2019-12-22

舞台を中心に活躍を続けている俳優・前山剛久さんの2020年版カレンダー発売記念イベントが、12月21日の東京・渋谷HMV＆BOOKS SHIBUYAにて開催されました。

個人では初めてカレンダーをリリースする前山さん。ロケ地は出身地の大阪と、大好きな場所だと語る京都で撮影。“大好きな人と巡る関西旅行”というコンセプトのもと、大阪では海遊館やアメ村の古着屋などで、京都では町やでホッと一息ついたり、和スイーツに舌鼓を打ったりと、まるで前山さんと一緒に旅行しているかのような感覚を味わえる一冊に仕上がっているとのこと。
イベント前にはマスコミ向けの会見が行われ、前山さんが登壇しました。

2020年版カレンダーをリリースした前山剛久さん

「いずれはソロでカレンダーを出せたらと思っていて、ようやく実現しました。去年リリースした写真集ではセルフプロジュースという形でこだわってみましたが、今回はリラックスした姿を見せたいなと思って、大阪と京都で撮影しました。今まで地元で撮影したことがなかったので、一番リラックスした姿を表現したいなと思い、“大好きな人と巡る関西旅行”というコンセプトで撮影に臨みました」と、カレンダーの見どころを説明した前山さん。

そのコンセプトにちなんで、前山さんが選ぶおすすめスポットを聞いたところ、「お気に入りで選んだ【浜寺公園】は絶対行ってもらいたいですし、地元の水族館である【海遊館】は、撮影で久々に行ったら建物が大きくなっていたので、きっと遊べるスポットだと思います。京都なら芸能神社としても有名な【車折(くるまざき)神社】で、僕の名前が書いてある札を探してもらいたいです。他の俳優さんの名前もたくさんあるので、探してみたらとても楽しいと思いますし、カレンダーで紹介している場所を聖地巡礼して欲しいです」と熱く語りました。

前山さんが選んだお気に入りショットは、前山さんが子供の頃によく遊んでいたという浜寺公園での一枚

2019年の前山さんは、1月に主演を務めた「妖怪アパートの幽雅ば日常」から11月の「イノサンmusicale」までほぼ休みなく様々な作品に出演。多忙を極めた一年だったそうで「今思い浮かべたとしても、この一年はずっと働いていたなぁという印象だったので、来年はもうちょっとゆっくりしたいなと思いつつ、応援してくださるファンの皆さんのおかげで年々忙しく過ごすことが出来ていて、思いの実った一年でした」とこの一年を振り返りつつ、今年のクリスマスはどう過ごしたいかという質問には「先日『ポケットモンスターソード・シールド』を買ったんですけど、忙しくてプレイ中に寝落ちする状態になっていたので、クリスマスは“ポケモン”のことを考えたいです」と、多忙な中でも“ポケ活(ポケモン活動)”には妥協しない姿勢を示し、笑いを誘ってくれました。

続いて20代最後となる2020年の目標を聞かれ、「来年で29歳になりますが、ダジャレではないんですけど、肉(29)のように脂の乗った一年にしたいです！」と熱く意気込み。来年3月に主演を務める舞台「十二夜」についても触れ、「以前シェークスピアの作品を演じたことがありますが、その時の演出家だった青木豪さんと再びできることで、肉のように脂の乗った一年のスタートにはとてもいい作品だと思って、とても気合が入っています。役作りでは、この前演じた女性役の時は豆乳ダイエットをして体を作ったんですけど、今回はもっと女性らしさを出すために、敢えてちゃんと食べて痩せようと心掛けて、最近は食べて運動することを頑張っています」とコメントし、プロ意識の高さを感じさせてくれました。

また「来年もカレンダーがリリースできるとしたら、どこで撮影したいですか？」という質問には、「実は敢えて海外での撮影を封印していて、いきなり海外での撮影だと次のネタがなくなるので(笑)。海外がダメなら北海道か沖縄ですね。最初の写真集ではほぼ都内で撮影して、2020年カレンダーは大阪と京都だったので、次は海外へ行くか、海外がダメなら北海道か沖縄で撮影して、徐々に世界を広げていって、最終的には宇宙で撮影したいです！」と壮大な野望を語りました。