2015-12-23

ミュージカル『ヘタリア～Singin’ in the World～』の直撃インタビューを、開幕当日の12月24日まで、14日間連続で特集中！　Part⑪～⑭は読み合わせの現場に、スマートボーイズが潜入！　初顔合わせ当日で、ちょっぴり緊張気味なキャスト4人に“ヘタミュ”出演への意気込みを突撃インタビューしてきました！　Part⑬はフランス役・寿里さんの登場です。

寿里さんは、モデルを経て、ミュージカル『テニスの王子様』(亜久津仁役)を皮切りに、数々の舞台に出演。最近では舞台『K』(草薙出雲役)、『メサイア-翡翠の章-』(芹沢役)、『幻の城～戦国の美しき狂気～』(本多正純役)など。2016年は『戦国BASARA 4 皇』(千利休役)に出演。ロングヘアや長身、優雅な物腰のイメージは、まさに寿里さんにピッタリ☆

フランス役の寿里さん

「世界平和の一端を担って行けたら、ちょっと面白い」

――読み合わせをした感想はいかがでしたか？

寿里　みんなで楽しんでいこうという空気感がありました。読み合わせでは、普段みんな緊張しているものなんですけど、作品の世界観や温かさを感じられる、良い時間になったと思います。

――フランスという国の印象は？

寿里　最近、フランスで起こったことは、とても痛ましい事件でしたが、実際、今の時代は国同士の戦争も減って、僕たちはいい時代に生まれたんだと思います。
そして、第一次、第二次の世界大戦のことを『ヘタリア』のように、笑って触れられる。過去の事を振り返るときりがないし大変だけど、この作品で世界平和の一端を担って行けたら、ちょっと面白いんじゃないかと思います。
2015年で日本は戦後70年ですが、この後、戦後80年、90年、何百年って続いて、できるだけ長く”いい時代”が続きますようにという願いもこめて、この公演をやっていきたいなと思います。

――フランスという役については、どんな印象ですか？

寿里　『ヘタリア』の中でも、柔らかくて面白いのに、やることは結構過激だったりするので、自由に楽しんでやりたいと思っています。

――役作りでやろうと思っていることはありますか？

寿里　今回、自分の役を知らされて、まずやったことは、ボジョレーの解禁日を調べたということですね(笑)。あと、フレンチも好きですよ。以前、フランスに行ったとき、エスカルゴのソースが美味しくて！　あのソースをバゲットに付けると、延々食べ続けられるというくらい！

――そういえば、主演のイタリア役・長江崚行さんは、先輩方と仲良くなるために、各自の役どころの国の料理をごちそうしてもらおうと思っているようですよ。寿里さんは、当然フランス料理のディナーを期待されています。

寿里　えー！　……じゃあ、カジュアルなお店でリーズナブルにランチで。ディナーはないですよ(笑)。

――後日談、楽しみにしています(笑)。

～Part⑭中国役・杉江大志さんに続く～

(取材・文／西岡由佳)

(C)日丸屋秀和・幻冬舎コミックス／ヘタリア製作委員会 (C)ミュージカル「ヘタリア」製作委員会

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☆Information

ミュージカル『ヘタリア～Singin’ in the World～』
■日程 2015年12月24日(木)～2015年12月29日(火)全11公演
■劇場 Zeppブルーシアター六本木(東京都港区六本木5丁目11-12)
■チケット料金全席共通 7,900円(税込)
《公式サイト》
http://musical-hetalia.com/
《公式Twitter》
＠musical_hetalia
《原作コミックス》
http://www.gentosha-comics.net/hetalia/