2016-2-25

舞台『ジーザス・クライスト・サムライスター～殿中でござる！～』が2月24日より東京・新宿の全労済ホール／スペース・ゼロにて開幕しました。

(左前列より)西田大輔さん、柾木玲弥さん、和田琢磨さん、北村諒さん
(左後列より)小谷嘉一さん、谷口賢志さん、村田洋二郎さん

今作は、舞台「戦国BASARA」シリーズ、LIVE ACT「青の祓魔師」等の人気舞台を手掛けてきた西田大輔さんが主宰する「ディスグーニー」の第2弾公演。
江戸中期に起こった赤穂浪士四十七士による吉良邸討ち入りを、大石内蔵助側ではなく吉良上野介側からの視点で描いた物語で、吉良上野介と、吉良を助けようと奮闘する総勢12名が繰り広げる時代劇コメディ。

本番初日直前に行われた記者発表会には、主演の和田琢磨さんをはじめ、柾木玲弥さん、北村諒さん、谷口賢志さん、村田洋二郎さん、小谷嘉一さんなど全キャストと西田さんが登壇。それぞれ見どころや意気込みなどを語ってくれました。

清水一学役の和田琢磨さん

和田琢磨さん「役的には吉良の家臣ですが、あることをきっかけにリーダー的存在になります。(上演時間の)2時間の中にいろいろな要素が詰まった作品となっていますので、最後までお楽しみください」

小林平八郎役の柾木玲弥さん

柾木玲弥さん「この中では一番振り回されている役になっています。稽古場では皆さんがいい意味で真面目にふざけていました。本番では一生懸命頑張ります」

新貝弥七郎役の北村諒さん

北村諒さん「皆さんキャラクターが濃くて、この濃いメンバーに振り回されつつも、負けないように熱量を持って全力で演じ、キャスト全員でお客様を巻き込めるような作品にしたいと思っています」

海老音史郎役の谷口賢志さん

谷口賢志さん「西田さんから『第2弾は2月に討ち入りの話をしたいんだ』という話をいただいて、ちょっとずれているんじゃないかと思っていたりして、でもその“ずれた”部分もこの作品にピッタリかなと今となっては思っています。楽しんでください！」

畠山義寧役の村田洋二郎さん

村田洋二郎さん「役割的には空気が読めない設定です。劇場に着たら、辛いことや悲しいことを忘れてもらって、『あ、楽しかった！』って帰っていただければ、それだけで十分な作品なっています」

ヘンリー熊谷役の小谷嘉一さん

小谷嘉一さん「見た目も名前も他の方とは違いますが、その当時の時代背景が合った話とリンクしている役です。自信を持って面白いと思えるような作品に仕上がっています！」

西田大輔さん「今から赤穂浪士が攻めてくることを事前にわかってしまった吉良側が助かるための作戦に出ますが、いろんな難題が迫り来るというお話で、どこに出しても恥ずかしくない作品になりました」

和田さん＆柾木さん＆北村さんは、吉良上野介の家臣を熱演！

また来場者の中から抽選で、出演者全員から直筆メッセージと薔薇がホワイトデーの3月14日に自宅まで郵送する『ホワイトデー・スペシャル企画』が実施されることに関連して、「誰が一番応募が多いか」を予想することとなった西田さん。
「諒くんかなぁ……。」と、北村さんを真っ先に挙げつつ、「ま、みんな“俺だぞ”と思っているはずですよ」とキャストの本音を推測。また西田さんもこの企画に参加することとなっており、「白塗りの歌舞伎役者(佐久間祐人さん)には負けたくないですね！」と高らかに宣言して笑いを取っていました。