売日特電10:00～23:30)
　0570-02-9999(発売日初日以降Pコード：429-710)
■イ－プラス：http://eplus.jp/hostchan/ (パソコン･携帯)
■ローソンチケット：http://l-tike.com/hostchan/ (パソコン･携帯)
　0570-084-632(発売日特電10:00～18:00)
　0570-084-003(発売日初日以降Lコード:33307)
　0570-000-407(オペレーター受付 発売日以降10:00～20:00)
■コンビニ店頭：セブンイレブン／ローソン／ミニストップ／ファミリーマート／サークルK／サンクス

【お問合せ】サンライズプロモーション東京　0570-00-3337(10:00～19:00)

◆URL
公式サイト
http://www.hostchan.jp/

• Tweet

• 山本裕典, 松下優也, 私のホストちゃん