モデル事務所・株式会社アデッソ所属の俳優で構成される演劇パフォーマンスユニット「六屋敷三之助四左衛門助太郎九兵衛宗清」略名・六三四（ムサシ）の新作公演「結び～MUSUBI～」が、9月6日に東京・武蔵野芸能劇場にて開幕しました。

2014年に結成された「六三四（ムサシ）」は、世界一長い演劇ユニット名を命名し、「和」をテーマとした和ロックな楽曲をベースに殺陣やダンスをモチーフとしたエンターテイメント劇男。ミュージカル「テニスの王子様」8代目青学・堀尾聡史役や東京ワンピースタワーライブアトラクション「Marionette」でモンキーD・ルフィ役を務める志茂星哉さんをはじめ、ミュージカル「忍たま乱太郎」尾浜勘右衛門役の佐藤智広さん、「演劇ハイキュー!!」中島猛役の柳原凛さん、ミュージカル「ちっちゃな英雄(ヒーロー)」ハンス役の堀越拓也さんなど、2.5次元舞台で活躍するメンバーがズラリ！

3年ぶりの新作公演となる今作では、脚本・演出助手は柳原さんが務め、殺陣付けは六三四メンバーで担当。結成から五周年、新たなる形で和風活劇に挑みます。

初日公演の直前に行われたゲネプロの様子を写真で紹介。さらに、柳原さん、佐藤さん、志茂さん、堀越さん4名によるスマートボーイズ独占コメントもお届けします！

「今回は“殺陣初めたて”の門下生が9人いるんですけど、彼らをふんだんに使わせてもらっています。初演の頃は「六三四」の初期メンバーだけで表現していたんですけど、門下生9人を加えたことによって、さらに表現の幅が広がりました。脚色を僕が担当させてもらったんですけど、作っていく中でイメージ通りの映像になっていて。9人が一生懸命作り出している世界観を見てほしいです」

「僕はセリフがある舞台に立つのが、20歳になってから初。なので、ちょっと大人になったぞっていうところを、セリフの言い回しやお芝居で堂々と見せられたらなと思います。個人的にはこの4人が色んな舞台を経て培ってきたものを、このステージで熱量とともにお客さんに届けたいという気持ちです」

「僕らそれぞれが別の作品で培ってきたものが、このステージ上で思いっきり出せているんじゃないかと思います。以前は「六三四」以外の経験が少なかったので、3年の時間を経て他から色々なものを取り入れて、さらに良いものを作れてると思います。あとは、「六三四」本編で生き残る人数が増えました！ もともと9割以上が召されていたので……。今回は8割くらいに抑えらています(笑)。生き残る人数が増えたのも、今までとは違うところかなと思います」

「僕はこのお三方より殺陣を始めたのが遅くて。2～3年前の舞台からいきなり7月にまた舞台(「蒼き空に嵐は吹かず」)をやらせてもらってからの、今回。ほぼ初心者だろというレベルから、ここまでカッコいい殺陣をつけてもらって……。役もカッコいいキャラクターなので、しっかりやらなければいけないと気が引き締まって、自主練したことで殺陣のスキルも上がり、メンタルも鍛えられたかなと自分の中では思っています！ 「六三四」としては変わらない部分もあります。上下関係がしっかりしていて、「おはようございます」「お疲れ様でした」の挨拶はきちんとするとか。礼儀を大事にするところは、変わらない良いところとして続けていきたいです」

また、研修生も含めた稽古の様子について、柳原さんが「初舞台の子が多かったので、けっこう厳しくしたつもりです(笑)。“原石”な子がいっぱいいるので、一緒に成長していけるよう、しっかり注意すべきとこは注意してメリハリをつけました。そこらへんは本人達にも伝えて、今後「六三四」だけでなく色んな所に羽ばたいていけるようにという思いで稽古をしていました」と、後輩思いな一面を覗かせます。
続けて佐藤さんの「「六三四」のトレードマークでもある「刀」を常に持っているので、人にあたってしまうとケガに繋がってしまう、そこは細心の注意を払いながら。僕らまだまだ若手ではありますが、先輩から教わってたように、またそれ以上の教えができるように頑張っていました」という言葉に、「六三四」の教えが脈々と受け継がれている様子がうかがえます。稽古場がピリッとなりすぎる瞬間は、「ゲストで入ってくださってる村松(享)さんや遠藤(翔平)さん、演出家の澤田(洋栄)さんがふわっとまとめてくれるのですごく有難かったです。僕らもまだまだ助けられて学ぶところが多かったですね」と、佐藤さんが支えてくれた先輩キャストやスタッフ陣に感謝する場面も。

脚色も担当する柳原さんは、稽古全体の様子をしっかり見ていたようで、「陰で堀くん(堀越さん)なんか、稽古ないときもずーっとずーっと刀を持って練習してたよね！」と、堀越さんの密かな努力を暴露！ 堀越さんが「やめてください(笑)」と恥ずかしがる中、柳原さんは続けて「いやでも本当、一番殺陣でいうと急成長したと思います。そういう努力を研修生が見てマネしていたので、いい刺激になりました」と、賞賛。稽古期間が他のキャストより短かった志茂さんについては、「毎回稽古に来るたびに場慣れしていって、稽古場での居方とか休憩の合間も練習したり、他のシーンを見学したり。プロとしての意識が、研修生の子にもめちゃくちゃ勉強になっただろうなと見ていて感じたので、有難かったです」と、お褒めの言葉が。すると、志茂さんも「マジ照れ！」と俯いて照れ笑い。堀越さんも「間違いない」と、2人そろってうれしそうに笑顔を浮かべました。

【ゲネプロショット】

【あらすじ】
時は戦乱……
強くなければ生き残れない過酷な時代。
強きも弱きも皆、力を求め絶えず争い続けていた。
そんな乱世を生き抜く青年「シノ」を取り巻く、過去と未来と『結び』の物語。

「結び～MUSUBI～」は9月8日まで上演。一般チケットは現在好評発売中です。公演の詳細はInformationから公式サイト及び公式Twitterをチェックしてください。

☆Information

「結び～MUSUBI～」
【日程】
2019年9月6日（金）～8日（日）全5公演
9/6（金）19:00
9/7（土）14:00
9/7（土）19:00
9/8（日）12:00
9/8（日）17:00

会場：武蔵野芸能劇場

演出：澤田洋栄
脚色：柳原凛
殺陣：佐藤智広/志茂星哉/堀越拓也/柳原凛
企画・製作：六三四
主催：アデッソ

出演：柳原凛　志茂星哉　佐藤智広　堀越拓也
青山健　斉藤挙人　村松享　熊野真修　岩永友也
玉井慶吾　米村大地　侑真
服部紘平

チケット
S席 5,000円（税込）（前方エリア）
A席 4,500円（税込）
※当日券は 500円増し

≪公式サイト≫
https://geion.net/musashi/

≪公式Twitter≫
https://twitter.com/adesso634

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