大人気バスケットボール漫画「黒子のバスケ」を初舞台化した話題作、舞台「黒子のバスケ」THE ENCOUNTERが、いよいよ4月8日に東京・池袋サンシャイン劇場にて公演初日を迎えました。アニメ版でも声優として同役を担当する小野賢章さんが黒子テツヤ役で主演と、キャストにも注目が集まっている今作。注目のステージショットとともに、小野賢章さん、安里勇哉さん、黒羽麻璃央さん、畠山遼さん、小沼将太さんから届いた初日コメントをご紹介します。

火神とともにキセキの世代へと挑む、黒子のバスケが始まる！

「黒子のバスケ」とは、週刊少年ジャンプで2009年に連載が開始されるや、圧倒的な人気を誇った藤巻忠俊さん原作のバスケットボール漫画。アニメ、ゲーム、小説と様々なコンテンツを生み出しながら、昨年には初の劇場版アニメの製作も決定。「少年ジャンプNEXT!!」で連載の続編「黒子のバスケ EXTRA GAME」も完結を迎えてなお、『黒バス』の愛称でファンを増やし続けているヒット作です。

舞台版の脚本・演出は、劇団「柿喰う客」を主宰し、バレーボールが題材のハイパープロジェクション演劇『ハイキュー！！』の脚本でも高い評価を得た、いま最も注目を集める新進気鋭の劇作家・演出家の中屋敷法仁さんが担当。このスタッフ陣が、演劇ならではの立体的な表現、かつ熱量のあるエンターテイメント性豊かなステージングで、物語の主軸である「影」の黒子テツヤ(演・小野賢章さん)と、黒子 の「光」となる火神大我(演・安里勇哉さん)の運命の出会いから、ライバルとなる「キセキの世代」、海常高校・黄瀬涼太(演・黒羽麻璃央さん)、秀徳高校・緑間真太郎(演・畠山遼さん)、桐皇学園高校・青峰大輝(演・小沼将太さん)らとの戦いを描き出していきます。

■舞台ストーリー
誠凛高校バスケ部に入部した黒子テツヤは、相棒・火神大我とともに打倒「キセキの世代」を掲げ、インターハイに挑む！　「キセキの世代」の黄瀬涼太を擁する海常高校、緑間真太郎を擁する秀徳高校、そして黒子の元相棒である青峰大輝がエースとして活躍する桐皇学園高校との試合を描き出す！

■出演キャスト
【誠凛高校】
小野賢章(黒子テツヤ役)／安里勇哉(火神大我役)／牧田哲也(日向順平役)／秋元龍太朗(伊月俊役)／阿部快征(小金井慎二役)／松本享恭(水戸部凛之助役)／鍛治本大樹(土田聡史役)／田野アサミ(相田リコ役)

【海常高校】
黒羽麻璃央(黄瀬涼太役)／松村龍之介(笠松幸男役)／和合真一(森山由孝役)／平野宏周(早川充洋役)

【秀徳高校】
畠山遼(緑間真太郎役)／山田ジェームス武(高尾和成役)／Spi(大坪泰介役)／竹ノ内大輔(宮地清志役)

【桐皇学園高校】
小沼将太(青峰大輝役)／林明寛(今吉翔一役)／松藤和成(若松孝輔役)／赤楚衛二(桜井良役)／杉ありさ(桃井さつき役)

■小野賢章さん　初日コメント

誠凛高校・黒子テツヤ役の小野賢章さん

稽古期間は１カ月あったはずなのですが、あっという間でした。やることをやってここまでたどり着いたので、あとは楽しむだけです。アニメでずっと黒子テツヤ役を演じてきた上で、舞台版のキャストのみんなに伝えてきたことは、試合中の熱さや、「勝ちたい」という熱意といった、作品の持っている「熱」。それが客席で観ている皆さんに直接届けられるよう、頑張ってきました。舞台の良さを前面に出した作品になっていますので、楽しんでもらえたらなと思います。
僕自身、舞台での『黒子のバスケ』がどうなるのか、稽古が始まる前は、想像もついていませんでしたが、今は「新しいものを作れたのではないか」と、強く感じています。ストーリーもテンポよく、2時間半にぎゅっとまとまっていますし、人間が動いて、セリフを言って、バスケをして…という生の舞台にしかない良さがあります。一緒に作品を作ってきたメンバーとのチームワークも、しっかりできています。激しく動くので、怪我だけはしないよう、千秋楽まで突っ走っていきますので、ぜひ楽しんでください！

■安里勇哉さん　初日コメント

(写真中央)誠凛高校・火神大我役の安里勇哉さん

いよいよ初日、です。稽古場からやるべきことをやってきて、劇場に入り、セットに入り、照明と音が入り、作品の持つ力と、すべてのスタッフさんの力を借りて、僕たちキャストが飛びたつ時がきました。今はとにかく、めちゃくちゃワクワクしてます！早くお客さんとエンカウントしたいですし、最後までこのワクワクを保ち続けて、全員で無事に千秋楽を迎えたいです！
見どころは、チームごとの色、そして、すべてのチームと人物に、人間模様と心情があるところです。試合の熱やエネルギーはもちろん届けつつ、見ている方がそこにいるキャラクターに感情移入できるよう、同じ場所で同じ気持ちを分かち合えるような作りになっているので、誰かひとりにでも「お前の気持ち、わかるよ」って感じながら見てもらえたらいいですね。劇場、ライブビューイングに来てくださる方には、もう「楽しんでください！」のひと言です。僕らも一緒に楽しみにしたいと思っています。僕らにとっては、毎日、毎公演が皆さんとのファーストエンカウントです！

