2020-7-18

2018年夏に約2万3000人を動員して大盛況を博した舞台「八王子ゾンビーズ」が、7月17日より映画『八王子ゾンビーズ』として全国の映画館に帰ってきました！

その映画公開を記念し、7月18日に東京・渋谷TOEI②にて舞台挨拶が行われ、主演の山下健二郎さん(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)を始め、久保田悠来さん、藤田玲さん、牧島輝さん、松岡充さん、鈴木おさむ監督がステージに登場しました。

本イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、渋谷TOEI①で映画をご覧になった観客に向けて、同じビルにある渋谷TOEI②から生中継という形でお届け。

当初2020年春の公開予定でしたが、コロナ禍で公開が延期となり、7月にようやく公開を迎えるにあたって、山下さんは「無事に公開になりました。この作品は舞台から始まって、約２年間同じ役を演じさせて、映像化もさせていただけたという、僕にとっても大切な作品なので、より多くの方に見ていただけたらなと思います！」とニッコリ。
続けて、「あと公開日が……ね、悠来さん！」と、となりの久保田さんに目配せ。すると、久保田さんが「そうですね。『今日から俺は!! 劇場版』と被ってるんでね」と、同じく７月17日から公開している作品を挙げて、山下さんが「勝ちたいなと！」とライバル視（!?）。
これに伴い、『八王子ゾンビーズ』のサブタイトルを思いついたという久保田さんが、「昨日から俺たちは!!」と言うと、松岡さんから「パクリやな(笑)」とツッコミが。

羽吹隆役の山下健二郎さん

仁役の久保田悠来さん

琉斗役の藤田玲さん

瀧役の牧島輝さん

孔明役の松岡充さん

監督・脚本の鈴木おさむさん

舞台から映画化に至った経緯について、鈴木監督は「健二郎くんとゾンビーズのみんなのノリがあまりによかったんで、それをなんとか形にしたいという思いから始まりました。注目ポイントは、イケメンゾンビのアップ！」とコメント。これに対し、焦った主演の山下さんが「俺もう関係ないじゃないですか！」と抗議すると、鈴木監督は「ゾンビと健二郎くんのアップです(笑)」と修正。ダンスシーンをアップで見られることが、映画ならではの見どころとなっているようです。

コロナ対策用のアクリル版越しにトーク！

本作は、イケメンゾンビたちが成仏するためにダンスをするという設定。初めてこの設定を聞いたときの心境を聞かれ、山下さんは「正直、意味わかんなかったっすね～。おさむさんは何を言ってるんだろうと思いました」と告白。「でも、台本を読んだら納得できて、すぐに入り込めましたね」と続けました。同じく久保田さんも「鈴木おさむさんの頭の中は、よくわからないです」と述べ、先に設定から知ったという藤田さんは「そんな設定できるの？と思ったんですけど、監督がおさむさんだってわかって、これは絶対に大丈夫だと安心感がありました。でも、台本を読んだら、ゾンビーズのメンバーはほとんどアドリブ。ほぼセリフが書いてなくて、15分ダンスレッスンやってくださいとだけ。もう恐怖しかなかったです(笑)」とコメント。続けて、牧島さんが「僕も最初は設定の意味がわからなくて、アドリブも怖かったんですけど、最後は感動があってすごいなって思いました」と真面目なトーンで語っていると、山下さんが「彼、今日が人生初の舞台挨拶なんですよ！」とひと言。久保田さんからも「さっきからずっと、ソワソワ動いてる」とイジられた牧島さんでした。

アドリブパートは、カメラが回る本番にならないとどうなるかわからない未知のシーン。「エチュードに近くて、ホームランを打てたときも三振のときもあって、ダメージはくらいました(笑)」と語る山下さん。加えて、「笑いを堪えきれなくなることもあるんですけど、山下健二郎はそこをグッと堪えてました」と話す久保田さんですが、山下さんが「(カメラに)背を向けて(笑っていた)。笑いを泣き芝居に変えて」と暴露！久保田さんはキリッと「笑いと泣きはよく似てるって言うしね」と、もっともらしいことを述べて切り返しました(笑)。

イケメンゾンビたちが歌って踊って成仏(!?)新感覚エンターテイメントが、映画館で楽しまます！

＜ストーリー＞
ダンサーになる夢に破れ、自分を見つめなおすために、八王子の山奥にある「希望寺」にたどり着いた羽吹隆。
寺の住職・孔明に迎えられ、希望に満ちた新生活をスタートさせるが、寺の宝を守る用心棒・一刃や、孔明とただならぬ関係と噂の八王子市長・大池花代など、クセのある人物が次々と現れる。その夜、先輩僧侶の宝田から「夜９時以降、外を出歩かない」というルールを言い渡されていたにも関わらず、満月に誘われるように外へと出てしまった羽吹。そこで、ゾンビVS孔明による、壮絶な戦いを目の当たりにしてしまう。この寺は、夜な夜なゾンビがうごめく奇怪な場所だったのだ。「ここで見たものは他言するな」と孔明に言われたものの、翌日、再び墓場を訪れた羽吹の前に再び姿を現す８人のゾンビ・・・。だが、彼らは自らを「八王子ゾンビーズ」と名乗る、陽気なイケメンゾンビだった！元チーマーのリーダー・仁。兄弟の琉人と快斗。泣き虫の楓。バイク乗りの翼と瀧に、手業がすごい三太と四太。ある事件で命を落とし、ゾンビになってしまった彼ら。満月の下でダンスをすると成仏できるのだが、まともに踊れない上、いつも孔明たちに邪魔されていた。「俺たちにダンスを教えてくれ！」とゾンビ達にせがまれ、不思議な交流を始めることになった羽吹。
果たして【八王子ゾンビーズ】を、無事に成仏させることができるのだろうか・・・！？

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