2019年3月2日(土)に開幕した大阪公演を終え、手塚治虫原作の舞台『どろろ』が3月7日(木)にサンシャイン劇場にて東京公演初日を迎えました。
放送中のTVアニメ版でも主人公・百鬼丸の声優を務める鈴木拡樹さんを主演に、どろろ役に北原里英さん、多宝丸役に有澤樟太郎さん、ほか健人さん、影山達也さん、田村升吾さん、唐橋充さんらが共演する話題作より、東京公演ゲネプロでのステージショットとともに、メインキャスト陣による舞台挨拶コメントをお届けいたします。

1960年代に連載がスタートした、手塚治虫原作による未完の傑作マンガ「どろろ」が新たにTVアニメ＆舞台化として現代に復活！　このプロジェクトでは、2.5次元俳優として大人気の鈴木拡樹さんが両作品ともに主人公・百鬼丸役に抜擢され、2019年1月より好評放送中のTVアニメ『どろろ』では、鈴木さんがTVアニメの声優にも初挑戦しています。

そして西田大輔さんが脚本・演出を手掛け、大阪・東京・福岡・三重の4都市にて上演となった舞台『どろろ』では、アニメと同じく百鬼丸役の鈴木拡樹さんが主演を務め、どろろ役には元NGT48のメンバーでもある女優・北原里英さんが、多宝丸役にはミュージカル『刀剣乱舞』等で活躍中の有澤樟太郎さんが登場！　ほか、賽の目の三郎太役に健人さん、仁木田之介役に影山達也さん、助六役に田村升吾さん、醍醐景光役に唐橋充さん、縫の方役に大湖せしるさんと、旬な実力派俳優陣が舞台上にて集結しました。

【あらすじ】
時は戦国。
醍醐の国の主である景光は、ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。
それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。
時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。
そんなある日“どろろ”という幼い盗賊は、ある男に出会う。

それは、鬼か人か――

両腕に刀を仕込む全身作り物の男“百鬼丸”は、その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。

【ゲネプロショット】

東京公演の開幕に寄せて、マスコミを前に行われた舞台挨拶ではメインキャスト陣が一言ずつ意気込みをコメント。
まずは主演・百鬼丸役の鈴木拡樹さんから「『どろろ』という作品は大変愛されているなぁと、この作品を通じてひしひしと感じています」と話し出し、今作については「今までの数ある「どろろ」の中でも見どころだなぁと感じたのは、ここに登場しているキャストのほとんどは家族というテーマで繋がっていて、そこを濃く描いたストーリーになっているところです。今までにない、家族の姿をピックアップした「どろろ」の姿を、できればご家族でも楽しんでいただきたいと思います」と続けます。

続いてどろろ役の北原里英さんは、「今日は残念ながら雨となりましたが、この『どろろ』は傑作ダークファンタジーと言われているとおり、少しダークで、雨が似合うお話になっています。その中でも私が演じるどろろは、唯一の太陽として舞台の上ではみんなを照らしていけるように頑張っていきたいと思います」と、明るい笑顔を見せながらコメント。

そして多宝丸役の有澤樟太郎さんは、「舞台全体としても、この『どろろ』は特に生の良さが出ていると思います。人間が描く生々しさなどが全面に出ていると思いますので、注目していただけたら」と見どころを挙げ、「大阪での4公演を終えてとてもいい空気ができていますので、このまま東京、そして福岡、三重と勢いを増して、さらに歩いていく気持ちで精いっぱい頑張りたいと思います」と意気込みも語ります。

また賽の目の三郎太役の健人さんは、「この作品に参加することができて、心から嬉しく思っています。大阪で幕を開けましたが、東京公演の初日ということで、初心を忘れず全力で戦っていきます」と、仁木田之介役の影山達也さんは「ケガなく最後まで走り続けられるように頑張ります！　西田さんのもと、この作品の世界観を楽しんでいきたいと思います」とまっすぐに語り、助六役の田村升吾さんは「人生初の泥だらけの役です！(笑)　泥だらけになりながらも、がむしゃらに一生懸命に生き抜いていきたいと思います」と笑顔で語ります。

