2016-1-15

舞台『幻の城～戦国の美しき狂気～』上映会＋トークイベントが1月12日、東京・豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、宇喜多秀家役の鈴木拡樹さん、根津甚八役の細貝圭さん、真田幸村役の山本匠馬さん、宇喜多秀家の少年役でテーマソングを担当した天月－あまつき－さんが登壇しました。

(左より)山本匠馬さん、細貝圭さん、鈴木拡樹さん、天月ーあまつきーさん

『幻の城～戦国の美しき狂気～』は、徳川家康と豊臣家による戦い「大坂の陣」で、真田幸村が考えたであろう必勝の秘策を描いた風野真知雄の歴史長編小説が原作で、「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」の第2弾として昨年10月に上演。激しい殺陣と各キャストの鬼気迫る熱演が話題を呼び、大盛況を博しました。

トークセッションでは、今年の大河ドラマ「真田丸」に登場する真田幸村のセリフが、「幻の城」で同じようなニュアンスだったことをMCの座間プロデューサーが告げると、4人は「こっちの方が先ですから！」と大河よりも早いことをアピール。
また正月はどう過ごしたか聞いたところ、天月さんが「カウントダウンライブ」、細貝さんが「大晦日に稽古をして、舞台のカウントダウンイベントに参加」と過ごしたのに対し、鈴木さんは「元日の1日だけ休みがもらえました。年越し前にいろいろいろしたかったことがありましたが、結局予定が固まらず寝正月でした」と苦笑い。さらに山本さんは「普段は実家に帰るんですが、今年は東京にいたいと思って、一人で年越しました。でも近くに友達がいなくて、それなら実家に帰っていればよかったですね」とこちらも苦笑いでした。

イベント後に行われた囲み会見では、トークイベントで「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」の第3弾が検討されていることが明らかとなったことに関連して、第3弾をやるとしたらどんな題材で演じてみたいか？　の質問が。
鈴木さんは「幻の城が今年の大河ドラマ『真田丸』に合わせて企画したと座間プロデューサーが言っていたので、次回も大河ドラマに合わせるんじゃないかな？」と予想。これには一同大爆笑で、座間プロデューサーから「大河の番宣をやっているんじゃないから！」と突っ込まれる一幕も。
山本さんは「邪馬台国の話をやってみたい。神話に近い話だからフラットな状態で見られるかなと」と大昔の題材をチョイス。天月さんは「殺陣をやってみたい」と希望し、細貝さんは「これまで昔の作品なので、昭和の話があってもいいんじゃないかな」と提案すると、さきほどまで「龍馬暗殺をやりたい」と希望していた鈴木さんが「“バブル崩壊の裏側”とか！　お客さんも“ある！ある！”って共感しやすいし(笑)」と、昭和を越えて、歴史と呼ぶには最近すぎる平成の話題に言及。ここでも登壇者もマスコミも大爆笑でした。

最後に4人から、ファンの皆さんへメッセージが。

鈴木さん「トークイベントで山本さんが『この座組でできたことが良かった』と言っていましたが、その感覚が今も残っていて、熱いメンバーで取り組んできたからこの作品が出来たんだなって、ここに来て改めて思いました。第3弾をやった後に、また皆さんで振りかえる時間が出来ればいいと思っています」

細貝さん「4ヵ月経ったあとに、こうして振りかえられる場があるのは、自分にとっても嬉しいですし、このシリーズがもっといろんな方々に知っていただき、歴史のことを勉強できる機会を今後もたくさん設けられたらと思います。よりデカく、大きなシリーズになれるように頑張ります！！」

山本さん「第3弾が参加できるのであれば、一日一日を大切にして、お客さんの気持ちを考えて、お稽古したいなと思います。ヤマトタケル頑張ります(笑)」

天月さん「今回主題歌を担当しましたが、いい意味で第三者として舞台を見ることが出来たと思っています。終わってみると心に残ったものが大きかったので、力添えできたことも嬉しいですし、もっといろんな形で皆さんと出会えたら嬉しいです」

またトークショー中に、3月12日と13日の両日、EXシアター六本木にて次回イベント「歴タメLIVE～歴史好きのエンターテイナー大集合！～」の開催が発表。キャストは発表されていませんが、歌あり芝居ありダンスあり、歴史の総合エンターテインメントショーになるとのこと。詳細は公式サイトにて後日発表されるので、下記Informationよりチェックしてみてください。

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