遠藤雄弥が主演!映画『ONODA 一万夜を越えて』が10/8より公開!終戦から約30年間、秘密戦の任務を遂行し続けた実在の人物・小野田寛郎を、津田寛治と共に熱演

  • 2021-10-8

映画『ONODA 一万夜を越えて』が、10月8日より全国劇場にて公開されます。

映画『ONODA 一万夜を越えて』キービジュアル

映画『ONODA 一万夜を越えて』キービジュアル

本作は、1945年に終戦を迎えたことを知らされないまま約30年間、フィリピン・ルバング島で秘密戦の任務を遂行し続けた実在の人物・小野田寛郎(おのだ ひろお)を描いた物語。1974年3月、作戦任務解除令を受けて51歳で日本に帰還した姿は、当時の日本では彼の存在自体が衝撃的な事件として大きく報道され、社会現象にまでなりました。小野田寛郎の30年間を描いた「ONODA 30 ans seul en guerre」(著:Bernard Cendoron)を元に着想、壮絶で孤独な日々と戦った一人の男の人間ドラマとして映画化されました。
監督は、フランス映画界で今最もその手腕が注目されているアルチュール・アラリ氏、今回は脚本も手掛けている。ほとんどの日本人キャストはオーディションにより選考、約4ヶ月間にわたるカンボジアでの撮影では、スタッフとキャストが一丸となって臨場感あふれるシーンを作り上げました。
国際共同製作映画でありながら、ほぼ全編が日本語のセリフで紡がれているこの異色作は、第74回カンヌ国際映画祭2021にて「ある視点」部門でのオープニング作品に選ばれ、ついに2021年10月8日より日本で公開されます。

遠藤雄弥さん

遠藤雄弥さん

津田寛治さん

津田寛治さん

その主人公・小野田寛郎を演じるのは遠藤雄弥さんと津田寛治さん。遠藤さんが青年期を、津田さんが成年期を演じています。
2人が演じる小野田寛郎のジャングルでの潜伏の日々を、アラリ監督独自の視点で構成した本作は、小野田寛郎を知らない人にとっても共感できるメッセージの詰まった、壮大な人間ドラマに仕上がっているそう。
共演は仲野太賀さん、井之脇海さんら若手実力派から、嶋田久作さん、イッセー尾形さんといったベテランが顔を揃えています。

■劇中フォト
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■STORY
終戦間近の1944年、陸軍中野学校二俣分校で秘密戦の特殊訓練を受けていた小野田寛郎(遠藤雄弥/津田寛治)は、劣勢のフィリピン・ルバング島にて援軍部隊が戻るまでゲリラ戦を指揮するよう、命令を受ける。「君たちには、死ぬ権利はない」出発前、谷口教官(イッセー尾形)から言い渡された最重要任務は“何が起きても必ず生き延びること”。
玉砕は決して許されなかった。
しかし彼を待ち構えていたのはルバング島の過酷なジャングルだった。
食べ物のもままならず、仲間たちは飢えや病気で次々と倒れていく。それでも小野田は生きるために、あらゆる手段で飢えと戦い、雨風を凌ぎ、仲間を鼓舞し続ける。
必ず援護が来ると信じて。
小野田は仲間を連れて、任務を完遂するまで島の奥地に潜伏。自らもこの終わりの見出せない戦いの日々に自らの精神を蝕まれながらも、かろうじて仲間のためにも、見えない敵に対峙していたのであった。小野田と一緒に最後まで生き残った小塚金七(松浦祐也/千葉哲也)は、幾度となく小野田といさかいを起こしながらも、協力し合い、相手を思いやり、二人三脚で生死を彷徨いながら潜伏していた。しかし、ある日突然、小野田と小塚は島民らしき人間たちからの奇襲を受け、小塚は小野田の目の前で帰らぬ人となってしまった。
そこからは小野田1人きり。
孤独の中で夜が明けていく日々を淡々と数えながら、息を潜めていた小野田だったが、ある日、〝旅行者”と名乗る若い男・鈴木紀夫(仲野太賀)と出会うのだった。小野田が見えない敵と戦い続けて一万夜を迎える頃。この永久的に続いていた日々は、この青年との出会いによって終わりを迎えることに……。

映画『ONODA 一万夜を越えて』は、10月8日よりTOHOシネマズ日比谷をはじめ、全国劇場にて公開。詳細はInformationをチェックしてください。

(c)bathysphere – To Be Continued – Ascent film – Chipangu – Frakas Productions – Pandora Film
Produktion – Arte France Cinema

☆Information

映画『ONODA 一万夜を越えて』

2021年10月8日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

■作品概要
□STAFF
監督:アルチュール・アラリ
脚本:アルチュール・アラリ、ヴァンサン・ポワミロ
プロデューサー:ニコラ・アントメ
撮影監督: トム・アラリ
編集:ローラン・セネシャル
美術:ブリジット・ブラサール
衣装:カトリーヌ・マルシャン、パトリシア・サイーヴ
サウンド:イヴァン・デュマ、アンドレアス・イルドブラント、アレク・“ビュニク”・グース
□CAST
遠藤雄弥 津田寛治
仲野太賀 松浦祐也 千葉哲也 カトウシンスケ 井之脇海 足立智充 吉岡睦雄 伊島空 森岡龍 諏訪敦彦
嶋田久作 イッセー尾形
□CREDIT
制作:bathysphere productions
配給:エレファントハウス宣伝:フリーストーン
2021映画『ONODA』フィルム・パートナーズ:CHIPANGU 朝日新聞社ロウタス
助成:文化庁文化芸術振興費助成金(国際共同製作映画)
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
174分/フランス、日本、ドイツ、ベルギー、イタリア/ 2021/1.85/5.1

公式サイト:https://onoda-movie.com
公式Twitter:@OfficialOnoda

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