2019-11-14

草凪みずほさんの漫画「暁のヨナ」を舞台化した新作公演、舞台『暁のヨナ～烽火の祈り編～』が2019年11月16日(土)より東京・EXシアター六本木にて開幕を迎えます。
11月14日(金)には公開ゲネプロとともに囲み取材が開催され、W主演を務める生駒里奈さん、矢部昌暉さん(DISH//)と、共演の塩﨑太智さん(M!LK)、曽野舜太さん(M!LK)、山中柔太朗さん(M!LK)、堀海登さん、熊谷魁人さん、陳内将さんが登場しました。

舞台『暁のヨナ』新作が11月16日より開幕！　舞台写真＆囲み取材レポートを速報UP

草凪みずほさんによる漫画「暁のヨナ」とは、謀反により父王を殺された王女ヨナが、流浪の身となりながらさまざまな人との出会いにより成長し、自身の運命に向き合っていく姿を描いた物語。白泉社『花とゆめ』2009年17号より連載がスタートし、既刊30巻シリーズ累計累計770万部(紙・電子含む)以上を突破、2014年10月から2015年3月にかけてはテレビアニメも放映された大人気作品です。

2016年3月には舞台『暁のヨナ』として初舞台化され、2018年11月には第2弾となる舞台『暁のヨナ～緋色の宿命編～』を上演。
そして待望の第3弾となる今作、舞台『暁のヨナ～烽火の祈り編～』では、第2弾に引き続き王女・ヨナ役の生駒里奈さん、専属護衛・ハク役の矢部昌暉さん(DISH//)がW主演として登場！　ハクの他、四龍の戦士とユンを旅の仲間としたヨナは、痩せた土地と重税による食糧不足に苦しむ火の部族と出会い奮闘しますが、その一方で巻き起こった火の部族と戒帝国千州の戦には、ある企みがあることに気付き……。国と人々を守るため、成長しながらも戦い続けるヨナの新たな物語を描きます。

ほかキャストには、キジャ役に塩﨑太智さん(M!LK)、シンア役に曽野舜太さん(M!LK)、ジェハ役に山中柔太朗さん(M!LK)、ゼノ役に堀海登さん、ユン役に熊谷魁人さん、キョウガ役に山田ジェームス武さん、テジュン役に釣本南さん、グンテ役に瀬戸祐介さん、ユウノ役に本西彩希帆さん(劇団4ドル50セント)、スジン役に武智健二さん、ハザラ役に寿里さん、そしてヨナの父を殺した従兄・スウォン役には陳内将さんが出演します。

【ゲネプロ舞台写真】

ヨナ役の生駒里奈さん

ハク役の矢部昌暉さん(DISH//)

キジャ役の塩﨑太智さん(M!LK)

シンア役の曽野舜太さん(M!LK)

ジェハ役の山中柔太朗さん(M!LK)

ゼノ役の堀海登さん

ユン役の熊谷魁人さん

キョウガ役の山田ジェームス武さん

テジュン役の釣本南さん

グンテ役の瀬戸祐介さん

ユウノ役の本西彩希帆さん(写真右)

スジン役の武智健二さん(写真左)

ハザラ役の寿里さん

スウォン役の陳内将さん

ゲネプロ直前に行われた囲み取材では、メインキャストから生駒さん、矢部さんら8名が衣装姿で登場。公演開幕を前に、まずは意気込みを語りました。

(後列左から)ジェハ役の山中柔太朗さん(M!LK)、シンア役の曽野舜太さん(M!LK)、キジャ役の塩﨑太智さん(M!LK)、ゼノ役の堀海登さん、ユン役の熊谷魁人さん
(前列左から)ハク役の矢部昌暉さん(DISH//)、ヨナ役の生駒里奈さん、スウォン役の陳内将さん

まずは前作より引き続き主演を務める、ヨナ役の生駒さんから「今作ではヨナがどう高華王国を守るのか、様々な人々との出会いを通じて成長していく姿などを見ていただきたいと思います」とコメント。再びタッグを組むハク役の矢部さんも、「前作は四龍が仲間になる前がメインで、僕ひとりで姫を守っていたので戦うシーンばかりだったんですが、今作では戦いはもちろんありつつ、もっとハクの人間らしい部分が見せられるかと思います。そこを楽しみにしていただけたら！」と、新作ならではの見どころも聞かせてくれます。

