- 2019-7-19
2019年3月よりWOWOWにて放送された、鈴木拡樹さんと清原翔さんがW主演する連続ドラマ『虫籠の錠前』Blu-ray&DVD BOXが、6月21日より発売スタート! その発売を記念したイベントが、7月13日に都内で行われました。
『虫籠の錠前』は、不器用だが闘争だけは最強のカゴロク(鈴木拡樹さん)と、口先で裏社会を渡るナナミ(清原翔さん)の凸凹コンビが様々な事件を解決する異能力バトルアクションサスペンスドラマ。カルト教団により生み出された能力者たちや、教団の残した財産を狙う裏社会の組織など二人を取り巻く謎も多く、最後まで目の離せないストーリーの作品です。
スマートボーイズでは、カゴロク役の鈴木拡樹さんと、豊島圭介監督が登壇した第1部から第3部までのイベントのうち、第1部を取材! ドラマ撮影秘話で盛り上がったトークの模様をお届けします。
鈴木さんと豊島監督は、2月に行われた先行上映&トークイベント以来、約5ヶ月ぶりの再会。監督の「少し見ない間に大きくなって……」という親戚の子どもに語りかけるようなセリフで、イベントは幕を開けます。
※以降、ドラマのネタバレ内容を含みますのでご注意ください。
早速、MCを務めるWOWOWアナウンサーの渋佐和佳奈さんから、思い入れの強いシーンについて尋ねられると、鈴木さんは「僕は最終話付近の、ナナミ対サオトメ(松本享恭さん)のバトルに駆けつけるカゴロクのシーンを撮影したときがすごく印象に残っています」と回答。ナナミの元へと急ぐカゴロクは舗装されていない山道を爆走したため、「大変でした! 同じ場所を何テイクも走るので、ずっと山道を登り続けたので」と、苦労したそう。しかし、ランニング好きの鈴木さんだからこそ、その走り姿は美しいとのことです!
豊島監督にとって印象的なシーンは、最終話のカゴロクとナナミの対峙。「ナナミの手から何か色々と出る(バグと呼ばれる能力者の能力)んですよね。デカい球みたいなのが(笑)」という豊島監督の言葉に、鈴木さんが「あれ、何なんですか?」と、問いかけます。それに豊島監督は……「巨大なマリモ!」と、まさかの回答に会場は笑いの渦に包まれます!
豊島監督が「その巨大なマリモをカゴロクが抑えるという設定で、球体を巡って押し相撲をするような形になったんですが、リハーサルで、拡樹くんがいきなり球にパンチで殴り掛かっていったんですよ。何やってんだと思ったら、拡樹くんが『カゴロクはそういうキャラなんです』って。おもしろいなと思って採用させてもらいましたが、カゴロクって、バカだなと思いました(笑)」と詳細を語ると、「何かわからないものは、一度殴る!」と鈴木さん。再び客席からは笑いが。球体へパンチを繰り出すカゴロク……、ぜひ改めてDVDをチェックしてみてください!
