陳内将&菊池修司が魅せる、町田慎吾初演出の舞台『紅葉鬼』開幕!共演に山﨑晶吾・中村太郎・鐘ヶ江洸・富田翔ら、開幕コメント&舞台写真20枚UP

  • 2019-6-28

陳内将さん、菊池修司さんが共演し、自身も俳優として活躍する町田慎吾さんが初演出を手掛ける舞台『紅葉鬼』が、2019年6月28日(金)に東京・品川プリンスホテル クラブeXにて開幕を迎えました。
スマートボーイズでは、開幕前日に行われたゲネプロでの舞台写真に、陳内さん、菊池さん、町田さんが意気込みを語った囲み取材でのコメントをお届けいたします。

人気マンガ・通称「だかいち」の劇中劇『紅葉鬼』が、切なく美しいリアル舞台に!

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(左から)菊池修司さん、陳内 将さん、町田慎吾さん

原作は累計発行部数280万部を突破、2018年10月~12月にはTVアニメ化もされ大好評となった桜日梯子さんによる人気コミックス「抱かれたい男1位に脅されています。」(月刊マガジンビーボーイ連載/リブレ刊)。原作では、本編の主人公である俳優・西條高人が出演する舞台作品として描かれた劇中劇「紅葉鬼」が、葛木英さんの脚本、町田慎吾さんの演出によって舞台化を迎えました。

原作、アニメでは劇中劇として一部分のみが描写された物語ながら、舞台化にあたっては多くの登場人物たちが加わり、そのストーリーの全貌が明らかに。平安時代を舞台に、夜ごと人々を襲う鬼たちと、それを討伐せんとする人間たちをめぐるストーリーを軸に、「抱かれたい男1位に脅されています。」登場キャラクターである西條高人が演じる「経若(つねわか)」と、同じく綾木千広が演じる「繁貞(しげさだ)」、二人の宿命の物語が描かれます。

キャストには、原作では人気俳優の二人が演じる役柄として描かれるキャラクター・西條高人/経若役に陳内 将さん、綾木千広/繁貞役に菊池修司さんが、それぞれ原作での美貌のビジュアルのままに舞台へと登場。
さらに二人を取り巻く人々や鬼として、帝(みかど)役に山﨑晶吾さん、伊賀(いが)役に中村太郎さん、頼正(よりまさ)役に鐘ヶ江 洸さん、熊武(くまたけ)役に髙木 俊さん、呉葉(くれは)役に小野川 晶さん、おまん役に鎌田英怜奈さん、そして摩爬(するは)役に富田 翔さん、維茂(これもち)役に今井靖彦さんと、実力派キャストが集結しました。

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幼き日に朝廷から人質として差し出され、帝の子でありながらも鬼の頭目として生きてきた経若。その一方で自身の素性を知らず、帝と鬼女・呉葉の間に生まれながらも、人々を守る武士として真っ直ぐに育った繁貞。鬼と人が争い合う中で二人の運命は翻弄されていき、物語が展開していくとともに、非情な鬼の頭目であった経若、心優しき青年であった繁貞の姿にも変化が……。悲哀に満ちながらも、どこか優しさを秘めた姿を繊細に表現する陳内さんの表情や、鬼と人間の間で揺れながらも場面ごとに豹変する姿を演じ分ける菊池さんの熱演に注目です!

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ひとつの物語として新たに描かれる舞台『紅葉鬼』では、ほか登場キャラクターが抱える思惑や背景もしっかりと表現されており、帝と呉葉の切ない恋、鬼としてそれぞれの意思に従い生きる伊賀と熊武、幼き日からともに過ごしてきた繁貞と頼正の友情、経若に付き従う子鬼・おまんの健気な姿、武士としての自身と繁貞の育ての父としての自身に揺れる維茂など、観客の感情を揺さぶるシーンが連続。その中でも帝を操り、鬼を殲滅せんと目論む陰陽師・摩爬を演じる富田 翔さんは、素顔とは一変したその妖しい姿とともに圧倒的な存在感を発揮します。

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繰り返される戦いの末、経若と繁貞、そして鬼と人間の行方はいかに……。物語の結末とともに、キャストたちの美貌を活かした衣装姿、激しく力強い殺陣、舞などのパフォーマンス演出も交えて描かれる美しくも妖しい世界観はぜひ劇場でご体感ください。

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このゲネプロ直前に行われた囲み取材では、今作が舞台初演出となる演出の町田慎吾さんとともに、キャストから陳内 将さん、菊池修司さんが登場。