続いてスウォン役の陳内将さんは、登壇者の中では唯一ヨナの旅仲間ではないため「僕も前作に続きスウォンを演じますが……僕だけ、ヨナ御一行の外なんですよね！　なので稽古中から、ずっと寂しい思いをしておりました(笑)」とイジケ顔に。しかし「お芝居に初挑戦の子もいる中でどんどん成長していますし、彼らなりの会話のバランスも出来上がってきているので楽しみにしていただけたら」とカンパニーを見守りつつ、自身についても「スウォンは僕にないものばかりを持っている役柄ですので、陳内を消すことに必死でございます」と語ります。

そして新キャスト陣では、キジャ役の塩﨑さんは「ヨナ一行の結束力は作品の中でもすごく描かれていますが、実際にも楽しくやらせていただいています。キジャとしてはすごく可愛らしいシーン、真剣なシーンとございますので、皆さんに楽しんでいただけたら」と語り、同じくシンア役の曽野さんも「僕も初参戦なんですが、シンアの無口な優しさ、そしてシンアは眼に力を宿しているので、ヨナを守るためにその力を使うときの心情や、シンアなりの天然さ、可愛らしさとカッコよさが混ざっているところに注目していただけたら嬉しいです」と続けます。

またジェハ役の山中さんは、「ジェハはお兄さんとして、お兄さんなりの優しさや、ふざけてみせるシーンもたくさんありますので、ジェハというキャラクターの魅力をお伝えできればと思っています。殺陣も、脚を使うキャラクターなので身体をたくさん動かします！　頑張ったので、ぜひ観ていただけたら」と、役柄の魅力をアピールします。

続いてゼノ役の堀さんは、「ゼノは普段はふざけているキャラクターなんですが、時折発するひと言がヨナたちのことを動かす、とても重要な役だと思っています。そういうところを、舞台でもしっかりと表現していきたいと思います」と、そしてユン役の熊谷さんも「ユンは“天才美少年”を自称していまして、その天才美少年ぶりが場面ごとに色々と散りばめられています。そういったところを楽しんでいただけたら嬉しいです」とキャラクターについてコメント。また熊谷さんは、「全体的としては、最後の大立ち回りがすごく迫力があるので楽しんでいただけたら！」と続けました。

その後もキャストが公演への意気込みを語る中、記者からは“稽古中の仲が覗えるエピソードを”というリクエストも。すると「ばっちりなエピソードがありますよ！」と塩﨑さん、この言葉に矢部さんが「昨日、突如“イケボ選手権”というものが始まりまして。紅一点のいこちゃん(生駒さん)に向かって、イケボ(イケメンボイス)で色々話しかけるんです(笑)」と説明。さらに矢部さんは「ヨナ一行のグループLINEがあるんですけど、昨日の解散後、急に山中くんがボイスメッセージで『今日はお疲れ様』ってイケボで送ってきたんです(笑)」と明かします。

こうして男性陣たちが盛り上がりをみせた“イケボ選手権”ですが、“キュンキュンしましたか？”と感想を聞かれた生駒さんは「なんか……全然かっこよくやってくれないんですよ！(笑)　好みじゃなかったとかじゃなくて、みんなふざけちゃってたから！」とバッサリ(笑)。生駒さんの胸をときめかせる“イケボ”の持ち主は現れなかったようで、この回答には男性陣も大爆笑となりました。

フレッシュなキャストを中心にして挑む壮大な物語と、迫力の殺陣も必見！　信念を持って旅を続けるヨナと仲間たち、その戦いと成長を描く舞台『暁のヨナ～烽火の祈り編～』は、2019年11月16日(土) ～11月23日(土)までEXシアター六本木にて上演です。
また11月15日(金)には、同劇場にて“開幕直前！舞台「暁のヨナ～烽火の祈り編～」前夜祭イベント”が開催されます。各チケット情報ほか、公演詳細は下記のInformationより公式サイトにてご確認ください。
© 草凪みずほ・白泉社／舞台『暁のヨナ』製作委員会

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