劇団スタジオライフ次回公演は『音楽劇 アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』

  • 2013-6-19

男性のみのキャストで人気の「劇団スタジオライフ」の次回公演『音楽劇 アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』の発表イベントが、6月15日(土)都内で行われました。この製作発表はスタジオライフのファンクラブ会員約300人も参加するという公開イベント形式で行われました。

男性のみの劇団スタジオライフが音楽劇を上演

『音楽劇アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』は19世紀後半から20世紀前半に大活躍したフランスの小説家モーリス・ルブランが1924年に発表した「アルセーヌ・ルパン」シリーズの一篇。世界的に有名な「ルパンシリーズ」のうち20歳のルパンの冒険と恋を描いた小説です。謎の女性「カリオストロ伯爵夫人」ことジョゼフィーヌ・バルサモと、怪人物ボーマニャン、ラウール・ダンドレジーこと若き日のアルセーヌ・ルパンが、フランス修道院の財宝を巡る争いを描くこの作品は、宮崎駿監督のアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』にも多大な影響を与え、アニメのヒロイン・クラリスの名前も、この「カリオストロ伯爵夫人」でルパンと結ばれる最初の妻クラリスの名前から取られています。また、「アルセーヌ・ルパン」という題材は、2013年2月から韓国で、また今夏には宝塚でもミュージカルとして取り上げられなど、国籍、時代を問わず愛され続けています。

イベントの第1部は公演の製作発表が行われ、劇団主宰の河内喜一朗さんと劇団の演出家である倉田淳さんが作品について解説。その魅力を語ってくれました。また作品を彩る9人のメインキャストの意気込みも語られました。

岩崎大さん

松本慎也さん

後のアルセーヌ・ルパン、若き日のラウール・ダンドレジーをダブルキャストで演じる岩﨑大さんと松本慎也さんからは「聡明で若くて元気いっぱいの役なので苦戦しています」(岩﨑)、「ラウールがカリオストロ伯爵夫人との間に感じる愛と憎しみを深く掘り下げ、新しいスタジオライフの代表作になるような芝居をしたいと思っています」と挨拶。

青木隆敏さん

関戸博一さん

そのラウールと深く愛し合い、同時に深く憎しみ合う運命の相手カリオストロ伯爵夫人をダブルキャストで案じる青木隆敏さんと関戸博一さんからは「今まで性格のきつい女性を演じることが多かったのですが、カリオストロ伯爵夫人という役はその過去のすべての役を合わせても負けないぐらい強烈な個性を持った役です。燃え尽きる覚悟で臨みます」(青木)、「自分の中にもある良い部分と悪い部分を掘り下げる作業をして、悪の華からしか生まれない美しい“愛の果実”を実らせたいと思っています」(関戸)という、やりがいのある難役に挑む決意が熱く語られました。

tekkanさん(客演)

イベント第2部は「ショウタイム」として、作品中に登場する劇場「ヴァリエテ座」の女優に扮した劇団員たちのレビューや、「カリオストロの小部屋」というカリオストロ伯爵夫人を演じる青木・関戸を司会としたトークタイム。最後に今回ムッシュ・エルという謎の人物を演じる客演のtekkanさんによるライブが行われたました。tekkanは村井邦彦が今作品のために書き下ろした珠玉の名曲の中から、清純な少女クラリスを表現した「クラリス」と、作品全体のメインテーマ曲となる「オーヴァーチュア」を華やかに歌い上げました。

公演はToi(トワ)、Et(エ)、Moi(モア)の3チームにわかれ、トリプルキャストで上演されます。なお「Et」チームのアルセーヌ・ルパン役「X」はオーディションによって決定するとのこと。公演初日をお楽しみに!

☆Information

スタジオライフ公演『音楽劇 アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』
2013年7月4日(木)~7月21日(日)
シアターサンモール(東京都新宿区新宿1-19-10 サンモールクレストB1)
【CAST】
※左から順番にToi(トワ)チーム、Et(エ)チーム、Moi(モア)チームの一部トリプルキャストとなります
・ラウール・ダンドレジー(アルセーヌ・ルパン) 松本慎也、X、岩﨑 大
・ジョゼフィーヌ・バルサモ(カリオストロ伯爵夫人)関戸博一、青木隆敏、青木隆敏
・クラリス 宇佐見 輝
・ボーマニャン 倉本 徹、倉本 徹、仲原裕之
・レオナール 船戸慎士
・ムッシュ・エル tekkan(客演)
牧島進一・緒方和也・神野明人・鈴木智久・松村泰一郎・鈴木翔音 藤原啓児 ほか
※「Et」チームのアルセーヌ・ルパン役「X」はオーディションによって決定します。
※各チームの公演スケジュールは劇団スタジオライフ公式サイトをご確認ください。
【チケット】
一般 前売\5,500/当日\5,800
学生 当日券のみの取り扱い\3,000(要学生証、ご本人様のみ有効)
【チケット取扱い】
◆チケットぴあ 0570-02-9999(P コード:429-082)
http://pia.jp/t/(パソコン・携帯対応)
◆ローソンチケット 0570-084-003(L コード:30021)
0570-000-407(オペレーター対応)
http://l-tike.com(パソコン・携帯対応)
店頭販売/ローソン店内Loppi で直接購入いただけます。
◆e+(イープラス) http://eplus.jp/
◆カンフェティチケットセンター http://confetti-web.com/
0120-240-540(平日10 時~18 時)
◆スタジオライフ 03-5929-7039(平日12 時~18 時)

劇団スタジオライフ公式サイト
http://www.studio-life.com/

関連記事

前の記事
次の記事

@sumabojp

ページ上部へ戻る