2018-12-22

映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』初日舞台挨拶が12月22日、東京・新宿バルト9にて行われ、「仮面ライダージオウ」より奥野壮さん、押田岳さん、大幡しえりさん、渡邊圭祐さん、「仮面ライダービルド」より犬飼貴丈さん、高田夏帆さん、武田航平さん、水上剣星さん、そして劇場版ゲストの大東駿介さん、福崎那由他さん、それに山口恭平監督の計11名が登壇しました。

平ジェネ最後の初日舞台挨拶に総勢11人が登壇！

平成仮面ライダー20作記念として上映される今作は、平成仮面ライダーシリーズ第1弾の「仮面ライダークウガ」から最新作「仮面ライダージオウ」までの平成仮面ライダー20人が共闘する物語。

常盤ソウゴ役の奥野壮さん

桐生戦兎役の犬飼貴丈さん

前日に初めて作品を見たというジオウチーム。奥野さんは「演じていた僕ら自身が、鳥肌立つような映画でした」と自画自賛。押田さんは「前半はコメディー調になっていて、その部分はいつもとは全然違うキャラを演じています」と見どころを紹介。大幡さんは「びっくりサプライズがあります！」と予告しますが、これ以上言ってはいけないようで、大幡さんが「あったよね」と問いかけても、他の3人は「えっ？」と無反応。渡邊さんは「事前の取材で話したことと、昨日見た感じがまったく違って、取材では難しいことを言っていたんですが、一回見るだけで全然理解できちゃうくらいの内容でした」とコメント。

明光院ゲイツ役の押田岳さん

ツクヨミ役の大幡しえりさん

ウォズ役の渡邊圭祐さん

ジオウチームに対して、まだ作品を見ていないというビルドチーム。犬飼さんは「ジオウチームとビルドチームがどういう化学反応を起きているか、すごく楽しみです」と語り、高田さんから「航平くんと赤楚(衛二)くんと一緒に演じたシーンで、2人のアドリブ禁止令が出ていた気がします」と、撮影中のエピソードを暴露。当の武田さんは「禁止令が出たのは、僕らがアドリブをやりすぎているからで、完全に牙を抜かれた2人になっていて、静かに見えるかもしれませんが、本来それぐらいがちょうどよかったバランスであって、役者として反省させられた映画です」と武田さんなりの見どころを説明。また、水上さんが「奥野くん、僕(画面に)入っていた？」と問いかけ、奥野さんが「はい！しっかり入っていました！」とやり取りする場面も。

石動美空役の高田夏帆さん

猿渡一海役の武田航平さん

氷室幻徳役の水上剣星さん

犬飼さんとはTVドラマ本編の第1、2話以来の共演。奥野さんは「僕たちの成長した姿を見られたらなという思いで、現場に入ったんですけど、僕たちが成長した話をまったくしてくれなくて、ショックを受けています……」との告白に、「そ、そうですか！？」と慌てふためいていた犬飼さんでしたが、「久々に会って、体つきも目つきも逞しくなったなと感じました！」と先輩ライダーとして、後輩たちの成長を賞賛していました。

平成仮面ライダーの歴史をすべて消そうとするスーパータイムジャッカー・ティードを演じる大東さんは「衣装合わせの時に、ティードのライダーに対する闘志として、体にペイントすることを提案させていただいて、実際にやらせてもらいました」と秘話を語り、仮面ライダー好きでありながら「仮面ライダーはフィクション」だと告げる久永アタルを演じる福崎さんは「仮面ライダー好きということで、皆さんと同じ立場になって、仮面ライダーを好きな少年としてその映画の中にいられるようには気をつけました」と役作りについて語ってくれました。

ティード役の大東駿介さん

久永アタル役の福崎那由他さん

また「仮面ライダー龍騎」からシリーズに携わっている山口監督は「仮面ライダーを愛してくれたファンへの恩返しがしたいという思いで作りました。バイクの数も出来るだけ用意しましたし、ライダーキックもバンバン打って、最後は大爆発もしますので、きっと面白い作品にはなっていると思います」とユーモアな表現を入れつつ見どころを解説。

最後に「平成仮面ライダー20作の存在」について、奥野さんが「『仮面ライダーはフィクションだ』というのがテーマになっているんですが、ただのフィクションでは20作という歴史は作られていなかったと思うので、僕たち仮面ライダーはいつの時代もここにいるんだぞという存在だと思います」、犬飼さんが「時代と共に生きているヒーローだからこそ、ここまで愛されているんだなと気づかされました」とそれぞれ力強くコメントし、舞台挨拶は終了しました。