- 2019-11-30
俳優・杉江大志さんが1人3役を演じる、オリジナルストーリーのショートムービーDVD『NAMIKAZE』が11月8日に発売されました。
これまでも数多くの人気作品に出演してきた杉江さん。2019年も『アオアシ』『桃源郷ラビリンス』『文豪とアルケミスト』『ミュージカル「スタミュ」Third Season』『体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ』『ゲームしませんか?』などに出演し、年末にはW主演として『文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)』、2020年には舞台「KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-」、舞台「デュラララ!! -円首方足の章-」への出演が控えています。
今回リリースしたDVDでは、“バーテンダー”“サラリーマン”“夢を追いかける若者”の1人3役に挑戦したオリジナルストーリーにてお贈りするショートムービー。さらに友情出演として、杉江さんと同じ事務所に所属する伊阪達也さんが登場。意外にも今回が初共演という2人の演技も要チェックです!
スマートボーイズでは、11月16日に行われたDVD発売記念イベント第一部終了後、杉江さんの独占インタビューを敢行。DVDの見どころや伊阪さんとの共演秘話、さらには2019年を振り返っていただきました。
――お忙しいところありがとうございます。早速ですが今回のDVDについていろいろ聞いていこうと思います。まずタイトルの「NAMIKAZE」は、杉江さんご自身が考えたものですか?
杉江 プロットの段階でスタッフさんから提案されたもので、「NAMIKAZE」は作中に登場する海辺にあるバーの名前です。
――俳優さんがDVDを出すと、旅に出て素の自分を見ていただくというのが一般的ですけど、どうしてドラマ仕立てにしようと思ったんですか?
杉江 自分の“素”はこれまでたくさん見せていますから(笑)。それにスタッフさんから「今回やりたいことをやりましょう」と言っていただいて、俺のやりたいことは“芝居”だなと思って、わがままを言わせていただきました。
――今回杉江さんは、“バーテンダー”“サラリーマン”“夢を追いかける若者”の1人3役に挑戦されていますが、トークイベントの第1部で「オタクの役が一番しっくりきた」と話されていたので、一瞬「あれ?」って思いましたが……。
杉江 そうですよね(笑)。簡単に説明すると、バー「NAMIKAZE」に各々悩みを持つ人たちが来て、マスターがその人に贈るカクテルを差し出し、ちょっと背中を押してあげるというコンセプトでして、サラリーマンは表向きはエリートですけど、実はオタクだったという内容で、1人3役というより「1人3.5役」みたいになっています。
――なるほど、そのオタク役が一番やりやすかったということですね。
杉江 色も濃いですし、やりやすかったです。2015年に舞台「MOON&DAY~うちのタマ知りませんか?~」に出演した時もオタク役で、その時の経験が生かせました。
――逆に一番難しかったのが“夢を追いかける若者”、厳密には“役者志望の若者”ということで、客観的に見たら、杉江さんも“役者志望の若者”を実際に経験しているはずなので、やりやすいのかなと思ったのですが。
杉江 一人だけ演じるなら一番やりやすいですけど、他の役と差別化して演じるとなると、急に難しくなって、“役者志望の若者”と“役者志望でない若者”を写真だけ見たら同じ若者じゃないですか。その明確な色がないので、色味を出して演じるという意味では一番悩みましたね。
――ズバリ今回の見どころはどのあたりになりますか?
杉江 1人3役も見どころですけど、本編を演じた後の感想や反省を述べているところも収録されている点ですね。本編撮影後、監督がインタビューしてくれて、監督からの意見やダメ出しもあったりします。お客さんに届けるのって完成されたものじゃないですか。でも今回は僕のチャレンジとしてやらせてもらっている作品なので、チャレンジしてみて「もう一回撮影できるとしたら、こういう風にしたいな」というところまで収録されているのは、なかなかないんじゃないかなって思います。
――再びDVDがリリース出来るとしたら、同じようにドラマ仕立てをやってみたいですか?
杉江 やってみたいですね!
――DVDに限らず、舞台や映像でも構いませんが、こんな職業の役を演じてみたいというのはありますか?
杉江 例えば家族メインの作品として、家族全員の役を自分がやるとか(笑)。おじいちゃん役でヒゲをつけたりとか、色分けをするというのも面白いんじゃないかなって。
――面白いですね。そしたら表紙やメインビジュアルは「家族の全員集合写真」で決定でしょう。
杉江 (笑)。それいいですね!!
――今回の見どころの一つが同じ事務所の伊阪達也さんとの共演ですが、意外にも今回が初共演なんですね。
杉江 そうですね。早く共演したいなってずっと思っていたのが、まさかこんな形で実現できるとは思わなくて、すごい嬉しかったし緊張もしました(笑)。
――撮影中、伊阪さんといろいろとお話しされたんじゃないでしょうか。
杉江 緊張しない雰囲気を作って下さって、頻繁に「(声かけてくれて)ありがとうね」って言っていました(笑)
――今度は舞台で伊阪さんと共演したいですよね。
杉江 一緒にやりたいですよ!! 撮影時間こそ短かったですけど、やっていてすごく楽しかったです。伊阪さんの出番はあまりないのに、しっかり作ってしっかり演じてくださいました。
――いい先輩ですね。
杉江 とても有難いです!!
――作品から少し離れまして、2019年ももうすぐフィナーレということで、杉江さんにとって2019年はどんな一年でしたか?
杉江 10~11月に出演した「ゲームしませんか」みたいな作品もあれば、続編ものの舞台にも出演したり、歌って踊ることもあれば、ガッツリお芝居する作品もあったり、メチャメチャ走った舞台もあったし、今年は濃くいろいろやらせてもらっているイメージですし、やりたいお芝居もやれて、楽しかった2019年でした。
――確かに似たような役がなくて、いろいろなパターンの役を演じられたイメージはありますね。2020年は、舞台「文豪とアルケミスト」東京公演からはじまり、既にGWまで舞台出演が立て続けに決まっていますけど、2020年に向けての目標やこんなことをやってみたいというのはありますか?
杉江 いつもそうですけど、常に新しいことにアンテナを張って、チャレンジし続けていきたいです。この一年振り返ったらこのDVDもそうですが、結果的にいろいろなチャレンジをさせてもらい、それを経てもう一歩新しいことにチャレンジしていきたいなって思っています。
――プライベートでこんなことにチャレンジしたい、というのはありますか?
杉江 ないっすね(笑)。仕事していたいです!! 2020年もギュウギュウに仕事できる一年になっていたらいいなって思います。
――常に本番か稽古かっていうスケジュールですね(笑)。
杉江 まだまだ働くぞと!! 一本でも多く作品に携わりたいです。
――ファンの方にとっては嬉しい言葉ですよね。最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
杉江 やりたいことをやらせてもらえて大満足の一本に仕上がっています。いつも「新しいこと、誰もやっていないこと、人がやっていないことやりたい」と言っていて、それが詰まった作品じゃないかなって思っています。一人何役というのも初めてでしたし、役を演じてそれに対する感想や反省を述べているところまで収録されているものって他にはないと思います。“役者・杉江大志”の今という意味では、すごく詰まった作品だと思うので、今後杉江を応援してあげようと思っている方は、ぜひ手に取ってもらいたい一本です。
DVDの詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
杉江大志1st DVD『NAMIKAZE』
価格:3,900円(税込)
発売日:2019年11月8日
発売・販売元:(株)スクロール
お求めはAmazon、MEN’S SCROLLサイト https://www.mensscroll.online/
≪DVD詳細ぺージ≫
https://www.mensscroll.online/items/24030172
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