(左から)菊池修司さん、陳内 将さん、町田慎吾さん

まずは開幕に向けての心境を聞かれると、舞台セットも仕上げられた劇場内を見渡した陳内さんは「(劇場入りをして)これがマーチンさん(町田さん)の作りたかった世界なんだ、と改めて実感できました。原作はありますが、『紅葉鬼』が描かれている場面は数シーンしかない中で、スタッフの皆さんがひとつの台本を作り上げてくださり、僕個人としてはオリジナルの作品をひとつ作り上げたようにも感じています」とコメント。加えて「この囲まれたステージで、あとはお客様と一緒に作っていけたら」と、客席に囲まれた円形の舞台にも言葉を添えます。

西條高人/経若役の陳内 将さん

西條高人/経若役の陳内 将さん

綾木千広/繁貞役の菊池修司さん

綾木千広/繁貞役の菊池修司さん

続いて菊池さんは、「約一か月の稽古では、僕が陳内さんとこの位置で演じさせていただくということで、もがき苦しんだこともありました」と振り返りつつ、「この作品はまず、先生が書いてくだった原作があり、アニメがあり。舞台としてすでに一つの魂が宿ったものを、また僕らが演じさせていただけるというのは中々ないことだと思っています。それをこの作品の強みとして、原作やアニメをご覧になった方にも“僕らが作る『紅葉鬼』はこういうものだよ”と披露できることに、僕自身もワクワクしています」と笑顔を見せます。

この菊池さんの言葉を聞き、陳内さんはさらに「原作ファンの方にも、観終わった後に“これが『紅葉鬼』だったんだ”と言ってほしいですし、僕らもこれが『紅葉鬼』だと自信をもって演じます」と、強い意気込みをコメント。キャストたちの頼もしい言葉に、町田さんも「僕自身、初めての演出ということですごくドキドキして始まりました。まだまだ未熟なので皆さんに迷惑をかけてしまうこともあったのですが、役者、スタッフの皆さんが素晴らしく、本当に“みんなで作った”と感じています。そうして不安が楽しみに変わっていき、今は最初に感じていたドキドキとは違う、ワクワクしている気持ちです」と、開幕が待ち遠しい様子で語ります。

演出を手掛けた町田慎吾さん

演出を手掛けた町田慎吾さん

そして町田さんは、原作では劇中劇として一部分のみが描かれた『紅葉鬼』について、「全ての物語を知らずに観に来たときに、心にガツンとくる物語にしたいと思って作ってきました。(客席通路を指さし)あそこもたくさん使いますし、この劇場ならではの演出も楽しみにしていてください」と、原作ファンはもちろん、観客の期待をさらに高めてくれます。

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続いてお互いの印象を聞かれた陳内さん&菊池さんは、ともに出演した舞台『露出狂』(2016年上演)では、3チーム制のトリプルキャストだったため舞台上での共演はなかったことに触れつつも、菊池さんから「僕にとっては人生2作目の舞台で、台本の読み方、役作りの基礎も何も分かっていない状態で。その稽古場では、陳内さんたち先輩キャストの方にすごくお世話になりました」と当時を振り返ります。

さらに菊池さんは「それから約3年ぶりの共演で、となりにいらっしゃることが僕にとってはすごく不思議。3年前の自分よりもっといい姿を陳内さんに見せたいので、打ち上げでどうだったかを聞きたいと思います(笑)」とコメントしますが、続いて菊池さんについてコメントしようとしていた陳内さんは「俺、今は言っちゃいけないの? 何も話せないじゃん(笑)」と苦笑い。すると菊池さんは「ダメ、ダメ!」と笑顔で止めつつも、「この作品でどうだったかは打ち上げで聞くので、僕の印象だけなら話してもいいです」と許可を出します(笑)。

コメント内容に注文をつけ、陳内さんを困らせる菊池さん(笑)

コメント内容に注文をつけ、陳内さんを困らせる菊池さん(笑)

こんな甘えた様子も見せる菊池さんについて、陳内さんは「ビジュアル撮影の日から、3年の期間も関係なく話しかけてきてくれる姿を見て、懐っこいところや、独特の空気感は変わっていないことに安心しました」と笑いつつ、今作の稽古では「殺陣や時代モノはあまりやったことがないと聞いていたんですが、日に日に地に足がついて、というか板の上に足がついて。どんどんたくましくなる繁貞に嬉しくもなり、俺も負けないで頑張ろうと思わせてくれる存在です」とコメント、互いに刺激を与えあっていたようです。

対して、演出家として二人を見た町田さんは、まずは菊池さんを「本当に真っ直ぐな人で、真っ直ぐな演技をする。感情のままに演技をするので、真っ直ぐなこの役にぴったりだなと思います」と評し、陳内さんにも「陳内くんも役にぴったりで、包容力がすごい。台本を読み込んで、深いところまで演技を作ってくれます」とコメント。加えて「あと、二人とも笑顔がカワイイ(笑)。初演出作を、二人と一緒にやれて光栄です」と話してくれました。

