Dステ13th『チョンガンネ』が公演中!和田正人ほかキャストの意気込み会見フル再現!

  • 2013-5-3

若手俳優集団D-BOYSとD2のメンバーによる舞台「Dステ」13弾は、韓国の人気ミュージカルの日本初上演とDステ初ミュージカルということで話題の『チョンガンネ~おいしい人生お届けします~』。

(写真左より)三津谷亮さん、橋本汰斗さん、舞羽美海さん、和田正人さん、牧田哲也さん、近江陽一郎さん。

初日公演直前に行なわれた囲み会見には、主演の和田正人さんはじめ、牧田哲也さん、橋本汰斗さん、三津谷亮さん、近江陽一郎さん、そして宝塚歌劇団を退団して初の舞台出演となる舞羽美海さんが登壇。
意気込みあふれる、そして和田さんを中心とした爆笑連続の会見の模様を、ほぼ100%再現してお届けします。

野菜ヲタクで独身男の八百屋“チョンガンネ”の隊長、イ・テソン役の和田正人さん。

――『チョンガンネ』という舞台は、どんなお話ですか?

和田 韓国に実在する八百屋さんのサクセスストーリーを原作にしたお話です。韓国では八百屋さんは、皆さんあまりやりたがらないハードな職業のようなんですけど、『チョンガンネ』のモデルになった社長は野菜を本当に愛していて、「このおいしい野菜を、楽しさと共にお客様に届けたい!」という思いひとつで、今や44店舗を経営する大企業にした方なんですね。
成功までの道のりには仲間との考え方の違いや、それぞれが抱える問題など様々な困難もあったようですけど、この舞台で言うところの”おいしい人生”を届けようという想いひとつで乗り越えて行く。今、世の中の人たちが忘れがちな思いやりの心だったり、男同士の友情であったり、思わず恥ずかしくなっちゃうようなセリフもポンポン出て来るんですけど、台本を読んで改めて「コレってすごく大事だな」と思うこともあったり……。
そんなセリフを僕たちは舞台上で恥ずかしげもなく存分に皆さんに届けようと頑張るので、皆さんも斜に構えて観るんじゃなく、前のめりになるくらい話に入り込んでピュアな気持ちで観ていただけたらうれしいなと思います。

牧田 最初、なかなか役もつかめない状態でそのセリフを言うのは恥ずかしくて、サブイボ立ちながらやっていたんですけど、稽古を重ねて行く中でこの作品特有のストレートな言葉が自分の心と一致するようになって来ました。ぜひ、日々仕事で悩んでいる方とかに観ていただいて、明日への活力にしていただけたらなと思います。楽しさを届ける八百屋さんのお話なので、深く考えずに楽しく観ていただいて、最後はスッキリした気分になって帰っていただけると思います。

三津谷 僕の演じるチェ・ユンミンは、すごく裕福でお金も時間を持っているけど夢や目標が見つからない青年です。チョンガンネで働きながら夢ややりたいことを見つけようと葛藤するんですけど、それって今の若い人たちもシンパシーを感じて見ていただけるテーマじゃないかと思うので、ぜひ舞台『チョンガンネ』に足を運んでいただいて、自分の夢や希望を持って人生を歩んで行こうと思っていただけたらうれしいです。

テソンの親友で有機う野菜のテーマパークを夢見るキム・ミンソク役の牧田哲也さん。

――みなさんも、十分若いじゃないですか。

三津谷 そうですね。若い……ですかね?

牧田 おいおい、和田さんを見ながら言うなよ。

和田 こらっ! 誰がおっさんや!

(一同、笑)

橋本 僕の役は、和田くん扮するチョンガンネの隊長、イ・テソンの夢を追う姿に憧れてチョンガンネで働くようになったパク・チョルジンです。チョンガンネが大好き過ぎて、空回りをしている設定なんですけど、僕自身も歌と踊りが好きで、やる気ばかりが空回りしてしまうところがよくあります(苦笑)。

和田 汰斗はこのチーム随一の肉体派でと運動神経もいいので、ぜひ舞台上での動きに期待していただければと思います。ダンスとかね! バック転も披露しちゃうんだっけ?

