“ゾンミュ”改演公演が開幕!『トワイライト・ミュージカル ZONE-00 月食』ゲネレポ&與座亘・澤田征士郎らキャストコメントをUP!9/23までシアターサンモールにて

  • 2019-9-15

『トワイライト・ミュージカル ZONE-00 月食(つきはみ)』が、9月14日に東京・シアターサンモールにて開幕しました。
本作は7月21日に千秋楽を迎えた『トワイライト・ミュージカル ZONE-00 満月』改演作。7月の公演盛況を受けて、わずか2ヶ月での上演となりました。
スマートボーイズでは、公式より届いたゲネプロレポートと集合写真、スタッフ・キャストコメントをお届けします。

大好評につき、2ヶ月でのパワーアップ改演が開幕!

大好評につき、2ヶ月でのパワーアップ改演が開幕!

■オフィシャルレポート
『トワイライト・ミュージカル ZONE-00 月食(つきはみ)』

7月の初演『満月篇』から二ヶ月で改演『月食(つきはみ)篇』の幕が上がった。

中学生ながら代々のエクソシスト家当主の志萬 安吾(與座 亘)が、九浄 三郎(澤田征士郎)の在籍する学校に転入してくる。二人の出会い、志萬が狩るべきモノノケたちと、そして謎の薬「ZONE-00」の存在を知って、その謎を追うという大筋は初演と同じだが、大きな違いが2つある。
敵役が月彦(堀田優希)から、黒薔薇 朧児(富永 勇也)に変わったことと、主人公志萬と九浄の関係値がさらに深くなったことだ。
前回は千両(田中 晃平)と月彦という憎しみが勝る愛憎が、今回は黒薔薇 憐児(森下 竣平)・黒薔薇 朧児この双子の兄弟の、愛ゆえの愛憎が焦点となっている。「悪」というイメージを煮詰めたような朧児はその心のうちに燃えさかる愛情を抱え、そのままの勢いで弟の憐児へと降り注ぐ。初演と改演の男たちの闘いの中心にいるのは、舞台上に姿を見せない「姫」。原作でも人気の高い「姫」たちを敢えて舞台上に出さないことで、彼女たちをめぐる男たちの闘いがより烈しく、より純粋さが浮き彫りになる。
そして、より中学生らしいエピソードが増えた志萬と九浄は、夏休みの宿題をめぐるたわいない言葉の応酬の中に、九浄のストレートな一言が志萬にエクソシストとしての覚悟を決めさせる。
そのまっすぐさは、志萬に“ゆるぎない強さと勇気”を与え、二人の対立関係が際立つシーンとなった。

『満月篇』から『月食篇』へ、根源的な音楽も大きく変わった。
『満月篇』ではキャラクターソングという趣だった楽曲が、今回はキャラクターの心情を歌い上げるシーンに変化し、オープニング曲「逢魔が刻にまみえし者ども」は和と洋の旋律が混ざった、まさに『ZONE-00』らしいゴージャスで荘厳な曲で、全キャラクターが揃ってのステージングは必見。改演という言葉の意味が、始まってすぐに納得できる重厚さをみせつけた。
黒薔薇 朧児「薔薇の牢獄」、千両と憐児の「おれたちゃKnights」など、ゴシックやバラード、ロックな曲調など様々な楽曲が続く中、最高にアッパーな「居酒屋弁天出張版」が登場する。タイトルからわかるように、原作ファンならわかるあの場所での「居酒屋弁天」が開く。美脚で漢前で艶やかな弁天(荒 一陽)を筆頭に、千両たちが歌い踊るシーンは病みつきになること必須。現時点でDVDなどパッケージ化の情報はないので、ぜひ劇場で楽しんで感じて魅入って欲しい。

シリアスなシーンにも笑いが挟み込まれる、緩急のついた原作のエッセンスを巧みに舞台に昇華させた『トワイライト・ミュージカル ZONE-00月食』は、9/23(月・祝)まで、新宿御苑シアターサンモールにて上演。
コラボが決定しているNAVITIMEアプリでは、原作のきせかえと劇場までの交通案内を無料で提供中。また、カラオケの鉄人でも公演初日と同時にコラボが始まっているので、そちらもチェックをお忘れなく。

【スタッフ・キャスト コメント】
■脚本:喜多村 太綱
初演の『満月』の幕が降りてから数ヶ月で『月食』の公演となりました。
改演ということで、コンセプト、構成、音楽など要所に変革を加えました。
キャスト、スタッフで作品向上のためのディスカッションを深く重ねて、より没入しやすいように作り変えていきました。
主役クラスのキャラクターたちを全員舞台上に出すことはまだ叶いませんでしたが、個人的には他のキャラクター達は舞台袖の向こうで自分の出番を今か今かと待っていると思って作っています。
いつか、ゾンゼロのキャラクターがぞろぞろと出てくるようなそんな可能性を感じる作品になっています。
ぜひ、逢魔ヶ刻の荒円寺にお越しください!

