- 2019-9-24
現在、東京・池袋のあうるすぽっとにて、オフィス上の空プロデュース キ上の空論#11『紺屋の明後日』が上演中です。
キ上の空論は、脚本家・演出家の中島庸介さんが主宰として2013年に旗揚げした個人ユニットで、今作が第11回公演。町田慎吾さん、新垣里沙さん、藤原祐規さん、黒沢ともよさん、寿里さん、春名風花さん、名塚佳織さんなどといった注目の実力派キャストが揃いました。
【あらすじ】
岐阜県のとある町。定食屋で働いているツヅリは、新入りの辺見に仕事を教えていた。不器用で愛想のない辺見を苦手に思うツヅリだったが、ある日、同じキーホルダーを身につけている事に気づき、それをきっかけに仲が深まっていく。やがてツヅリは辺見に特別な感情を抱くようになる。
月日は流れ、定食屋の仕事に慣れてきた辺見は、店長の幸村と、従業員の蘭と一緒に『パブ・アクア』へ飲みに行く事に。一方ツヅリは、飲み友達の絵美とアクアに向かった。たまたま合流した5名は酒を酌み交わすが、ツヅリは絵美の様子がおかしい事に気づく。後日、絵美に電話すると、21年前に自分の姉が辺見に強姦され殺されたと言うのだ。ツヅリは、真剣に話を聞くふりをして、まったく信じていなかった。
隣町での出来事−。
清掃のアルバイトをするヨシトは、休憩中に女子中学生のアイネと出会う。なんとなく話を始めた2人は、日が経つに連れ、互いに心を開くようになる。
数ヶ月後、LINEを交換した2人は毎日のように連絡を取るようになっていた。
だが突然アイネとの連絡が途絶えてしまう。アイネは何者かに殺されていた。
隣町で起こったアイネの事件を知り、ツヅリは辺見について調べ始める。そんな中、便利屋を名乗る阿部に辿り着く。
一方、絵美はヨシトと接触し、辺見への復讐を目論むのだった・・
スマートボーイズでは、公演初日直前におこなわれたゲネプロの模様をお届けします。
≪ゲネプロ画像≫
「罪と、思惑のはなし」という重く難しいテーマですが、21年前と隣町で起きた2つの殺人事件を関係者がそれぞれの視点でわかりやすく描かれており、ある秘密を抱えながらもあたかもどこにでもいそうな人々を演じるキャストの芝居力にも注目です。そして衝撃のラストシーンは是非劇場で目撃してください!
舞台『紺屋の明後日』は9月29日まで上演。当日券などの詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
オフィス上の空プロデュース キ上の空論#11 『紺屋の明後日』
日程:2019年9月20日(金)~29日(日) 全13公演
会場:あうるすぽっと
作・演出:中島庸介
出演
町田慎吾
新垣里沙
藤原祐規
黒沢ともよ
寿里
高橋明日香
岩井七世
齋藤明里
五十嵐啓輔
森下亮
藍澤慶子
加茂井彩音
春名風花
名塚佳織
【チケット料金】
前売:6,500円 当日:6,800円
≪公式サイト≫
http://kijyooo.com/kouyanoasatte/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/kijyooo