斎藤工はいまがピーク!? 妻夫木聡が学ラン姿で歌い踊る、映画『愛と誠』が初公開

  • 2012-4-22

妻夫木聡主演映画『愛と誠』試写会が、4/20(水)にビルボードライブ東京にて行われ、一般に初公開された。同作を手がけた三池崇史監督の「三池崇史監督presents大人だけの空間」トークイベントに妻夫木と、共演の斎藤工が登壇。夜のライブレストランで、アルコールを楽しみながらのイベントに、三池監督の舌も滑らかで、トークは大いに盛り上がった。

左から三池崇史監督、妻夫木聡、斎藤工

『愛と誠』は、『あしたのジョー』などで知られるマンガ原作者・梶原一騎氏による名作純愛作品。「天使が悪魔に恋をした」というキャッチフレーズがハマる、妻夫木演じる“超不良”太賀誠と、武井咲演じる“正真正銘のお嬢様”早乙女愛による、住む世界が違う2人の恋愛物語。70年代に一世を風靡した本作が、三池崇史監督の手により、“究極の純愛エンタテインメント”として完全映画化。『あの素晴らしい愛をもう一度』などの昭和歌謡の名曲とともに出演俳優が歌い踊り、時にミュージカルのように描かれながらも、決してミュージカルとは言い切れない、独特の作風で完成した。

この作風を妻夫木は「言葉では説明しきれない」と苦笑しつつも、「ミュージカル映画でもないし、アクション映画でもない。“純愛エンタテインメント映画”かって言ったら、絶対違う(笑)。どんなジャンルにも当てはまらない素晴らしさ。言ってみれば、“愛と誠ジャンル”。映画はジャンルにとらわれず、もっと自由な気持ちで見るべきだと思う」と、熱く語ってみせた。

『十三人の刺客』、『逆転裁判』、そして『愛と誠』と、三池作品に立て続けに出演した斎藤は、三池監督から「岩清水を演じる斎藤さんは、自身のなかで、最高の芝居だったんじゃないかな」と絶賛され、恐縮しつつも笑顔を見せたが、直後に「役者としてはあれが、ピーク」と断言され、「後は下っていくだけです」と自虐的に返して会場の笑いを誘った。
とはいえ直後に「深夜ドラマ(斎藤工主演『QP』)でシャワーシーンを撮ったけど、その時の斎藤工に惚れたね」と、再度三池監督に絶賛されるなど、斎藤と三池監督の絆の深さを感じさせるトークとなった。

謎の多い本作が初の試写会を終え、6月16日の公開に向け、徐々にその魅力があらわになっていきそうだ。

★斎藤工Information

映画『愛と誠』
6/16(土)~全国ロードショー
監督:三池崇史
出演:妻夫木聡 武井咲 / 斎藤工 大野いと 安藤サクラ 前田健 加藤清史郎 一青窈(特別出演) / 余貴美子 伊原剛志 市村正親
原作:梶原一騎・ながやす巧『愛と誠』(講談社プラチナコミックス)
音楽:小林武史
脚本:宅間孝行
振付:パパイヤ鈴木

公式サイト
http://aiandmakoto.jp/

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