《POWER PUSH》舞台『abc★FINAL』対談SP④渡辺和貴×林修司

  • 2013-8-6

《POWER PUSH》8/7(水)から赤坂ACTシアターでスタートする舞台『abc★赤坂ボーイズキャバレー~FINAL!!』対談、abc★FINALの“お笑い”担当(!?)、渡辺和貴さんと林修司さんの顔合わせです。

abc★のお笑い担当です!?

【「僕の知っている修司さんは、昔カッコ良かった(笑)」「最近、元イケメンって言ってる(笑)」】

スマボP オリジナルキャストの林さんと、新キャストの渡辺さんの顔合わせでお話を伺います。この組み合わせは“なんとなく似たタイプの役者かな?”という、漠然としたイメージでお願いしました(笑)。まずは役どころを教えてください。

林 僕は前回から引き続き、「湊慎之介」を演じます。地球の声が聞こえるという不思議な人で、今回もみんなと同じシーンにはいるんですが、目を見て会話をすることがほぼないです(笑)。簡単に言えば、マイペースな人ですね。

スマボP なるほど。普段の林さんと一緒ですね。

林 えぇ~! いやいやいや、そんなことなくて、シャイなだけです(笑)。

渡辺 アハハハハ! 僕が演じるのは、松井健作という田舎の土佐で活動する役者で、abc★初参戦です。地元では“戦国武将アイドル”といわれていて、オバちゃんを中心にファンも多く人気があるんですが、今回東京で箔をつけようと、abc★に参加するという経緯です。

スマボP なるほど、ではお2人はお知り合いでしたか? もしくは役者として、何か共通な点など感じることはありましたか?

渡辺 僕が一方的に修司さんを知っていましたね! 今まで一度も共演はなかったんですが、いろいろな作品で観ていました。ロックミュージカル『BLEACH』なんかも、僕が二十歳の頃に見させていただいて、「この人、クールでカッコええなぁ」と思っていました。

渡辺和貴さん

スマボP そう! 林さんの朽木隊長はカッコよかったです!

林 いやいや、そんなもう、ね。

渡辺 それで今回、abc★で初共演させていただいたんですが、あれ? ってなりました(笑)。まあ、こういう役もギャップがあっていいですよね。

林 そうなんですよ! 今回の舞台は、全く地声でしゃべるキャラがない“お笑い担当”なんですよ。それを渡辺くんが見て、「僕の知っている修司さんは、昔カッコ良かった」って。

(一同爆笑)

スマボP 渡辺さん、過去形で言っちゃいましたか!(笑)

渡辺 いや、言ってませんよ~!(焦)

林 だから、自分が過去にイケメンだったかどうかも定かではないんですが……。

渡辺 いやいや、今もイケメンですよ!

林 最近「俺は昔、イケメンだったんだ」ってやたら言いますね(笑)。

渡辺 僕の中で『BLEACH』でイメージが固まって、今も見た目はそのままなので、「修司さんカッコいいな~」って思ってました。それが稽古が始まったら、全然イメージとは違うじゃないですか!? 演技と役の“幅”がありすぎて、本当にいい意味で驚かされました。

林 そうなんだよね。今回ずっとカツラを被ったりヒゲをつけたりしている役ばかりだから……カーテンコールで、タキシードを着て林修司としてステージに出るんですが、お客さんが「あの人誰?」ってならないかな? って不安です(笑)。

スマボP 林さん、イケメンかどうかじゃなく、役作りと演技力が凄いって、役者として褒められてるんですよっ!

渡辺 そうですよ、僕が普通に修司さんのことを知っていてabc★を見ていたら、「どこだろう?」って思うくらいギャップがあります。

林 そうなんだ~(照れ笑い)。

林修司さん

スマボP 逆に、林さんから見ての渡辺さんの印象は?

