「心の復興」を目指して。3.11から4年目の節目に、俳優チャリティー集団が舞台上演

  • 2015-3-10

東日本大震災をキッカケに山岡竜弘、苅羽悠らが様々な俳優仲間とともにチャリティー活動を続けてきた池袋チャリンコ倶楽部。
3.11震災から4年目という節目に「心の復興」を目指し、作品を通してメッセージを贈るべく、WEBドラマ×舞台×映画連動の新企画”連続舞台小説”『DAB+(ダブプラス)』を企画・配信し、3月11日からは連動舞台『スイマー』を上演します。その企画の全貌を、1月19日 渋谷L.loves.Rでの無料イベントにてお披露目をしました。

「心の復興」を目指して、多くの俳優、クリエイター、そしてファンが結集!

「心の復興」を目指して、多くの俳優、クリエイター、そしてファンが結集!

『DAB+』は全10話で構成される、WEBドラマと舞台公演の連動企画。演劇学校に通う学生たちの日々を描き、彼らの自主卒業公演が実際の舞台公演となる、物語と現実を結ぶクロスオーバー作品。

イベントは平日月曜にも関わらず、熱心なファンの皆さんが駆けつけ、会場は満員。主演の塩澤英真さんはじめ、末野卓磨さん、マントル一平(地球)さん、マリアユリコさん、加藤未和さん、優月心菜さん、柳沢卓(EMBLEM)さんに、苅羽悠さん、星名陽平さん、山岡竜弘さん、春陽漁介さんのチャリンコ倶楽部のメンバーと福山功起監督の計12名も登壇し、会場は熱気に包まれました。

アットホームな雰囲気の中に、熱い言葉と想いが飛び交いました

アットホームな雰囲気の中に、熱い言葉と想いが飛び交いました

イベントはまず、登壇者質疑応答からスタート。

Q.初主演の話をもらった時、どう思いましたか?
塩澤さん「オファーをいただいた時に、八戸亮さん演じる後藤との体育館のシーンを読んで、今の自分と重なるものがあり、やりたいと出演を決意しました。それと連動企画が面白いと思い、ワクワクしました」

Q.観客にメッセージはありますか?
塩澤さん「キャストが、役なのかその人なのか分からないくらいナチュラルに現場にいられて、みんないい関係性を役に持込めていたし、全員でいいものを届けようという一体感がありました。この作品や企画が見終わった人の心の活力になれば嬉しいです」

末野さん「池袋チャリンコ倶楽部は、チャリティーをキッカケに集まった団体。一人でも多くの方に観ていただいて、楽しんでいただく事が東北に届けば嬉しいです。その目標に向かって全力を尽くします」

Q.テラスハウスはどうでした?
マントルさん「そうですね、美男美女の中に初のブスとして送り込まれた訳ですが…ってちょいちょいちょい!お芝居の事聞いて下さい(笑)。
コントはやっていましたが、初めてお芝居に挑戦しました。難しかったけど、楽しかったです。キャバクラに通うオッサンの役だったんですが、ピッタリだと思い引き受けました。テラスハウスと同じくらいの出演時間だと思いますが、是非観て下さい」

主演の塩澤英真さん(左)と仲良く肩を組む末野卓磨さん、テラスハウス出演で知られるマントル一平さんでパチリ☆

主演の塩澤英真さん(左)と仲良く肩を組む末野卓磨さん、テラスハウス出演で知られるマントル一平さんでパチリ☆

Q.撮影中のエピソードは?
末野さん「クリスマスイヴの撮影の時に塩澤くんが、キャスト・スタッフ全員分、一つずつラッピングしたチョコとマシュマロを配ってくれたんです。イケメン過ぎます(笑)」

Q.どの様な部分に心掛けて作品を作られましたか?
福山監督「ドラマ脚本の星名さんの描いた世界観を尊重して、そのまま映像化する事を心掛けました。作品は日常を描いていますが、役者さんのキャラクターをピックアップし、魅力的に映し出せればと思いました。1話から時系列が遡ったり、リンクしたりするので、その辺も楽しんでいただきたいです」

Q.舞台にはどの様な仕掛けをほどこしていますか?
春陽(舞台脚本・演出)さん「ドラマでは夢を生きた学生達を描いていますが、舞台では、その夢をまた違った角度からテーマにしてみました。タイトルは「スイマー」。泳ぐスイマーや睡魔という意味がかかっています。自分の夢に知らない人が出てくる時、あるじゃないですか。あれは、友達の友達なんですって。夢の中での他人との境界線はプールのコースロープくらい曖昧。そういったところを切り口にファンタジーを描きます。役名はドラマの役名のままです」