一方で大人キャスト、琵琶丸役の赤塚篤紀さんは「手塚治虫先生の原作、そして天才・西田さんの演出で、この『どろろ』の世界に立たせていただき光栄です。思う存分に楽しみたいと思います」と語り、寿海役の児島功一さんも「寿海は百鬼丸の育ての親という役柄ですが、先ほど鈴木くんが語ったように、家族の絆も描かれたお話になっています。そこをしっかりと演じていきたいと思います」と続けます。

百鬼丸の父親である醍醐景光役の唐橋充さんは、「原作での醍醐景光はただただ冷徹で冷血な、悪い男なんですが、舞台版では父として、家族として百鬼丸、多宝丸、そして縫の方とどう関わっていくかという視点でも描かれています」と語った上で、百鬼丸役の鈴木さんに向けて「僕は鈴木さんのファンを公言しているので、観ていると百鬼丸が切なくて、寂しくて。鈴木・北原版のどろろは最高だったと、後世に語り継がれるものになると思います」と続け、この言葉に鈴木さんも笑顔で応えます。

そして百鬼丸の母親である縫の方役の大湖せしるさんは、「さまざまな生き様を見届けていただけたらなと思います」と微笑み、最後に脚本・演出の西田大輔さんは「この『どろろ』という作品に携わらせていただき感謝しております。舞台でやる意味を考え、例えば暗闇ひとつでも、舞台では“暗転”というものですが、ただ見えないのではなく、暗闇の中でお客様になにか見えるものがあるのではないか、と。細かくひとつひとつのシーンを考え、キャストも繊細に臨んでくれました」と、今作への自信の言葉を聞かせてくれました。

舞台『どろろ』東京公演は、2019年3月7日(木)～3月17日(日)までサンシャイン劇場にて上演中。続いて福岡公演が3月20日(水)ももちパレスにて、三重公演が3月23日(土)三重県文化会館大ホールにて上演されます。
また3月17日(日)17:00公演(東京公演・千穐楽)では、全国の映画館でのライブビューイング、CSテレ朝チャンネル1にて同時生中継が決定！　各詳細は、下記のInformationから公式サイトをご確認ください。

ⓒ手塚プロダクション／舞台「どろろ」製作委員会

※影山達也さんの2019年4月始まりカレンダーが3月30日(土)にスマートボーイズより発売！記念イベントも恵比寿・日仏会館にて同日開催、チケット発売中！

☆Information

舞台『どろろ』

キャスト：
鈴木拡樹／北原里英／有澤樟太郎／健人 影山達也 田村升吾 赤塚篤紀 児島功一／唐橋充 大湖せしる
ほか

スタッフ：
原作：手塚治虫
脚本・演出：西田大輔

公演日程・場所：
＜大阪公演＞
2019年3月2日(土)～3日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ　※終了
＜東京公演＞
2019年3月7日(木)～3月17日(日)サンシャイン劇場
＜福岡公演＞
2019年3月20日(水)ももちパレス
＜三重公演＞
2019年3月23日(土)三重県文化会館大ホール

チケット料金：全席指定 8,900円(税込)

主催：舞台「どろろ」製作委員会
企画制作：エイベックス・エンタテインメント／Office ENDLESS

★3月17日(日)17:00公演(東京公演・千穐楽) ライブビューイング・CSテレ朝チャンネル1にて同時生中継が決定！

★TVアニメ「どろろ」
2019年1月7日(月)よりTOKYO MX、BS11にて毎週月曜放送中！
百鬼丸：鈴木拡樹 どろろ：鈴木梨央 琵琶丸：佐々木睦 ほか

≪公式サイト≫
https://www.dororo-stage.com/
≪公式Twitter≫
@dororo_stage

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