林 殺陣チームは4人中2人がアクションをつけられるほど、殺陣畑にいる実力派なんですよね。その中に新人として入ってきて大変だろうな~と思ってたら、メッチャできるから。

渡辺 いえいえ、勉強させてもらっています!(汗)

林 殺陣は出来るし、カッコいいし、面白いし。

渡辺 面白いかどうかわかりませんが、面白さなら林さんに全て預けてます(笑)。

スマボP 確かに、面白さで林さんを上回るのはハードルが高いです。

林 松井健作は“四国のマツケン”って呼ばれてるんだよね。そのマツケンっぽいところが笑いの要素として入ってるんで、渡辺くんのファンはそこを要注目ですね。

渡辺 ありがとうございます! 僕は林さんとの絡みがあまりないので、林さんが出るシーンは舞台裏で見ていることが多いんですが、とても面白いです。

林 まあ、お笑い担当だからね(笑)。

渡辺 普段の稽古中でも、修司さんは舞台全体を見ていてくれているので、僕がモヤモヤしている部分があったら、修司さんに話を聞くんですよ。すると、本当に熱心に時間をかけて教えてくださったりします。

林 ヒマなんだよ。

(一同爆笑)

スマボP アハハハハ! 林さん、いまの切り返し、絶妙でした!

渡辺 こうやって簡単に言いますが(笑)、でも本当に良いお兄さんです。

スマボP えぇ、役者としても、制作サイドの経験も豊富で、頼り甲斐がありますよね。そんな林さんから、最後のabc★はどう見えていますか?

林 今回のabc★は、“今の自分たちじゃダメだ”という人たちが集まってきて、お客さんに何かを伝える。その何かというのは、自分たちも答えを持ってない。このままじゃダメなんだという人たちなので、答えは多分「一生懸命やる」だけなんですよね。
その姿を見て、お客さんが「私も明日から、頑張ってみようかな」とか、「今日一日嫌なことがあったけど、この芝居を見て勇気付けられた」と思ってくれるような作品になるのかなって思います。

スマボP さすが、締めるところは締めてくれます! ではお2人とも、個人的にここを観て欲しいというポイントを、最後にお願いします。

渡辺 僕は、ACTシアターで芝居することが夢でした。そしてabc★は、出てくる役の一人一人にストーリー性があるので、一回とは言わず何回見ても楽しめる部分がたくさんあります。中でも、もちろん渡辺和貴を見ていただければと思いますが、歌にダンスに芝居に盛りだくさんの内容なので、楽しみにしていてください。そして、林さんの“絶妙な間”にも注目です!

林 “絶妙な間”って、ズバリ言うと「スベってる」ということです(笑)。昨日あるキャストに言われました。「あのシーン、僕は好きです! お客さんが本番で笑うかは、わからないですけど」って。

(一同爆笑)

スマボP さすが、絶妙な締め方をしてくれました、ありがとうございました!

【撮影:齋藤康嘉/取材・文:スマボP】

☆Information

「abc★赤坂ボーイズキャバレー 表 FINAL!『最後の放電!』~自分に喝を入れて勝つ!~」
【作・演出】
堤 泰之(プラチナ・ペーパーズ)
【ニューキャスト】
馬場良馬/廣瀬大介 小笠原健 井深克彦 反橋宗一郎(L.A.F.U)/早乙女じょうじ 渡辺和貴 日和佑貴 青木一馬(TOKYO流星群) 北村 諒 夏樹 弘/笠原浩夫(Studio Life)
【オリジナルキャスト】
林 修司(湊慎之介) 齋藤ヤスカ(富浜政孝) DAIZO(照屋年男) 福山聖二(西遼二) 森 大(砂川哲) 天野博一(八木橋徹)/柏 進(利根川渡)
【東京公演】
赤坂ACTシアター
8月7日(水)~8月11日(日)
7日(水)19:00
8日(木)19:00
9日(金)14:00/19:00
10日(土)12:00/17:00
11日(日)12:00/17:00
【大阪公演】
シアターBRAVA!
8月17日(土)・18日(日)
17日(土)14:00/18:00
18日(日)12:00/17:00
【料金】
7,700円 (税込・全席指定)
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
【企画・製作】
ケイダッシュステージ
【お問い合わせ】
サンライズプロモーション東京
0570-00-3337
※チケットのお買い求めは、公式サイトにて詳細をご確認いただけます。
http://www.kdashstage.jp/butai/info/akasakaboys_final.html
【公式ブログ】
http://ameblo.jp/abc-stage/

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