- 2019-6-26
古典落語を若手実力者が演じ、落語で引き付け、声で聞かせ、演技力で魅了する人気シリーズ『ハンサム落語』の最新公演『ハンサム落語』2ndシーズンが、7月20日より東京・赤坂RED/THEATERにて上演されます。
「二人一組」の掛け合いで行う独自のスタイルで、2013年に第一幕がスタート。昨年秋には節目となる第十幕が上演されました。
第11弾となる今作より新体制となり、タイトルも一新! さらにパワーアップした『ハンサム落語』に期待が高まるばかりです。
スマートボーイズでは、シリーズ初登場の深澤大河さんと3度目の「ハンサム落語」出演となる和合真一さんを直撃! 前後編の2回に渡りSPインタビューをお届けします。前編のPART①では、出演が決まった時の感想や「ハンサム落語」の魅力などを語ってくれました。
――よろしくお願いします。「ハンサム落語」への出演が決まった時の第一印象を教えていただけますか。
和合 来るべき時が来たなと。前回の第十幕に「次回もよろしくお願いします」と舞台で言い続けていたんですよ。“夢”って言い続ければ叶うんだなって。次回にも出演するには、自分から言うのではなく、呼ばれる人になりたいなと思うので、今回が正念場ですね(笑)。
深澤 では今回は舞台上で一切言わないということですね?
和合 そう、ゴマは絶対に擦りません(笑)。
――深澤さんは今回「ハンサム落語シリーズ」初出演ですね。
深澤 はい! 既にもうド緊張です。実際にハンサム落語を拝見させていただいたことがあって、こんな舞台があるんだとビックリしました。落語ですし、2人でずっと会話劇をして、そこでお客さんを笑わせるし、物語もちゃんと理解できるし、こんなに面白い舞台があるのかと思ったのと同時に、自分には無理かなと思った作品でもありました。その舞台に出させていただけるというのは、僕にとっての“挑戦”だなというのがあり、今は楽しみと不安で一杯です。
――ご覧になったということですが、一番印象に残った方はどなたですか。
深澤 僕が見たのは学生の頃で、とにかく舞台の凄さに圧倒されて、どなたが出ていたのかよく覚えていないんです。ごめんなさい。
――和合さんは今回が3回目の出演ですね。
和合 僕が第九幕へのオファーをいただいた時に、大河くんとまったく同じことを言っていましたね。
――「ハンサム落語」に出演して、ここが魅力的な部分だなというのは?
和合 同じ話が、演じる人によって全く違う話になるというのが、ハンサム落語の魅力的な部分であり、かつダメな部分でもありますね。
(一同笑)
和合 同じ話をずっとやっているじゃないですか。役者も慣れてくることもあって、そもそも元の話がわからなくなるぐらいアレンジしすぎて楽しんでしまうことになりがちで、それは我々でいう“反省”なんですけど。
(一同笑)
和合 以前、松村龍之介くんとやった時も彼の顔が“和製ダニエル・ラドグリフ”と言われていて、ハリー・ポッターのネタでやっていたんですけど、『まんじゅうこわい』という演目を『スネイプこわい』にして、「次のスネイプ持ってこい!」みたいな訳のわからない話をして、最後までまんじゅうの話が出てこないことがあって、演出のなるせさんに「いいんだけどね、あの……、話はわからないです」とダメだしされたこともありました。まとめると、落語というお話を尊重させつつ、アレンジするにしても途中途中で遊ぶぐらいがちょうどいいのかなって、2回出てようやく気付きました。
――普段の舞台稽古と、ハンサム落語の稽古との違いなどありますか?
和合 舞台の稽古は、立ち位置や接し方などいろいろあるのに比べて、ハンサム落語の稽古は自分次第という部分が大きくて、台本の解釈の仕方だったり、本読みの時にどういうプランを持ってくるかというのもあって、ほとんどが2人だけの進行ですから、片方がこういうことをやることによって、もう片方にどういう影響を与えられるのかという部分が大きい差かなと思います。もともと台本には用意されている「まくら(※本題へ入る前の導入部分)」はあるんですが、実際は本番の30分前ぐらいに各々のエピソードやファンサービスを考えながら「今日のまくら、どんな話する?」って決めるんです。
深澤 「まくら」部分は全部アドリブだと思っていました。
和合 ほぼほぼアドリブだよ。日常にも活かせるようなアドリブ力や会話力は、役者本来のパワーが引き出せるんじゃないかなと思います。役者の力量が浅いと、まくらすら深みが出ないというか、ただ読むだけじゃ終わらないのがハンサム落語かなと。
――役者としての“総合力”が問われるんですね。
和合 だからいい役者しか、声をかけないんですよ。
深澤 (苦笑)
――早速プレッシャーかけていますね。
深澤 ずっと聞き入っていましたが、和合さんの自伝インタビューかと思っていました(笑)。
和合 人間大陸……
深澤 それを言うなら「情熱大陸」や!!
和合 人間力を試されると言おうと思っていたら、なぜか人間大陸って……
深澤 今後「人間大陸」というワードで仕事があればいいですね。
和合 ハンサム落語のDVDメイキングには「人間大陸」というタイトルで収録しましょう。テーマソングもあの曲に似たような(笑)。
――今までDVDにメイキングは収録されていないそうですので、実際にDVDが発売されたら、是非実現して欲しいですね。
和合 ここから変えていきましょう! 監修は和合真一で、編集も和合真一で(笑)。
(PART②へ続く)
『ハンサム落語』2ndシーズンには、深澤さん&和合さんのほかにも、磯貝龍乎さん、河原田巧也さん、輝山立さん、寺山武志さん、林明寛さん、平野良さん、宮下雄也さん、横井翔二郎さん、米原幸佑さんが出演します。
公演は7月31日まで上演。キャスト別先行チケットが6月29日12時~7月3日までの期間、一般発売は7月6日よりそれぞれ発売されます。
詳細はInformationから公式サイトをチェックしてください。
☆Information
『ハンサム落語』2ndシーズン
日程:7月20日(土)~7月31日(水)
会場:赤坂RED/THEATER
演出・脚色:なるせゆうせい
出演:磯貝龍乎、河原田巧也、輝山立、寺山武志、林明寛、平野良、深澤大河、宮下雄也、横井翔二郎、米原幸佑、和合真一(50音順)
≪チケット情報≫
料金(全席指定・税込)
6,000円
●キャスト別先行
6月29日(土)12:00~7月3日(水)
※特典付き キャストビジュアル
●一般販売
7月6日(土)~
≪公式サイト≫
https://www.clie.asia/newhr/
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