- 2019-10-26
日本のおとぎ話「桃太郎」を題材にしたメディアミックスプロジェクト「桃源郷ラビリンス」から、映画『桃源郷ラビリンス~生々流転~』が2019年10月25日(金)に公開を迎えました。
翌26日(土)にはユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて舞台挨拶が開催され、主演の鳥越裕貴さん、共演の高橋健介さん、杉江大志さんらが登壇。そのトーク模様をお届けいたします。
「桃源郷ラビリンス」とは、日本文化遺産にもなった日本のおとぎ話の一つ「桃太郎」を題材とした、小説×舞台×実写映画のメディアミックスプロジェクト。岡山出身・在住の作家・岡山ひろみさんが『桃太郎が現代に転生したら』という妄想の元執筆した小説「桃源郷ラビリンス」を原作に、2019年4月には舞台『桃源郷ラビリンス』が東京、そして物語の舞台でもある岡山にて上演され、大盛況のうちに幕を下ろしました。
岡山・岡山市にある古民家カフェ「桃源郷」の店主で、桃太郎の生まれ変わりである主人公・吉備桃太郎と、その幼なじみにして親友・大和尊との時空を超えた因縁が描かれる映画では、舞台メインキャストが再集結!
主演・吉備桃太郎役は鳥越裕貴さん、大和尊は高橋健介さんが務めるほか、“犬”の転生者・犬養津与志役には杉江大志さん、“猿”の転生者・楽々森類役には遊馬晃祐さん、“雉”の転生者・珠臣樹里役には山本一慶さんが揃って登場。ほか、長江崚行さん、健人さん、川上将大さん、今出舞さん、汐月しゅうさん、中村優一さん、ボブ鈴木さん、仲田博喜さん、金子昇さんが共演し、監督はヨリコ ジュンさんが務めます。
公開記念舞台挨拶では、主演・吉備桃太郎役の鳥越裕貴さん、大和尊役の高橋健介さん、犬養津与志役の杉江大志さん、浦島雨海役の健人さん、茨木童子役の今出舞さん、吉備真備役の中村優一さん、エイブラハム・D・ストーカー役の金子昇さん、ヨリコ ジュン監督が登壇。上映後ということで、ネタバレ解禁でのトークが始まります。
まずは鳥越さんが「舞台から始まり、オール岡山ロケを経てようやく公開となりました!」と元気に語り始めると、杉江さんも「皆さん、どうでしたか!? どこが良かったか、『せーの』で言いましょうか!(笑)」と客席に問いかけ、一斉に飛んでくる声から「“わんこ”って聞き取れました、ありがとう!」と、自身が演じた《犬》の転生者・犬養津与志役への評価に笑顔を見せます。
この賑やかなオープニングには、ヨリコさんが「撮影現場でもこんな感じで好き勝手にやっているので、編集が大変でした」とひと言。そこで「一番勝手だったのは?」と杉江さんが尋ねると、ヨリコさんは「一番好き勝手にやっていたのは、金子さん」と即答! 「おかしいな~(笑)」と首をかしげる金子さんですが、その後も高橋さんからは「金子さんは岡山ロケの合間に、広島のビリヤード場に行ってました」という暴露も飛び出し、ほかキャストも「観光してるじゃん!」と笑いが止まりません。
続いて中村さんが演じる桃太郎の祖父・吉備真備の劇中での強さが話題になり、鳥越さんが「俺たちは武器を使って戦っているのに、真備だけ呪文で技が出る!(笑)」と羨むと、「だって、台本に“真備、波動を出す”って書いてあるんだもん!(笑)」と答える中村さん。「ヨリコさんも『優一、すごいかっこいいじゃん!』って言ってくれました」という、真備の戦闘シーンにも注目です!
