2013-9-3

2013年9月4日(水)からスペース・ゼロ（新宿）にてスタートする舞台『異聞天狼伝～會津新撰組残党記～』に主演する鎌苅健太さんにインタビュー＜1/3＞

この物語には近藤勇も土方歳三も沖田総司も出てこない。
しかし紛れもなく、幕末を駆け抜けた新撰組隊士達の物語である。

トライフルエンターテインメントプロデュース・舞台『異聞天狼伝～會津新撰組残党記～』は、名も無き新撰組の隊士たちの活躍を描く作品。
主演の鎌苅健太さんに、真夏に本格的な殺陣に挑む意気込みや、初座長として立ったスペース・ゼロへの想い、そして最近のプライベートライフなどを伺いました。ちょっと、他では読めないインタビューです。

【POWER PUSH 1】
「強そうで、実は弱い新撰組？」

スマボP　9月4日から舞台『異聞天狼伝～會津新撰組残党記～』に主演、そして真夏の太陽の下、新撰組の衣装での撮影を終えたばかりのお話を伺います、よろしくお願いいたします！

鎌苅健太　はい、よろしくお願いします(ペコリ)。

スマボP　まず真夏といえば、ココア男。(鎌苅さんがボーカルを担当したユニット)の『ハリキリ女神』を思い出します。

鎌苅　ホンマですか？　ココア男。は楽しかったですね～。僕も、夏フェスとか出たかったです。

スマボP　本当ですか？　一人じゃ出られないから、残念です！(笑)　さて久しぶりの主演舞台ですよね？

鎌苅　そうですね、前の主演が30-DELUXさんの『イエロー』(2012年11月)で、舞台は4月の『英雄のうた』だから、4ヶ月ぶりくらいですね。

スマボP　今回主演、しかも新撰組ということで、ファンの皆さんはとても喜んでいますよ。実際に衣裳を着てみていかがでしたか？

鎌苅　僕も男の子なので(笑)、衣裳を着て、剣を持って、相手がいることを想像すると……気持ちがアガりますね。

スマボP　確かに！　新撰組って本当にカッコいいビジュアルを残してくれたなと思います(笑)。ファンの皆さんも絶対喜びますよ！　どんな役かは公演まで秘密とのことなので、鎌苅さんの新撰組への思い入れを聞かせてください。

鎌苅　舞台の『新・幕末純情伝』(2012年7月)で土方歳三をやっているので、土方には思い入れありますね。

スマボP　そうでしたね。故・つかこうへいさんの人気作で、沖田総司が女だったという奇想天外なお話です。

鎌苅　坂本竜馬に恋をするっていう、不思議な作品ですよね。しかも新撰組の庶民っていうところをフューチャーした作品だったので、今回みたいに新撰組のなかでも全然フューチャーされなかった人もいるだろうから、どこか通じていますよね。どんな役かは言えないのですけど、演じるのが楽しみですね。

スマボP　土方を演じて、今度は新撰組の名も無き人たちを演じるって、いいですね。新撰組ですからね、殺陣も楽しみですね？

鎌苅　はい、ほんっと勘弁して欲しいですね、夏の暑い時季に！

スマボP　いやいやいやいや！(笑)　まぁ、殺陣の稽古は冬でも大汗かきますからね……。

鎌苅　よりによって、ねぇ(笑)。でもせっかくなので、この機会に殺陣を本格的に覚えようと思ってます。

スマボP　前々から鎌苅さんは、「なぜかみんな、僕が運動神経がいいと勘違いしている」って言ってましたよね。

鎌苅　みんなに思われてるんですよ！　動きの激しい作品に出まくってるからだと思うんですけど、決して運動神経がいいわけじゃないんですよ～。

スマボP　鎌苅さんは、ブレイクしたのがミュージカル『テニスの王子様』ですし、初主演舞台がミュージカル『エア・ギア』ですからね。舞台『タンブリング vol.2』にも出て、男子新体操の演技もしてますし。

鎌苅　だから、運動神経はいいかもしれないけど、運動能力がないんですよ。足は遅いし、ジャンプ力はないし(笑)。鎌苅健太は動けると、みんな勘違いしてるんですよね。

スマボP　いまお話を聞いていて思ったんですが、先日テニミュの2ndシーズンの全国氷帝を観て来たんですね。そこで宍戸亮(鎌苅さんがテニミュ1stシーズンで演じた役)が頑張ってるわけですよ。俺には何の武器もない、特徴もない、でもやるしかないって。それって、あらためて鎌苅健太って人間と重なって見えます。

鎌苅　そうですね、あの人、本当に僕に似てますね。身長も趣味も一緒とか。

スマボP　ビジュアルも似ていますよね。

鎌苅　よく言われますね。でも、僕は当時はそう思ってなかったです。

スマボP　え!?　そうなんですか？

鎌苅　自分は、彼みたいタイプではないと思ってたんです。いまあらためて年齢を重ねてみると、いろんな似ているところがあったんだなって思いますね。あの人の方が男前ですけど(笑)。