橋本 はい。今、やりますか?

和田 ここで? 大丈夫? 本番前にケガとかやめてね。

(バック宙をキメて、取材陣から拍手が起こる)

――和田さんはやらないんですか?

和田 僕は、やりません。

――出来ないんですか?

和田 「やらない」んです。

橋本 あれ? 和田くん、この前やってなかった?

和田 そういう振り、やめろって(汗)。

(一同、爆笑)

近江 僕の役は、元ホストのソン・チファンで、イケメンぞろいの独身男・チョンガンネの中でも一番のイケメンです。演出家の中屋敷さんから「女性に殴られるのが似合いそうだね」と言われて、この役が決まりました(苦笑)。抱えているものも多くて大変な役ですけど、一生懸命演じるので、よろしくお願いします!

金持ちの息子で協調性のない無気力な青年、チェ・ユンミン役の三津谷亮さん。

――舞羽さんは、昨年12月に宝塚を退団されて初めての舞台になりますが?

舞羽 宝塚退団後の初舞台で、男性の方とお芝居をするのも初めてで、すごく緊張しました。でも皆さんとても温かくて、今は毎日楽しく過ごさせていただいています。

和田 よくコメントで「今までで一番チームワークがいいんですよ」みたいに言いますけど、僕は断言します。このカンパニー、今までで一番チームワークがいいです!

牧田 説得力ないなぁ~。何でそういう前振りしちゃったかなぁ(苦笑)。

和田 いや、ホントに! 稽古場一週間目ぐらいで「もう一か月くらい一緒にいるんじゃないの?」みたいな、ホントにそんな雰囲気でした。あのー、昨年末に実際に韓国に行って皆で『チョンガンネ』を観たんですけど、キャストの皆さんの笑顔とかキラキラしたものが伝わってきて「あぁ、すごいチームワークがいいんだな」「”おいしい人生を届ける”ためには、みんながひとつにならないと絶対に叶わないんだな」って思ったんですね。ミュージカルなので、歌やダンスを頑張る、そして芝居を頑張るのは当然なんですが、それ以上にチームワークが求められる舞台であり、僕ら自身が本当に「楽しい」と思って取り組むことが一番大事だというのを、裏テーマとして頑張って稽古して来ました。

元ホストでチョンガンネで一番のイケメン、ソン・チファン役の近江陽一郎さん。

――舞台とミュージカルの違いはあると思いますが、今回どこが一番苦労しました?

牧田 僕は歌ですね。芝居から歌への流れっていうのが、なかなかつかめないところがありました。歌う事に慣れてなかったりするので、どうしても「歌ってしまう」っていう感覚で入ってしまって、なかなかお芝居へのつながりがうまくいかなかったんですけど、「歌うんじゃなく語るように」「お芝居の延長線上で物語を歌で消化する」みたいなところをうまく表現できるように、稽古場でいろいろ考えたりはしていたんですけど……。

和田 まぁ、そういう意味では今回のキャストに舞羽さんという、いいお手本がいるのでね。いろいろ勉強させてもらいました、”姉さん”には。

舞羽 あのー、和田さんのが年上ですから(苦笑)。

軍隊出身で何事にも真っすぐな熱血漢、パク・チョルジュン役の橋本汰斗さん。

――韓国では劇中に出て来る人物のモデルになった方とお話をしたそうですが、印象的なエピソードなどは?

和田 橋本汰斗が演じるパク・チョルジンのモデルになった方にお話を聞く機会があったんですけど、とにかくお客様に対するサービスへのこだわりが印象的でしたね。おばちゃんが買い物に来た時、何て言うんだっけ?