一方、劇場版にて初めて「山幸彦浦島子」へと転生しての戦闘シーンが描かれた浦島雨海役の健人さんは、その姿が水に濡れていることを振り返り、「テストでは濡れていない状態で、本番だけ濡れて演じたので僕のアクションがちゃんと動けているか心配だったんです。でも映画を観たら、僕も、他のキャストのアクションシーンも面白くなっていました!」と自信をもってコメントします。
しかし中村さんからは「となりでアクションをしていると、こっちまで水に濡れてビチョビチョになる!」との苦情が飛び出し、敵役を演じた今出さんからも「確かに濡れてイライラした! あれが浦島の作戦だったとは(笑)」との声が。そして“どうして山幸彦浦島子だけ濡れ姿に?”との疑問には、ヨリコさんから「健人を濡らしたらカッコいいかなと思って(笑)」という、客席も納得の理由が明かされます。
ほか撮影を振り返っては、鳥越さんは「岡山は、ご飯もお酒もめちゃくちゃおいしい! どこのお店に入ってもおいしかったし、人もいいんです」と岡山の魅力を堪能したよう。一方で、高橋さんに向けては「健介は誘っても全然来ない!」とこぼしますが、高橋さんは「だって、疲れるじゃないですか!(笑) 本当に鳥越さんはすごい体力なんですよ、なんであんなに毎日飲んでも元気なの?」と、鳥越さんのタフさに驚きを見せていました。
舞台挨拶の後半、MCが「客席へのプレゼントがあります」と切り出した際に、高橋さんが「きび団子ですか?」と『桃太郎』にかけてボケを挙げるも、周囲の反応がなく鳥越さんから「見て! 健介がめっちゃスベった!(笑)」と言われてしまう一幕も(笑)。実際にはきび団子のプレゼントではなく、キャストが客席へとサインボールを投げ込むサプライズが行われて大盛り上がりとなりました。
これまでの共演や、舞台公演を通してすっかり仲良しなキャストたち。劇中シーンを振り返っての暴露エピソードに、愛のあるイジりも次々に飛び交う舞台挨拶は、鳥越さんが「僕も、岡山の地で改めて『桃太郎』の物語を振り返ることで新しい発見がありましたし、この作品に関わることができて、『桃太郎』をより知ることができて良かったなと思います。皆さんもぜひこの作品を機に、岡山に足を運んでいただけたら!」とコメントして締めくくりました。
映画『桃源郷ラビリンス~生々流転~』は、2019年10月25日(金)より全国順次ロードショー中。上映劇場のほか、映画に関する最新情報は下記のInformationから公式サイトをご確認ください。
(C)岡山ヒロミ/桃源郷ラビリンス (C)2019映画桃源郷ラビリンス製作委員会
☆Information
■映画『桃源郷ラビリンス~生々流転~』
2019年10月25日(金)より全国順次ロードショー
出演:
鳥越裕貴、高橋健介、杉江大志、遊馬晃祐、山本一慶
長江崚行、健人、川上将大、今出舞、汐月しゅう
中村優一
ボブ鈴木、仲田博喜、金子昇
原作:岡山ヒロミ「桃源郷ラビリンス」(小学館文庫キャラブン!刊)
脚本:ヨリコ ジュン、菅野臣太朗
監督・編集:ヨリコ ジュン
【ストーリー】
岡山市街地にある、古民家カフェ「桃源郷」――。
若き店主・吉備桃太郎には、本人も半信半疑の秘密があった。それは彼が、あの伝説の《桃太郎》の転生体である、ということ。
面倒見のよい桃太郎に惹かれるように、カフェ「桃源郷」には、ワケアリの人々が集まってくる。押しかけ店員の犬養津与志は《犬》、常連客となった大学生・楽々森類は《猿》、ミステリアスな珠臣樹里は《雉》。さらには、《別の物語》にまつわる人物たちも現れて――。
そして……桃太郎の幼なじみにして親友・大和尊との、時空を超えた因縁とは?
誰もが知るおとぎ話《桃太郎》を、誰も見たことのない《桃太郎》の物語にするマルチメディア・プロジェクト!
≪公式サイト≫
http://tougenkyo-labyrinth.com/movie/
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