高崎翔太が新任医者役を熱演!映画『みとりし』が公開!記念舞台挨拶に榎木孝明、村上穂乃佳、櫻井淳子らと共に登壇、「死亡確認するシーンはすごい緊張しました」

  • 2019-9-14

映画『みとりし』の公開記念舞台挨拶が9月14日、東京・有楽町スバル座にて行われ、主演の榎木孝明さん、ヒロインの村上穂乃佳さん、共演の高崎翔太さん、櫻井淳子さん、監督・脚本担当の白羽弥仁監督、原案を担当した「日本看取り士会」会長の柴田久美子さんが登壇しました。

(左より)白羽弥仁監督、櫻井淳子さん、榎木孝明さん、村上穂乃佳さん、高崎翔太さん、柴田久美子さん

(左より)白羽弥仁監督、櫻井淳子さん、榎木孝明さん、村上穂乃佳さん、高崎翔太さん、柴田久美子さん

今作は交通事故で娘を失くし、セカンドライフとして“看取り士”という仕事を選んだ定年間際の男が、「死」に穏やかに向き合う日々を追った物語。
“看取り士”とは、余命宣告を受けた方が最期を迎えたい場所で残された時間を過ごすため、心を寄せ手助けをしてくれる人のことで、現在国内では約600人の看取り士が活躍しています。

看取り士を務める榎木さんは、本作に主演するだけでなく企画にも参加。「生と死の意味を次の世代に伝えることが難しい時代になったなと感じたところに、看取り士の柴田さんとお会いしました。私が考えていた理想形がそこにあったことにとても衝撃を受けて、いつか看取り士を全国に広めようと、十数年前に約束してやっと果たせることができました」とコメント。

柴久生役の榎木さんは企画も担当

柴久生役の榎木さんは企画も担当

1200人のオーディションを勝ち抜いてヒロイン役を手に入れた村上さんは、脚本を読んだ時に泣いたそうで、「台本を読んだ次の日がオーディションで、目が腫れちゃうから泣くのを我慢していたんですけど、オーディション当日にラストシーンのセリフで涙があふれてしまって、もう一回読もうとしたんですけど、2回目はずっと泣いてしまいました」と、ここでは笑顔で当時の状況を説明します。

村上さん演じる高村みのりは、母を若くして亡くした経験から看取り士という職業を選ぶ

村上さん演じる高村みのりは、母を若くして亡くした経験から看取り士という職業を選ぶ

新任の医師を演じた高崎さんは、「医者は“病気を治す”“最後まで病気に立ち向かう”というのが仕事で、医者を題材とした作品が多い中、看取り士さんが看取っているシーンを見ていると、あったかい気持ちになるんです。けれど、医者として引きずられないように、気をつけて演じなきゃいけないと思いました」と、通常のテーマと異なる作品で医者を演じる上での苦労を語りました。
また撮影中のエピソードを聞かれ「櫻井さんが演じた若い女性を最後に看取るのはつらいものがありましたし、最後に死亡確認するシーンは全身で気を使い、すごい緊張しました」と答えた上で、「死ぬ瞬間って、残される方も亡くなられる方も悲しいのかなと思っていたんですけど、笑顔で最期を迎えているんですよね。悲しいだけじゃなくて、次に残る人たちの幸せな気持ちが伝わってきて、こういう形もあるんだなって思いました」と死に対する気持ちの変化を語りました。

高崎さん演じる早川奏太は、岡山県の備中高梁へ着任したばかりの新任医者

高崎さん演じる早川奏太は、岡山県の備中高梁へ着任したばかりの新任医者

3人の子供を持ちながら、若くして余命宣告を受けたガン患者を演じた櫻井さんは「私、普段から健康で、風邪ひくこともほとんどないのに、どうやって演じたらいいのだろう思いながら撮影に臨みました。“セリフを言わなきゃいけない、言葉を伝えなきゃいけない、でも息遣いは苦しい”という気持ちで一生懸命になっていたら、監督から『声が張りすぎ』って言われたことがありました(笑)」と、撮影中のエピソードをユーモアたっぷりに披露しました。

櫻井さん演じる山本良子は、乳がんの再発と肺への転移で余命宣告を受けた3人の子を持つ母親

櫻井さん演じる山本良子は、乳がんの再発と肺への転移で余命宣告を受けた3人の子を持つ母親

最後に登壇者を代表して榎木さんが「特に若い方々は“死”というのを遠くのものにあると思うかもしれませんが、実は表裏一体で本当に身近にあるものです。もっと死を身近なものとして捉えることで、死がわかると“生”がもっと理解できると思います。一人でも映画を見ることで、自分自身の死と生を考えるきっかけにしていただければ思います」とメッセージを送って舞台挨拶は終了しました。

≪あらすじ≫
交通事故で娘を亡くした定年間際のビジネスマン・柴 久生。自殺を図ろうとした彼の耳に聞こえた「生きろ」の声。それは友人・川島の最期の声だと、彼の“看取り士”だったという女性から聞かされる。“看取り士”とは、最期に残された時間、旅立つ人、送る人に寄り添い、支える人のことだった。5年後、柴は岡山県高梁市でセカンドライフを“看取り士”として、9才の時に母を亡くした23才の新人、高村みのりたちと最期の時を迎える人々を温かく支えているのだった。

映画『みとりし』は有楽町スバル座ほかで全国順次ロードショー。詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。

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☆Information

映画『みとりし』

有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー

原案:『私は、看取り士。』 柴田久美子著(佼成出版社刊)
企画:柴田久美子/榎木孝明/嶋田 豪
監督・脚本:白羽弥仁

≪出演≫
榎木孝明 村上穂乃佳
高崎翔太 斉藤 暁 大方斐紗子 堀田眞三 片桐夕子 石濱 朗
仁科 貴 みかん 西沢仁太 藤重政孝 杉本有美 松永 渚 大地泰仁 白石 糸
川下大洋 河合美智子 つみきみほ 金山一彦 宇梶剛士 櫻井淳子

≪公式サイト≫
http://is-field.com/mitori-movie/

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