2013-7-10

《POWER PUSH》5月のCBGKシブゲキ!!公演を大成功させたアミューズ所属の若手男性俳優による劇団プレステージが、今度は番外公演「PreFes.(プレフェス)」で、“女装オンリーのトーク劇『女戦』”と、“男だらけのコメディ『トーキョー・タイム・パラドクス』”と、両極端な演目にチャレンジ☆　キャストを代表して、猪塚健太さん＆株元英彰さん、原田新平さん＆高頭祐樹さんの4人に直撃！　5連続配信、第1回は……

左から株元英彰さん、猪塚健太さん、原田新平さん、高頭祐樹さん

【『女戦』ではガチで”女性”が目標です！】

――スマートボーイズで、CBGKシブゲキ!!初進出の『ゴーストレイト』を特集したところ、大反響でした！　ありがとうございました！　本公演を観て、スマートボーイズは劇団プレステージが東京ドーム公演を実現するまで、応援していくことを決めました！(笑)　今日は猪塚健太さんと株元英彰さん、原田新平さんと高頭祐樹さんにお話を伺います、よろしくお願いいたします！

全員　よろしくお願いしまーす！

――さてまず、前半公演のパンティーストッキング of Prestage Project『女戦(じょせん)』は、なんとキャスト全員が女装！　女装をする猪塚健太さんと株元英彰さん、どういうことなんですか!?

猪塚　はい、『女戦』はガールズトークをテーマに、”男には解らない女同士のリアルな会話”を目標とした作品を予定しています。しかし、僕らは”男”なので、それを目指すと言ったところで、やっぱり解らない部分が多いわけで(苦笑)。
そこは女性演出家の舘そらみさん(ガレキの太鼓)に力を貸していただいて、内側から女性になることを目標に、舞台上でリアルなガールズトークが出来たらなと思っています！　まぁキャストの5人中4人が女性役の経験者なので、そこはある意味”慣れて”はいるんですけど、でも今まで経験した”女性役”は今回目指すところの女性像ではないので、新たにゼロから作り直すつもりで取り組む意気込みです。

――内側から女性になる！　なんだか想像していたよりマジなノリで、気合い十分ですね。

猪塚　はい。正直、最初に「全員女装で」っていう話を聞いた時は、「いつもの感じで、女装して5人で芝居をやるんでしょ？」って簡単に考えていたんですけど、昨日キャスト5人と演出家の舘さんで集まってワークショップ的なものをやってみて、「それじゃダメだ！」と実感しました。
今までは物語の中の”色モノ”として女性役が成立していたけど、ガチで”女5人”の芝居をするとなると、生半可な女装じゃ1時間半の舞台は観てらんなくなるだろうなというのが分かったんですね。別にナメていたつもりはないけど、ちょっと気持ちが引き締まりました。

――自分たちの想像を、はるかに超える大変さを感じたと？

猪塚　はい。相当、ハードルが上がりましたね。

――なるほど～。株元さんはどういう心境ですか？

株元　あの僕、今まで劇団プレステージの舞台に4回立たせてもらってるんですけど、そのうち3回が女性役なんです。

――4月公演『ゴーストレイト』では、田舎で恋人の帰りを待つ幼馴染のカヨちゃん役でしたね。

株元　はい。なので正直今回は「男をやりたかったな～」って思っていたんですけど、公演中のチラシで自分の名前が女チームにあるのを知って軽くショックでした(苦笑)。
でもさっき健太さんが言ってたように、『女戦』では”色もの”ではない本気の女装に取り組むということで、僕も昨日のワークショップで気合いが入りました！
男の僕らがどこまで女心を表現出来るか分からないけど、とりあえず見た目から”女性”になることを目指して、お客さんに違和感なくストーリーに入っていただけるように頑張りたいです。

――見た目、しぐさから入って、さらに内面まで女になりきれたらなという感じですか？

株元　そうですね。

猪塚　一般に、男が女を演じようとすると、過剰に”女の動き”をしようとしちゃうんですよね。でも、女性だって胡坐(あぐら)もかくし、お尻もかくし、キタナイ言葉も吐くし(笑)、男とそんなに変わらないと思うんです。
それがなぜ”女性”に見えるかというと、フッとした時のしぐさだったり、発言だったりが女性だから……そう考えるとかなり奥が深いんですよね。分かりやすく声を高くするとか、女性っぽいポーズをすると、オカマちゃんに見えちゃうので、その加減が難しい。
今までのプレステージの作品の中にはなかった要素なので、『女戦』で新たな色というか、表現の幅を広げたいなと思うし、攻めの気持ちで「演出家さんも含め、キャスト5人本気でやろう！」っていうことでひとつにまとまりました。