質疑応答に続いてはスライドショー。キャスト同士撮り合ったものや、スタッフが控え室で撮ったものなど、なかなか見られないキャストの素の表情が写し出され、会場はアットホームな雰囲気に。。

そして先行上映会では、第1話ではなく敢えての5話上映。4話までは主要メンバーのバックボーンが描かれるショートムービーの様な創りになっており、第5話はそのメンバーが集結するいわば、セカンドシーズンの1話の様な位置付けとのこと。
配信開始を2日前に控えたこの日の5話上映により、会場に集まったファンの皆さんは、1話を楽しみにできた方も多かったのでは?

休憩中にはじゃんけん大会が行われ、会場であるL.loves.Rの看板スイーツ”ポップオーバー”や池チャリグッズが勝者に振舞われるなど、終始和やかな雰囲気で行われた制作発表イベント。
終盤にはお客様も記者になったつもりでのキャスト集合写真撮影。この日出来たてのポスターと同デザインのポストカードも無料配布されました。

最後に、池袋チャリンコ倶楽部主催メンバーからメッセージが。

「震災が起きた時、舞台の中止が相次ぎ、役者として無力さを感じたけれど、何かをしたいという小さな一言から一人また一人と仲間が集まって、4年経った今もこうしてチャリティーを続けています。
誰しも皆何かを抱えています。被災地も現代社会も。だからこそ、傷ついてる人がいる事を忘れてはいけないし、人を想う事の大切さを届けていきたい。
この作品被災地のおばあちゃんにもらった言葉「心の復興」がテーマになっています。観た人の小さな一歩に繋がれば幸いです」

連続舞台小説『DAB+』は、全9話が無料配信中。その最終話は舞台公演「スイマー」へと繋がって行きます。

「スイマー」
大学生たちの日常過ぎる会話を消し去った非日常。
学校に向かうバスは、事故に巻き込まれた。
昏睡状態の仲間たちを見つめる一郎。
「友達を助けたいなら、起こしたらいい」
歩み寄って来た、奇妙な女の奇妙な提案。
「夢の境界線なんて、プールのコースロープくらい曖昧。行きたいコースに連れて行ってあげる」

池袋チャリンコ倶楽部の新たな挑戦。
連続ドラマ内で夢に生きている学生たちが描く夢の舞台。

自分のためばかり日々を過ごしていた一郎は、仲間を救うべく夢を泳ぐ。

(C)池袋チャリンコ倶楽部

☆Infomation

池袋チャリンコ倶楽部
■連続舞台小説「DAB+」-ダブプラス-
【1話】http://youtu.be/qjVqvzYLUl4
【2話】http://youtu.be/irToWJk-Pus
【3話】http://youtu.be/zrc8DhwMGN4
【4話】http://youtu.be/RlST_FGK8_U
【5話】http://youtu.be/Id7muzZnImo
【6話】https://www.youtube.com/watch?v=vej7TDom5NY
【7話】https://www.youtube.com/watch?v=DHB6kgUj9Ws
【8話】https://www.youtube.com/watch?v=xmu5KhXCPZw
【9話】https://www.youtube.com/watch?v=TSQ_ltj8abo
※YouTubeにて無料配信中
■舞台「スイマー」
脚本・演出 春陽漁介
2015年3月11日(水)~15日(日)
八幡山ワーサルシアター(京王線・八幡山駅すぐ)
<タイムテーブル>
2015年3月11日(水)~15日(日)
11日(水)19:30
12日(木)14:00★/19:30
13日(金)14:00★/19:30
14日(土)14:00/18:00★
15日(日)14:00
★アフタートーク付
<チケット>
全席自由
前売り 3900円/当日 4200円
https://ticket.corich.jp/apply/62664/
<キャスト>
塩澤英真 山上愛 末野卓磨 マリアユリコ 加藤未和 山岡竜弘
六川裕史 工藤佑樹丸 苅羽悠
<お問い合わせ>
090-7814-1303
charinco.club@gmail.com
《舞台「スイマー」特設サイト》
http://4484.jp/swimmer.html
《ドラマ「DAB+」特設サイト》
http://4484.jp/dab-d.html
《池袋チャリンコ倶楽部HP》
http://4484.jp/ikechari.html

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