スマボP　そうですね、鎌苅さんは大声で「気合入れて応援しろ！」とか、「激ダサだぜ！」とか言わないですからね。

鎌苅　僕は「激ダサだぜ！」とか言わないですね(笑)。ただ、元はチャラかったっていう設定が面白いですよね。その辺も似ていますかね？　僕は今もチャラいタイプですけど(笑)。

スマボP　アハハハ！　宍戸はロン毛でしたからね。でも、何年も経ってから似ていたって思えるのは、鎌苅さんの中で一つの役が熟成していった感じがして、ジーンと来ますね。ところで、いっそ今度の役は、強そうってすぐ思われるんだけど、強くない新撰組隊員ってどうですか？

鎌苅　強くないって設定は大好きです！　できなくていいって設定は、本当に大好きですから、僕は！(笑)

インタビュー<2/3>に続く…

☆Information

トライフルエンターテインメントプロデュース
『異聞天狼伝～會津新撰組残党記～』
公演日程：2013年9月4日(水)～9月11日(水)
劇場：全労済ホール／スペース・ゼロ(新宿)
演出：伊勢直弘／脚本：吉谷光太郎(クリエイティヴ零)
＜出演＞
鎌苅健太・林明寛・磯貝龍虎・増田裕生・輝馬
吉田大輝・高木俊・林修司・新田健太・杉本泰郷
石田隼・遠藤誠・伊藤茂騎・柏木佑太・湯浅雅恭・小林隼人／
唐橋充・石倉良信・水谷あつし
◇畠山遼(9月6日のみ、増田裕生さんの代役として出演されます)
＜あらすじ＞
時に慶応四年。幕府軍と新政府軍との争いも終盤を迎えようとしていた。
新撰組は幕府軍と共に敗走を重ね会津まで落ち延びていたが、戦況はいよいよ悪化。
土方率いる仙台へ向かう本隊と、齋藤一が率いる会津に残る部隊に分裂してしまう。

そんな中、「新撰組のお荷物」と呼ばれた男達がいた。
彼らは土方に戦力と見なされず、齋藤に従い会津に残ったが結局は出撃にも連れて行ってもらえない。
だが、斎藤達が不在の城が新政府軍に攻め込まれてしまう・・・。
城内には子どもや老人ばかりで、まともな戦力はない。
しかし彼らは「新撰組」というだけで、皆に期待をされてしまう。
今まで誰にも頼られなかった男達は彼らの眼差しに奮い立たされ、奮起していく。
そして、新政府軍との厳しい戦闘が始まる・・・。

たとえ負けがわかっていても、譲れない物がある。
男達は如何に生き、何のために死んでいくのか。
＜公演タイムテーブル＞
9月4日(水) 19時～
9月5日(木) 14時～◆／19時～
9月6日(金) 19時～
9月7日(土) 15時～☆（追加公演）／19時～☆
9月8日(日) 14時～／19時～
9月9日(月) 19時～
9月10日(火) 14時～◆／19時～
9月11日(水) 15時～
※◆の回はメインキャストさんによるアフタートークショーあり。
※☆の回はお芝居は上演されません。「体感型謎解きゲーム」イベントを行います。
このイベントにはメインキャストさんが出演されます。詳細は公式ブログをご確認ください。
http://blog.livedoor.jp/tenrouden/
※9月6日は増田さんが出演されず、畠山遼さんが出演されます。
＜日替わりゲスト＞
日替わりゲストさんには、「新撰組三番隊隊長・斎藤一」役を演じて頂きます
9月4日(水)19時～･笠原紳司さん
9月5日(木)14時～･笠原紳司さん/19時～･八神蓮さん
9月6日(金)19時～･戸谷公人さん
9月8日(日)14時～･八神蓮さん/19時～･戸谷公人さん
9月9日(月)19時～･津田英佑さん
9月10日(火)14時～･橋本真一さん/19時～･橋本真一さん
9月11日(水)15時～･津田英佑さん
＜チケット料金＞
5,500円 (税込・全席指定)
※前売り・当日共
※初日割引として9月4日のみ4,500円です。
※9月7日のイベント回も4,500円です。
※当日券は各回とも、開演の１時間前より販売致します。
※全公演に必ず当日券をご用意しております。
(ただし、9月7日（土）19時のイベント回は全席完売に伴い当日券の販売はございません)
＜チケット取扱い＞
◆電子チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード：431-039)
http://pia.jp/t
◆ローソンチケット
0570-000-777 (問い合わせ)
0570-084-003 (Lコード：33716)
http://l-tike.com/
◆イ－プラス
http://eplus.jp
◆カンフェティ
ＰＣの方：http://confetti-web.com/
携帯の方：http://cnfti.com/met7388/
◆スペース・ゼロチケットデスク
http://www.spacezero.co.jp
チケットに関するお問い合わせ：オデッセー 03-5444-6966(平日11:00～18:00)
公演に関するお問い合わせ：トライフルエンターテインメント info@trifle-stage.com
企画・製作：株式会社トライフルエンターテインメント
制作協力：オデッセー
プロデューサー：辻圭介(株式会社トライフルエンターテインメント)
▼その他の公演の詳細は随時、公演の公式ブログにて発表！
http://blog.livedoor.jp/tenrouden/