――全員が女装をすると聞いて「女の子いっぱい、キャッキャ☆」みたいな軽いノリなのかと想像してましたが、そこまで本気だったとは！

猪塚　ストーリーは友人の結婚前夜のお話で、賑やかで面白い内容になる予定ですけど、演じる僕らは本気です！

株元　僕も「PreFes.＝お祭り」みたいな雰囲気で、和気あいあいと出来ればいいなと思っていたんですけど、今までのプレステージの舞台の中で一番難しいんじゃないかなって思うぐらい、プレッシャーを感じています。でも、4人が女性役経験者ってことで、演じてない人より、ちょっとは有利かなと思うんですけどね。

――ちなみに、やったことが無い1人というのは？

株元　園田玲欧奈(レオナ)さんです。背が高いし、肩幅広いし、声が低いし……一体、どんな”女性”になるのか、楽しみでもあり怖くもあり(苦笑)。

原田　身長190cmくらいありますからね。

高頭　188cmの女性って、バレーボール選手かトップモデルか、どっちかだよね。

――ヒールの高い靴を履いたら、約2mですね(笑)。

株元　その辺も見どころ？　……かもしれないです(笑)。

(つづく)

【猪塚健太プロフィール】
Iduka Kenta／1986年10月8日生まれ、愛知県出身。 CX「私が恋愛できない理由」(11年)、NTV「私立バカレア高校」(12年)、ミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」(11年)、小倉久寛ひとり立ち公演「チ･ヨ･コ･レ･イ･ト」(12年)などに出演。

【株元英彰プロフィール】
kabumoto hideaki／1989年4月27日生まれ、福岡県出身。TBS「ブラッディ・マンデイ」(08年)、映画「ボクたちの交換日記」(13年)、舞台「いい日、僕なり」(12年)などに出演。

【高頭祐樹プロフィール】
Takato Yuki／1982年5月20日生まれ、千葉県出身。TBS「深夜食堂２」、映画「サイタマノラッパー２～女子ラッパー☆傷だらけのライム」(11年)、「夜明けの街で」(11年)、舞台「READY,」(12年)などに出演。

【原田新平プロフィール】
Harada Shinpei／1986年4月15日まれ、神奈川県出身。TBS「ヤンキー君とメガネちゃん」(10年)、BEE-TV「女をオトす恋愛心理学」(10年)、秦建日子舞台「比翼の鳥」「らん」(11年)などに出演。

☆Information

劇団プレステージ番外公演『PreFes.』
■パンティーストッキング of Prestage Project
『女戦』
脚本・演出：舘そらみ(ガレキの太鼓)
出演：猪塚健太、大村学、春日由輝、株元英彰、園田玲欧奈
日程：2013/8/2(金)～8/11(日)
8/2(金) 19:00
8/3(土) 14:00 / 18:00
8/4(日) 14:00
8/5(月) 19:00
8/6(火) 19:00
8/7(水) 15:00
8/8(木) 19:00
8/9(金) 19:00
8/10(土) 14:00 / 18:00
8/11(日) 14:00 / 18:00
■プレイボーイ of Prestage Project
『トーキョー・タイム・パラドクス』
脚本：福田晶平
演出：今井隆文
出演：岩田玲、小池惟紀、坂田直貴、高頭祐樹、長尾卓也、原田新平
日程：2013/8/13(火)～8/18(日)
8/13(火) 19:00
8/14(水) 19:00
8/15(木) 15:00
8/16(金) 19:00
8/17(土) 14:00 / 18:00
8/18(日) 14:00 / 18:00
■会場
千本桜ホール(学芸大学駅徒歩1分)
住所：東京都目黒区鷹番3-8-11　3F
Tel：03-3715-4019
地図：http://www.senbonzakura.jp/senbon/map/
■チケット料金
前売 3,000円／当日 3,500円(全席自由・整理番号付・税込)
※開場は開演の30分前。
※未就学児童はご入場いただけません。
※車いすでご来場のお客様は、チケットご購入後、アミューズチアリングハウスまでお知らせください。
■チケット取扱い
＜チケットぴあ＞
http://pia.jp/t/ (PC・携帯共通)
0570-02-9999
・パンティーストッキング(Pコード:429-590)
・プレイボーイ(Pコード:429-592)
＜ローソンチケット＞
http://l-tike.com/ (PC・携帯共通)
0570-084-003
・パンティーストッキング(Lコード:39938)
・プレイボーイ(Lコード:39939)
＜イープラス＞
http://eplus.jp/(PC・携帯共通)
■公演に関するお問合せ
アミューズチアリングハウス
TEL:03-5457-3476(平日15:00～18:30)
■劇団プレステージ公式HP
http://amuse-gekipre.com/