良知真次×平野良W主演「さよならソルシエ」開幕!公式会見コメント&ステージ画像UP

  • 2016-3-18

炎の画家・ゴッホとその弟の宿命を描いた、人気漫画「さよならソルシエ」が良知真次さんと平野良さんのW主演でミュージカル化! ピアノ生演奏にのせて綴られるミュージカル「さよならソルシエ」が、3月17日Zeppブルーシアター六本木にて開幕を迎えました。良知さん、平野さんらメインキャスト5名が登壇した開幕会見とあわせて、そのステージ模様をオフィシャルショットとともにご紹介します。

(左から)会見に登場した合田雅吏さん、土屋シオンさん、良知真次さん、平野良さん、泉見洋平さん

(左から)会見に登場した合田雅吏さん、土屋シオンさん、良知真次さん、平野良さん、泉見洋平さん

漫画家・穂積さんによる原作コミック「さよならソルシエ」は、月刊フラワーズ(小学館)にて連載され「このマンガがすごい!」2014年オンナ編で堂々1位を獲得。19世紀パリを舞台に、ゴッホ兄弟など実在した登場人物たち、そしてリアルな時代背景を用いた設定で、史実をもとにした「ノンフィクション」と「フィクション」が同時に存在する衝撃的な物語が描かれています。

そんな今作を、劇団AND ENDOLESSを主宰する西田大輔さんの脚本・演出で本格ミュージカル化。作曲家・かみむら周平さんによる劇中歌は、ステージ上でピアノ生演奏にのって紡がれ、この「さよならソルシエ」の世界観をさらに彩ります。

ゴッホ兄弟の宿命を描く感動作で、良知真次さんと平野良さんが初共演!

ゴッホ兄弟の宿命を描く感動作で、良知真次さんと平野良さんが初共演!

2人の主人公であるゴッホ兄弟を演じるのは、魔法使い(ソルシエ)のように、その人が今求めている絵を見極めることができ、画壇界を席巻する天才画商のテオドルス・ファン・ゴッホに良知真次さん。現在では「炎の画家」として有名ですが、生前は1枚しか絵が売れなかったという若かりし頃のフィンセント・ファン・ゴッホに平野良さんが挑みます。意外にも今作が初共演、期待の俳優2人のW主演にして夢の顔合わせが実現しました。

大きな才能を抱え、それぞれの宿命に身を投じていく"2人のゴッホ"

大きな才能を抱え、それぞれの宿命に身を投じていく”2人のゴッホ”

そして新たな芸術の風を送りこもうとするテオを目の敵とする、フランス学士院お抱えの美術評論家ボドリアール役に多くの舞台で活躍する窪寺昭さん。フランス学士院に属する芸術アカデミー派の権威ある画家ジャン・ジェローム役に、ミュージカル界で歌声を響かせる泉見洋平さん。ある目的を持つテオの策略に手を貸すことになる戯曲家のジャン・サントロ役に渋みのある演技を見せる合田雅吏さんと、今作のキーマンとなるキャラクターにも実力派キャストが集結。

お互いに刺激し合い、若き画家たちは新たな芸術を創造していく

お互いに刺激し合い、若き画家たちは新たな芸術を創造していく

浮浪者に扮し、市井を探るムッシュ・ボドリアール(前列右側・窪寺昭さん)

浮浪者に扮し、市井を探るムッシュ・ボドリアール(前列右側・窪寺昭さん)

戯曲家ジャン・サントロ(手前・合田雅吏さん)は、テオドルスの策略に手を貸し"炎の画家"を作り上げる…

戯曲家ジャン・サントロ(手前・合田雅吏さん)は、テオドルスの策略に手を貸し”炎の画家”を作り上げる…

新しい芸術を疎んじる、権威ある画家のジャン・ジェローム(右端・泉見洋平さん)

新しい芸術を疎んじる、権威ある画家のジャン・ジェローム(右端・泉見洋平さん)

またアカデミー保守派に対立し、新たな芸術を巻き起こそうとする若手画家には、土屋シオンさん、小野健斗さん、吉田大輝さんの若手俳優たちが登場。そして原作では名前だけしか登場しませんが、史実ではフィンセント・ファン・ゴッホと親交の深かったゴーギャン役としてKimeruさんが出演、ミュージカル版ではゴッホ兄弟との交流ぶりを見せます。

原作人気もさることながら、実力派キャスト陣の共演に原作イメージを丁寧に浮かび上がらせた公演ビジュアルの公開などで前評判も高まっていた今作。注目が集まる中、公演初日の開幕を前に行われた会見には良知真次さん、平野良さん、土屋シオンさん、合田雅吏さん、泉見洋平さんの5名が衣装姿で登場。今作への意気込み、そして見どころを語りました。

■良知真次さん/テオドルス・ファン・ゴッホ役
「とても人気な原作を今回はミュージカルで、しかもピアノ1本でやります。2.5次元ミュージカルで新たなジャンルを目指して、脚本・演出・作詞の西田大輔さんをはじめ、キャスト・スタッフ力を合わせて作りましたので、全部が見所です。舞台ならではのオリジナル要素も入っているので原作ファンの方も楽しめる作品となっておりますので、ぜひ何回も観てください」

■平野良さん/フィンセント・ファン・ゴッホ役
「今回は音楽だけでなく、映像との融合も素敵で、空間全体がすごく大人でムーディーで、おしゃれなところが見所です。キャスト・スタッフみんなが情熱的に作り上げた世界観が、愛情と信念をもってよく混ざり合ったいい演劇だと思いますので、ぜひ観ていただきたいです」

■土屋シオンさん/アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック役
「舞台の板の上に立つキャラクターたちはみな、テオの魔法にかけられています。観に来ていただいたお客様にもぜひ、魔法にかかっていただいて楽しんでいただけるとうれしいです」

■合田雅吏さん/ジャン・サントロ役
「ゴッホという実在の人物を、フィクションですが観ているうちに本当にこういうことがあったんじゃないかと錯覚してしまう作品です。顔合わせのときに2.5次元を超える作品を作ろうと話していましたが、出来としては2.5を超えて3.2ぐらいにはなったと思います(笑)。最後にホロっとする素敵な世界観にはまっていただきたいです」

■泉見洋平さん/ジャン・ジェローム役
「今回演じる役は若い芽を摘み、テオやフィンたちの情熱に嫉妬したり、焦りを感じたりするんですが、だからこそ自分の美学を守るために意地悪をします。この作品の中でいいアクセントになればと思い精一杯やらせていただきます。光と音楽で温かみや出演者の熱を感じてください」

――キャスト陣も会見で語ったように、2.5次元ミュージカルの枠を超えた芸術的な世界観で、繊細に綴られるこのステージ。
ミュージカル「さよならソルシエ」は、3月21日まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演中。チケット情報ほか公演詳細は、Informationから公式サイトをチェックしてください。ゴッホ兄弟の確執と宿命を、そして若き画家たちの「芸術」へのエネルギッシュな情熱を、ピアノの生演奏と歌で織りなす今作。屈指の歌唱力を持つ、キャスト達の歌声にも注目です!

■平野良 出演動画はアプリで好評配信中↓■

☆Information

ミュージカル「さよならソルシエ」
3月17日~21日 Zeppブルーシアター六本木にて上演中
原作:「さよならソルシエ」(小学館) 原作者:穂積
演出:西田大輔
音楽:かみむら周平
《舞台公式サイト》
http://www.marv.jp/special/m-sorcier/

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