2019-8-7

4人組歌謡コーラスグループ「純烈」(酒井一圭さん、白川裕二郎さん、小田井涼平さん、後上翔太さん)の公式単行本『純烈の公式応援BOOK！』の刊行記念イベントが、8月7日東京・芝浦のセブン‐イレブン芝浦4丁目店にて行われました。

『純烈の公式応援BOOK！』をリリースした純烈
(左より)後上翔太さん、酒井一圭さん、白川裕二郎さん、小田井涼平さん

ヒーロー番組出身のメンバー中心で構成された純烈は、2010年にデビュー。不遇な時期を過ごすも“スーパー銭湯アイドル”として脚光を浴び、昨年についに結成時からの目標だった「NHK紅白歌合戦」に初出場。紅白効果で3,000人クラスのコンサートでもチケットがソールドアウトする一方、ヒットに恵まれなかった時期での主な営業だった健康センターやスーパー銭湯での活動も継続。そんな状況の中、「ファンとの絆を確認できるようなツールを作りたい」と、リーダーの酒井さんの発案で今回の公式応援BOOKが作られたとのこと。

酒井さんは「“どうやって純烈を応援したらいいのか？”を、わかりやすく本として作らないといけないと思っていました。メンバーの素顔はもちろん、移動車の座る位置などいろんなことが書いてありますが、ファンの方からも好評で、こんなに喜んでもらえたのなら作ってよかったなと思ってホッとしています」と笑顔で語ると、「今回の本を作った編集の方が、実はデビュー曲『涙の銀座線』の作詞をされた方で、純烈結成の際にも一緒に相談した仲間なんです」と秘話を明かしました。

コンビニエンス大手「セブン‐イレブン」の夏ギフト応援隊としてコラボしている純烈は、普段からセブン‐イレブンをよく利用しているそうで、「セブンプレミアムのチョコ棒とアイスコーヒーの組み合わせが最高です」(白川さん)、「競馬で負けた時にセブン銀行を利用します」(酒井さん)、「調理器具ゼロで作れる茶碗蒸しがメチャメチャ美味いです」(後上さん)とそれぞれピックアップする中、小田井さんは「仮面ライダーの食玩が大好きで、セブン‐イレブンの店舗をハシゴして買い漁っています。もちろんうちの奥さんには内緒でやっています」と、奥さんであるタレントのLiLiCoさんにも伝えていない秘密を自ら暴露。報道陣からも笑いが沸き起こります。

この日はコラボをしている「セブン‐イレブン」の制服で登場！

発売されてから1週間が経ち、ファンからの反響も上々。「価格が1,000円とお求めやすい金額になっているので、友達への布教として5、6冊買って配っているというファンが多くて嬉しいです」と酒井さんが反響の大きさを語り、記者から「さぞかし儲かっているのでは？」と質問が飛ぶと、「印税は10:0(事務所:メンバー)」と最近話題のギャラ騒動を絡めさせた発言に、報道陣は大爆笑！印税ゼロの理由は、「僕らはお客さんに喜んでいただければという気持ちなので、これを見ていただいてステージに来ていただくことで、僕たちは潤うんです」と説明。

純烈といえば熱狂的なファンが多いことでも知られており、どんなファンがいるか聞いたところ、後上さんは「健康センターでは、お酒を飲んだ男性のファンが『大好きなんだよ』と言いながら力強いハグをしてきます」、白川さんは「70代ぐらいのファンから、一番イケていた時期の写真を見せられて『結婚してください』と言われます」、小田井さんは「汗をかいたらハンカチで拭いていただけるんですけど、机を拭くふきんで顔を拭かれることがあります」と、それぞれ仰天エピソードを披露。

また、紅白出場が決まってからファン層が変わったそうで、酒井さんは「おかげさまで個々の活動が増えたこともあって、若いファンも増えました。握手会にも来てくれて『ムード歌謡、大丈夫？』って聞いたりすると、『いや、全然楽しいです！』と喜んでくれるんです。マダムだけの純烈だとばかり思っていましたが、ずいぶんファン層も変わってきました」と変化に驚いた様子でした。

最後に「今年の目標」を聞かれ、酒井さんが「週刊文春に叩かれないことです！」と紅白出場直後に起きたスキャンダルのネタに触れつつも、「令和最初の紅白歌合戦に出場することが大目標です！！」と高らかに宣言しました。