2019-5-11

5月10日、東京・紀伊国屋ホールにて、舞台「+GOLD FISH(プラスゴールドフィッシュ)」が開幕しました。

本作は、2018年1月に舞台版が上演され、2018年11月に映画が公開となった映画＆舞台の連動プロジェクト「ONLY SILVER FISH」シリーズのもう1つのお話。

【あらすじ】
「ねえ…あなたならどうする？一つだけ振り返る事ができるとしたら……。たった一度だけ…大切な過去を…。」
イギリスの片田舎にある古い洋館に集まった12人の男女。
彼らは《オンリーシルバーフィッシュ》の本当の名前を知るため、とあるミステリー小説の謎を解いてこの洋館を訪れた。その魚の本当の名前を知ることで、過去を振り返ることができると言われているのだ。しかし、魚の名前を知る権利が与えられるのは、たった一人だけ。
洋館の主の言葉に従い、その一人を決めるべく投票が行われることとなったのだが、そんな中、隣町から逃れた“殺人犯”が洋館に紛れている可能性が浮上し……
偶然居合わせた考古学者の青年を巻き込み、物語は誰もが予想できなかった結末を迎える。

スマートボーイズでは、本番直前に行われたゲネプロでの熱演ショットをお届けします。

マーティズ役／松田凌さん

ベントー役／伊万里有さん

新聞を読み、隣町で起きた殺人事件の犯人が近くに潜んでいることがわかり……

ペイトン役／神永圭佑さん

アーシュラ(高柳明音さん)の付き添いで洋館に来たペイトンは、頭の切れる青年

マーティズたちは、密かに殺人犯を捕まえようと結束(左:シンシア役／樋口日奈さん、右:クラリス役／清水葉月さん）

招待客が全員そろうと、まずは景気づけの乾杯

緊張感あふれる場面で、突拍子もないマーティズの行動に笑いが！

内気で自信なさげなベントーを演じる伊万里さんにも注目です！

マーティズが、細い腕を見せて虚弱体質を強くアピールする場面も

ベントーとペイトンが揉めているわけとは……!?

魚の名前を知る権利を得る人物を投票……それぞれの心の内が込められる

舞台となる洋館の中央には、巨大な水槽。幻想的なライティングが施されたそこを、洋館に足を踏み入れたキャストたちが興味深げに覗き込み、まるで本当に《オンリーシルバーフィッシュ》がいるかのように視線を送ります。

松田さんが演じるマーティズは、前作「ONLY SILVER FISH」のマシュー役とは違い、陽気でムードメーカー的な存在。振り切った表情と演技で場を盛り上げながら、クラリス(清水葉月さん)とともに紛れ込んだ“殺人犯”について推理を巡らせます。
つかみどころのない登場人物たちや、彼らの複雑な関係性、それぞれの思惑……誰の言葉も疑わしく感じてしまう緊迫感。いつの間にか物語はエンディングに向かっており、待っているのは、急展開と意外な真実――。見る者の探求心をくすぐる、複雑な謎を秘めた会話劇が繰り広げられるワンシチュエーションミステリーとなっています！

舞台「+GOLD FISH」は5月19日まで東京・紀伊国屋ホールにて上演。公演詳細は、Informationよりご確認ください。

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