2019-6-25

全世界900万ダウンロード突破の大人気シミュレーションRPGゲーム『誰ガ為のアルケミスト』が原作となる、「誰ガ為のアルケミスト」舞台版『聖石の追憶』が2019年6月26日より東京・銀座博品館劇場にて開幕を迎えます。
6月7日にはマスコミの合同取材会が都内にて開催され、主演の橘龍丸さん、共演の花影香音さん、三浦海里さん、末永みゆさん、中村誠治郎さん、そして原作ゲームを手掛ける今泉潤さん、舞台版での脚本・演出を手掛ける宮城陽亮さんが登場しました。

いよいよ明日開幕！　“タガステ”こと「誰ガ為のアルケミスト」舞台版『聖石の追憶』の見どころをトーク

『タガタメ』の愛称で知られる原作ゲーム『誰ガ為のアルケミスト』とは、FgGが贈る本格的タクティクスRPG。七つの国家を舞台に、七人の個性豊かな主人公が織り成すドラマティックな物語が描かれており、戦略性に富んだ3Dシミュレーションバトルを堪能できる人気作品です。そして『タガタメ』初の舞台化となる、『タガステ』こと「誰ガ為のアルケミスト」舞台版『聖石の追憶』では、各キャラクターの衣裳・武器なども原作ビジュアルのままに、その世界観を舞台上へと再現します！

この舞台版キャストには、主演・クダンシュタイン役を務める橘龍丸さんをはじめ、殺陣やアクションにも定評のある実力派が集結！　今作の重要キャラクターとなるカノン役には花影香音さん、そして新キャラクター・クウザ役には三浦海里さんが登場するほか、原作でも人気のキャラクター陣には、カグラ役に末永みゆさん、オーティマ役に遊馬晃祐さん、モンゼイン役に伊勢大貴さん、バシーニ役に山口大地さん、ヤウラス役に梅田悠さん、セーダ役に花奈澪さん、チハヤ役に石川志織さん、そしてオライオン役に小笠原健さん、ザイン役には中村誠治郎さんと、豪華キャストが揃いました。

稽古が進む中で行われた合同取材会では、制作陣より今作プロデューサーの今泉潤さん、脚本・演出の宮城陽亮さんとともに、橘さんらキャスト5名が登場。まず意気込みを聞かれると、今泉さんは「ゲームとは違う形のエンターテインメントの体験を、ゲームユーザーにも届けられるように頑張ります」とコメント。続いて宮城さんも、「ガーンと刺さるような、衝撃的な作品にしたいと思います」と言葉を続けます。

(左より)今泉潤さん、宮城陽亮さん、花影香音さん、橘龍丸さん、三浦海里さん、末永みゆさん、小笠原健さん(フォトセッションのみ参加)、中村誠治郎さん

(左から)プロデューサーの今泉潤さん、脚本・演出の宮城陽亮さん

そして主演・クダンシュタイン役の橘さんは、「人気RPGゲームの舞台化という今作品で、主役をやらせていただけるのは本当に光栄です。カンパニー一同、全力をもって皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ります！」と座長らしく頼もしい表情を見せ、カノン役の花影さんも「超元気キャラなので、自分の元気さを役に投影していきたいと思います」と笑顔でコメントします。

クダンシュタイン役の橘龍丸さん

カノン役の花影香音さん

クウザ役の三浦海里さん

今作の舞台化にあたって登場した新キャラクター、クウザを演じる三浦さんは「クウザにはまだゲームでの情報が少ないからこそ、舞台で演じられる自由度が他のキャラクターよりもあると思っています。その姿を模索しながらも、僕が演じた姿がゲームでもいつか反映されることがあれば嬉しいな、という気持ちで、この作品を盛り上げられるよう精いっぱいに頑張ります」と、役作りへの意欲を滲ませます。

続いてカグラ役の末永さんは、「カグラはツンデレということで、ちょっとツンツンしながら。アクションもあるので頑張りたいと思います！」とキュートにコメント。また、ザイン役の中村誠治郎さんは「舞台はナマモノであり、映画などに比べてもチケット代も高価です。ゲームユーザーにも、そしてキャストのファンで原作を知らない方にも、なにか一つでも与えられる作品にできるよう、ひとつの作品としてお客様に届くように尽力したいと思います」と、観客に対する真摯な想いを聞かせてくれました。

カグラ役の末永みゆさん

ザイン役の中村誠治郎さん

オライオン役の小笠原健さん(フォトセッションのみ参加)

そして気になる舞台版の内容については、宮城さんから「ゲームでのクダンシュタインは、騙されたり、仲間からも距離を置かれてしまったりするんですが……舞台では、彼にも仲間との友情に包まれていた時期があり、そんな姿を描きたいなと。舞台では今までのクダンシュタインとは違う、『こんなクダンシュタイン、見たことがない！』というストーリーをお見せします」と語られるなど、ゲーム版とは異なるキャラクターの描かれ方が見どころになっているとのこと。

また橘さんが「舞台版ではゲーム上で語られていない場面も多くあり、特に今作で新キャラクターとして登場するクウザと、クダンシュタインとの関係も明らかになっていきます。クウザがいることによって、ゲームでは見られないクダンシュタインの一面が見えやすくなっているのでは」と語ると、三浦さんも「龍丸さんとは2年ぶりくらいの共演になりますが、稽古場でもふざけあったり、お芝居の話をしたりもできていて。僕は人見知りなので、龍丸さんがクダンシュタインで良かったです」と笑顔を見せ、演じる2人の関係性はすでにしっかりと築かれている模様。

そして期待のアクションシーンについては、花影さん＆末永さんら女性陣も「できないことに悔しくなることもありますが、キャラクターに支えられながら頑張っています」と、稽古に奮闘中とのこと。今作ではキャラクターそれぞれが扱う個性的な武器も見どころとなっており、橘さんは「ここまで大きな槍を使うことはないので、いつもの殺陣とはかなり違います」と、クダンシュタインが持つ大きな槍を紹介します。

この大きな槍など、各キャラクターの武器の再現度にも注目！

また中村さんも、ザインの持つエクスカリバーを披露すると「ゲームではさらに大きいんですが、舞台上で実際には扱えない大きさなので調整してあります。その分、芝居で大きく見せます！」と、戦闘シーンの再現度を約束！　そんな中村さんは原作ゲームにもハマっており、ゲームプレイはカンパニーの誰より進めていることも明かしてくれました。

取材の最後には、橘さんから観客に向けて「これまでのクダンシュタインのイメージを払拭する、新しい姿が見られると思います。新キャラクター・クウザとの関係がドラマティックになっていること、そしてゲームではカノン視点で描かれている『聖石の追憶』が、クダンシュタイン視点になるとどうなっていくのかと、そういった点に注目して観ていただけたら」というメッセージが送られました。

「誰ガ為のアルケミスト」舞台版『聖石の追憶』には、遊馬晃祐さん、伊勢大貴さん、山口大地さんも出演。2019年6月26日～30日まで全8公演が東京・銀座博品館劇場にて上演。公演期間中には劇場でのアフターイベントも開催決定、公演チケットは一般発売中です。
ほか公演に関する最新情報は、下記のInformationより公演公式サイト、公式Twitterをご確認ください。

ⓒ誰ガ為のアルケミスト舞台版「聖石の追憶」製作委員会

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