ドラマ本編では結局何者だったのか詳細が語られなかったカゴロク。そんな謎多きカゴロクに対し、鈴木さんは「最初に、ナンバー6ではないということは聞いていました。最終話の台本を見て、カゴロクは錠前の役割を果たしていると思いました。そのとき、もしかして“籠をロックする”で、カゴロクなのかなって」と見解を示します。
これに豊島監督は「答えは僕も全然知らない!」とし、「原作の成田良悟さんのイメージでは、山の洞穴の中で、巨大な動物なのか宇宙人なのか、とにかく何か巨大なものと一緒にカゴロクは育ったんですよ。そこに6つの籠があった……だって」と、企画段階で語っていた成田さんの言葉を代弁。「カゴロクの由来は、籠が6個!?」と、思わず吹き出してしまう鈴木さんでした。
カゴロク以外にも、『虫籠の錠前』には個性的なキャラクターがたくさん! 鈴木さんの「カズキ(宇野祥平さん)とサンゾウ(黒田大輔さん)のペアはずるいですね~!」という言葉に、会場はドッと笑いが起こります。「この2人を追うカメラがあってもいいくらい、やってることがとっても細かいんですよ」と話す鈴木さんに、豊島監督も同意して「微妙にセクシャルなんですよね。キスをしてみたり、汗まみれの頭を舐めてみたり。どうかと思いましたけど(笑)」と苦笑。
鈴木さん曰く、宇野さんと黒田さんは話し合いを経て、リハーサルでやったことを本番ではしなかったりと、試行錯誤を繰り返していたそう。「ご自分たちの中でボツ認定したお芝居は、リハでしか見られませんでした」と、レアな芝居を見られたことを明かしました。
また、本イベントに参加できなかった清原さんのことが話題になり、DVDに収録されたメイキング映像で、清原さんが鈴木さんをお兄さんみたいな存在と語っていたことが明かされましたが、反対に、鈴木さんから見た清原さんは「撮影以外は静かなタイプで、黙々と台本に向かい合っていたなと思います。だからこそ、負けられない気持ちが生まれたので、いい相乗効果になりました!」と、戦友のような存在と語ります。
豊島監督からは「清原くんは初主演でまだ慣れていないところもあって、気合が入った芝居で照れちゃったりすることもありました。実は彼がナンバー6で、妹の死など色々なものを背負っているので、ちゃんと芝居してくれなきゃと思って、最終回の撮影前日に長文のメッセージを送りました。“明日は大変なシーンだけど、わかってる~?”って。そしたら、“はい”ってひと言だけ返事が来た(笑)」という暴露話が。続けて、豊島監督は「でも、翌朝、今まで以上に気合が入った演技をしていたので、メッセージ送ってよかったなと!」と笑い交りに語りました。シンプルな返事は、清原さんらしい決意の表れだったのかもしれません!
そんな清原さんからのメッセージ動画が流れると、「“はい”だけで終わらないですよね!?」と煽る鈴木さん。しかし、ここでは残念ながら(!?)、「はい」だけでなく、撮影時に苦労したこと等について語ってくれていました。
「銃やCGを使うことは、僕にとってこの作品が初めて。銃って思ってたより重いんですよ。これをきっかけに筋トレしなきといけないと思いながら、自分の非力さを感じました。役者として勉強させていただくことが多い作品でした」と、ゆったりマイペースに語る清原さんの姿に、鈴木さんも豊島監督もクスクス……(笑)。
メッセージ動画が終了すると、イベント時間も終盤に。来場されたファンのみなさんへ「DVD化されたので、何度も見返してほしいです。見返してみたら、また発見があるんじゃないかと思います。僕個人としても見返したい作品なので、みなさんもぜひ長く愛してください!」という鈴木さんの挨拶で、トークイベントは締めくくられました。
『虫籠の錠前』Blu-ray&DVD BOXは、現在好評発売中です。商品詳細はInformationより公式サイトをご確認ください。
(C)成田良悟 (C)「虫籠の錠前」製作委員会
☆Information
◆『虫籠の錠前』基本情報◆
□ドラマ「虫籠の錠前」Blu-ray&DVD BOX
■発売日:好評発売中
■価格:Blu-ray…¥14,000+税/DVD…¥12,000+税
■収録話数:全8話
■仕様:DISC 2枚組
■映像特典:・番宣スポット集 ・メインキャストコメント集 ・メイキング映像
【スタッフ】
原作:成田良悟
監督:豊島圭介
脚本:清水 匡 小寺和久
主題歌:Survive Said The Prophet「Right and Left」
【キャスト】
カゴロク:鈴木拡樹
ナナミ:清原翔
カズキ:宇野祥平
サンゾウ:黒田大輔
ヤナ:池田朱那
ニト:萩原みのり
シラク:定本楓馬
サオトメ:松本享恭
≪「虫籠の錠前」プロジェクト 公式サイト≫
https://www.mushikago-pj.net/
≪公式Twitter≫
https://twitter.com/Mushikago_PR
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