最後には、菊池さんは臨場感あふれる円形舞台に触れ「本当に、お客様もその場にいるのではないか、と錯覚させるくらい巻き込みながら、僕らは客席もひとつのステージだと思って演じます。その熱量をひしひしと伝えられたらと思いますし、対になる存在の経若と繁貞がどんな結末を迎えるのか、最後の最後まで見逃せない作品になっています」と、観客にメッセージを送ります。

そして陳内さんは「本当に楽しみされている方が多くいらっしゃる中、僕らも初日を楽しみにしています。登場人物の一人一人がクライマックスにかけての大事な存在で、殺陣衆も派手に魅せてくれていて、皆さんが楽しみにしていた時間も、観ていただければ“あっ、待ってて良かった”と思っていただける作品になっています。胸を張ってお届けいたします、これが僕らの『紅葉鬼』です!」と力強く語り、囲み取材を締め括りました。

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劇中劇として描かれた物語が、リアル舞台として美しく表現されたステージは必見!
舞台『紅葉鬼』は、2019年6月28日(金)~7月7日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演中。また、7月7日(日)の千穐楽公演はDMM.comにてライブ配信がされます。
さらに今作のBlu-ray&DVDも12月29日(水)に発売が決定! 各詳細や公演情報は、下記のInformationより公式サイトにてご確認ください。

©DO1 PROJECT/舞台「紅葉鬼」製作委員会

☆Information

■舞台『紅葉鬼』
日程:2019年6月28日(金)~7月7日(日)
会場:品川プリンスホテル クラブeX

原作:桜日梯子「抱かれたい男1位に脅されています。」
(月刊マガジンビーボーイ連載/リブレ刊)
演出:町田慎吾
脚本:葛木 英

出演:
西條高人/経若(つねわか): 陳内 将
綾木千広/繁貞(しげさだ):菊池修司

帝(みかど):山﨑晶吾
伊賀(いが):中村太郎
頼正(よりまさ):鐘ヶ江 洸
熊武(くまたけ):髙木 俊
呉葉(くれは):小野川 晶
おまん:鎌田英怜奈

殺陣衆:細川晃弘、白崎誠也、久田悠貴、坂本和基、福田圭佑、榮 桃太郎

摩爬(するは):富田 翔
維茂(これもち):今井靖彦

制作:
トライフルエンターテインメント
主催:
アニプレックス
ネルケプランニング
トライフルエンターテインメント
イープラス

チケット価格:7,800円(税込)
チケットに関するお問い合わせ:イープラス 0570-06-9919(10:00~18:00)
公演に関するお問い合わせ:トライフルエンターテインメント info@trifle-stage.com

■千穐楽公演(7月7日16:00~)がDMM.comにてライブ配信!
ライブ配信概要:
★公演日時 2019年7月7日(日) 16:00~ 千穐楽公演
【販売価格】3,600円(税込)
【配信形式】ライブ配信+見逃しパック(再ライブ配信+ディレイ配信)
【販売期間】2019年6月24日(月)13:00~2019年7月7日(日)ライブ配信終了まで
【再ライブ配信時間】2019年7月8日(月)20:00~再ライブ配信終了まで
【ディレイ配信期間】2019年7月11日(木)18:00~2019年7月17日(水)23:59
【配信ページ】
https://www.dmm.com/digital/top/stage/kouyouki/

■Blu-ray&DVD発売決定!
本編ディスクに加え、特典映像はで密着したバックステージ映像ほか収録予定。
完全生産限定版は三方背ケース&デジジャケットの豪華仕様で
舞台写真をふんだんに使用した特製ブックレット付き。
さらに特典ディスクがもう1枚ついたアニメイト限定版も発売!

発売日:2019年12月25日(水)
形態:Blu-ray DVD
価格:Blu-ray 9,800円(税抜) DVD 8,800円(税抜)
仕様:本編DISC2枚組 (本編DISC+特典DISC)

【特典DVD】バックステージ映像、メイキングなど収録予定。
【封入特典】特製ブックレット

【アニメイト限定セットも販売!】
さらに特典DISCがもう1枚ついた、「アニメイト限定セット」も発売!
価格:Blu-ray 10,300円(税抜) DVD 9,300円(税抜)

★ANIPLEX+でのご購入はこちらへ
https://www.aniplexplus.com/itemywBqHpHT
ANIPLEX+ 限定特典「舞台写真フォトリーフレット」付き

発売:アニプレックス 販売:ソニー・ミュージックソリューションズ

≪公式サイト≫
https://kouyouki.com/
≪公式Twitter≫
@koyouki_b

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