橋本 「今日も瞳が輝いてますね」みたいな。

和田 それでおばちゃんたちが「いやだぁ~、もう。これちょうだい」みたいな感じで、気持ち良く買い物していかれるらしいんですよ(笑)。

橋本 時間にしたら1時間半ぐらいだったんですけど「俺はチョンガンネの話をするなら8時間ぐらいずっとしゃべってたい」っておっしゃってて、チョンガンネに対する愛が感じられて、素晴らしいなと思いました。

――八百屋さんが舞台のお話ですけど、まさか皆さんの中で野菜嫌いの人とかいないですよね?

三津谷 野菜、大好きです!

近江 大好きです!

牧田 俺も大好きです!

橋本 トマトです!

(一同、爆笑)

和田 苦手な野菜あるんじゃないか! 今は?

橋本 食べられます。この間もハンバーガーとかに入ってるトマトを食べました。

牧田 克服するのはいいけど、俺の分のトマトまで食べないでね。「あれ? 俺のトマトない」と思ったら、汰斗が食べてるんですよ。

(一同、笑!)

取材に集まった人々に、メンバーから野菜のプレゼントがありました♪

――年々進化するDステですが、観客の動員も増えて、モチベーションも上がってきているのでは?

和田 特に今回は、Dステ13回目にして初のミュージカルということで、元タカラジェンヌの舞羽美海さんをお迎えして満を持して皆さんの前で演じるわけなんですけれども、歌やダンスが上手ければいいっていうものでもないし、芝居だけ上手ければいいってものでもない。技術的なものよりも「何かを届けたい」っていう気持ちが大切なんだというのを改めて感じましたね。
僕たちは”チーム・チョンガンネ”として一致団結してこれから初日を迎えますが、「楽しさを皆さんに届ける」「おいしい人生を届ける」という気持ちで千秋楽まで突っ走るだけです。舞台の幕が開いてからも悩んだり苦労することもあると思いますが、お客さんの笑顔をエネルギーに、楽しい人生をお届けしたいと思っています。カーテンコールでは、きっと会場にいる全ての人がとびきりの笑顔になっていると思います!!

東京公演は5/6(月・祝)まで下北沢 本多劇場で、大阪公演は5/11(土)から5/12(日)まで森ノ宮ピロティホールにて上演。

☆Information

Dステ13th『チョンガンネ~おいしい人生お届けします~』
脚本:イ・ジェグク
作詞:チョン・ヨン
作曲:キム・ヘソン
演出・上演台本・訳詞:中屋敷法仁
出演:和田正人、牧田哲也、橋本汰斗、三津谷亮、近江陽一郎/ 舞羽美海/黒崎ジュンコ(ズボンドズボン)、新良エツ子
【東京公演】
日程:4/25(木)~5/6(月・祝)
場所:本多劇場(下北沢)
【大阪公演】
日程:5/11(土)~12(日)
場所: 森ノ宮ピロティホール
【チケット料金】
■一般料金:\7,000(全席指定/税込)
■チョンガンネ(独身男)デー:男性は割引料金 \6,000(当日引換/税込)
※対象公演:4/26(金)、4/30(火)、5/1(水)、5/2(木)
■初めまシート:\4,000(当日引換/税込)
※Dステ観劇が初めての方や、ミュージカル初観劇という方、「試しに一度見てみようか」という方にも、お気軽にご覧いただけるように、リーズナブルなチケットをご用意いたしました!
※対象公演:乱痴気公演と東京千秋楽公演を除く全公演。
【チケットに関するお問い合わせ先】
<東京>サンライズプロモーション東京 Tel:0570-00-3337(全日10:00~19:00)
<大阪>キョードーインフォメーション Tel:06-7732-8888(全日10:00~19:00)
【公演に関するお問い合わせ先】
わたチケ TEL:03-5410-1885(平日11:00~18:00)

公式サイト
http://www.watanabepro.co.jp/mypage/artist/dst13_chonganne.html

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