■黒羽麻璃央さん 初日コメント

海常高校・黄瀬涼太役の黒羽麻璃央さん

黄瀬をやらせてもらえることになった日から、この日をどんなに待ち臨んだか！（笑）
どんな舞台でも本番を目指して頑張りますが、ここまで幕を開けるのが楽しみな舞台は、なかなかありません。
稽古の段階から「早く本番やりたい！」という欲が強かった。それは僕自身が『黒子のバスケ』という作品が好きだからというのもあるんですが、スポーツが題材の作品だけあって、部活で、練習して練習して大会に出るのと、稽古して稽古して本番を迎えるという過程がリンクしているからかもしれません。
見どころは、バスケと、試合の演出です。劇場に入って、照明や、美術が入って生身の役者がそこにいる舞台上の光景を見たときに、僕自身が感動しました。今、そこに『黒子のバスケ』の世界があるという臨場感は、想像以上に大きかった。特に海常戦！（笑）
舞台の海常チームはいいキャプテンがいて、すごくいいチームを作ってくれています。ストーリーが進むにつれて、海常というチームに引き寄せられていく黄瀬と、僕の気持ちは同じなので、そこも見どころです。
いろんなことに挑戦している舞台ですし、『黒バス』が好きだけど舞台は見たことないという人にも、きっといい刺激を与えます。ですので、劇場やライブビューイングに来てくださる方は、ぜひ海常の応援をよろしくお願いたします！

■畠山遼さん　初日コメント

(写真左)秀徳高校・緑間真太郎役の畠山遼さん

「ついに（初日が）きたか」と思いながら、僕自身が、誰よりも一番この日を楽しみにしていました！（笑）　原作、アニメが好きな方、演劇、舞台が好きな方、皆さんが楽しめる作品になるよう僕たちはやってきたので、無事に初日が迎えられたことが素直にうれしいです。あとは座長である賢章くんについていくだけです！
そして、皆さんの前で、秀徳として僕たち４人を見ていただけることもうれしい。すべての試合、すべてのカラーが違うので、飽きることなく楽しめます。その中で、緑間としての物語を注目して見てもらいたいですし、秀徳チーム内のカラーの違いも見どころです。個性が強いメンバーをキャプテンとして大坪役のSpiくんがまとめてくれています。
僕たち25人、作品を、キャラクターを愛してここまで頑張ってきましたので、その作品への愛と、成果を見てもらいたいと思います。来てくれた皆さんに僕たちの想いを伝えます！
「人事は尽くした。あとは天命を待つのみなのだよ」

■小沼将太さん　初日コメント

(写真右)桐皇学園高校・青峰大輝役の小沼将太さん

僕がこれから劇場でやるのは「試合」だと思っています。だから、「初日」というよりは「１試合目」。全試合「勝つ」という気持ちで挑むし、僕が演じる青峰大輝という男は、負けることはない。これからの一戦、一戦、この「負けるわけがない」という気持ちで臨んでいきますし、逆に僕に勝てる人を待つ気分です。
各校、各試合で色も、演出も違うので、僕自身も見ていて楽しいです。生身の人間が演じることで、原作にはない部分もいろいろあると思いますし、その違いを楽しんでもらえたらうれしいです。青峰のシーンに関しては帝光中時代の青峰と、桐皇学園に入ってからの心情と青峰自身の変化をしっかりと見せたいと思っています。僕自身も帝光時代は演じていて楽しいのに、桐皇学園にいる青峰を演じている時は、楽しもうと思っても、つらくなっていきます。青峰の気持ちを観ている方に伝えたいです。

以上、それぞれに熱いコメントを寄せた5名のメインキャストたち。いよいよ上演を迎え、舞台では誠凛高校バスケ部と「キセキの世代」が、そして劇場では、観客と舞台「黒子のバスケ」が、奇跡の”エンカウント”！　スピーディーな展開ながらも、各キャラのプレイヤーとしてだけではない個性も描かれ、緑間のラッキーアイテムなどクスッと笑える舞台ならではの楽しい見どころも。ボールの弾む音、バッシュの足音が響く、迫力あふれる試合シーンにも注目です。

またメインキャストである黒子＆火神、そしてキセキの世代メンバーである黄瀬、緑間、青峰を演じる5名のほかにも、誠凛高校ではキャプテン・日向順平役に牧田哲也さん、チームの司令塔である伊月俊役に秋元龍太朗さんなどの2年生メンバー、さらにライバルである海常高校・笠松幸男役に松村龍之介さん、秀徳高校・高尾和成役に山田ジェームス武さん、桐皇学園高校・今吉翔一役の林明寛さんと、実力派キャスト陣がずらり。
彼らが2.5次元作品の枠を超え、バスケを通して青春を生きる姿は、熱くさわやかな感動を生み出しています。

舞台「黒子のバスケ」は、2016年 4月8日～4月24日まで東京・池袋サンシャイン劇場にて上演。また千秋楽公演にあわせて、4月24日13:00より全国の映画館でのライブビューイングも開催！　当日券、ライブビューイングなどのチケット情報や公演詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。キャスト・スタッフともに注目の面々が揃った”キセキの舞台”ともいえる今作、お見逃しなく！

☆Information

『舞台「黒子のバスケ」THE ENCOUNTER』
原作：藤巻忠俊「黒子のバスケ」(集英社 ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出：中屋敷法仁
公演日程：2016年4月8日～4月24日
会場：東京・サンシャイン劇場
チケット価格(税込・全席指定・前売当日とも)：7800円
《公式サイト》
http://www.kurobas-stage.com/

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