■演出:村田 こけし
いよいよ本番を迎えます。前作からの『改演』ということを受け、今まであったものを叩き直して背中に乗せ、新たに開拓し、前へ進めるべきものを混ぜ合わせながら、キャストとはもちろん、スタッフと共に真っ直ぐ前を向き、ここまできました。
『ZONE-00』の世界と、舞台としての面白味を掛け合わせ挑みます。

儚く、尊く、それでいて力強い美しさが、今作でお届けできたらと思います!

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■志萬 安吾役:與座 亘
ゲネプロを終えて、ひとまずホッとしています。改演という事で、前回の『満月篇』より更に面白くするために1カ月。座組一同で試行錯誤してやってきました。
それがゲネプロを終えて、形になったかなと思います!
まずは初日!この『月食篇』を、ゾンミュを見にきてくださるお客様に楽しんで頂けるよう、全力で演じます!

■九浄 三郎役:澤田 征士郎
ゲネプロを終えて、とりあえず、ついにこの日が来たかという思いです。
前回に続き、九浄三郎役を演じさせていただけることを誇りに思います。
改編ということで、前回よりもさらにパワーアップして洗練された作品になったと思います。
残り13公演、最後まで誰一人欠けることなく走り抜けたいと思います。

■弁天役:荒 一陽
稽古中からみんなで今回の作品を作り上げて来て、実際にゲネプロで演じてみて前回を越えるものが出来上がったことを確信しました。
歌もダンスもアクションも一新されたわけですが、新しくなった弁天の曲とダンスには特に注目して頂きたいです! 歌っていて自分自身もとても楽しくなりました! 今回も衣装がヒールなので怪我無く全公演駆け抜けたいと思います。

■千両役:田中 晃平
“改演”と謳っていますが、これは全く違う“続編”とも思える作品になりました。
前回の『満月篇』から再び帰って来たゾンミュ。この短い期間で数段もレベルアップさせて、前回よりも良いものを届けたいとキャスト、スタッフその一心で作りました。
どうかこの思いがお客様に届けば幸いです。今回またゾンミュをやらせて頂けたのを当たり前と思わず、次に繋がるような公演にしたいです。是非、楽しんでください!

■黒薔薇 憐児役:森下 竣平
舞台セット、音響照明がつくと稽古場で見えていた景色とは違うので、かなりテンションが上がりますね!
この世界観と興奮を早く皆さんにお届けしたい!
『満月篇』を経てさらにパワーアップしたゾンミュ、ご期待ください!!

■黒薔薇 朧児役:富永 勇也
やっと照明、音楽、舞台セットと全てが合わさったのを肌で感じて、気持ちがとても昂ぶりました!
とうとう初日です。みんなで案を出し合い、ひたすらに懸命に作った作品です。
本番に入っても毎日試行錯誤を忘れず、お客様に最高のゾンミュをお届けできるように、精進して参ります!ぜひ楽しみにしていてください!

【月食 あらすじ】
時は500年前、人は戦乱の時代。場所は東、季節は夏。二人の男が死んだ。ヒトもモノノケも戦の中で等しく命を落とす。まるで満開の花が散るが如く。
そして時は平成。ひとりは鬼になった人間の男。もうひとりは――鬼。
運命か、それとも必然か、黒縄の糸が二人を結ぶ。
月夜に紛れる猟犬の足音。
鼻腔に届くは微かな薔薇の匂い。
それに気づいたときには、もう地獄の番犬に首を差し出すしかないのだろうか?
魔都・東京に思いを抱えた者たちが集まる時、「ZONE-00」を巡るヒトとモノノケとの戦争の火ぶたが切っておとされる。
夏の日差しよりも熱い、黒き炎がその心と体を焦がす。
今再び――アツい戦い(夏)がはじまる。

【キャスト】
志萬安吾役 與座 亘,九浄三郎役 澤田 征士郎,弁天役 荒 一陽,千両役 田中 晃平,黒薔薇憐児役 森下 竣平,黒薔薇朧児役 富永勇也

【モノノケ】
佐藤 佑樹、鈴木 洸輝、中土井 俊允、中山 桂、蜂谷 匠平、古川 貴大

【スタッフ】
脚本:喜多村太綱(『THE STAGE ラッキードッグ1 first luck』他)
演出:村田こけし(メロトゲニ)
音楽:印南俊太郎

【チケット情報】(全席指定席・税込)
居酒屋弁天V.I.P.席:9,000円※非売品特典付:手土産袋(ランチトートバック/全6種・ランダム)
運命の女(ファムファタール)席:7,500円(一般席)

(c)Kiyo Qjo/KADOKAWA (c)逢魔ヶ刻商店街組合 Photo by 吉岡晋

☆Information

『トワイライト・ミュージカル ZONE-00 月食(つきはみ)』
公演日時:9/14(土)~23(月・祝)全13公演 ※9/19(木)休演日
公演劇場:シアターサンモール(新宿御苑)
プレイガイド、劇場チケット窓口にて当日券も発売中
http://confetti-web.com/zone00_kai
《舞台HP》
http://eigeki.jp/zone00/
《ツイッター》
https://twitter.com/musical_zone00
#ゾンミュ
#ゾンゼロ

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